日別アーカイブ: 2020年5月28日

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その4

△△日産自動車販売のK崎様からお電話を頂戴しました。

アシ3セット、いつになる??

あ、ありがとうございます・・・・m(_ _)m

の、納期が・・・・・・・( ゚_゚i)

スプリングテスター欲しいな~~~

そんなおカネ無いな~~~

以前にも何回か書きましたが世界に冠たる一級のスポーツカーの純正って
スプリングにプログレッシブレートを採用しています。

こんなんです。

progressive

全てのスポーツカーを知っているワケではありませんが2,000万、
3,000万クラスのコスト度外視のスポーツカーでもやはり純正では
プログレッシブレートのスプリングを採用しています。

それには確固たる理由があります。

以前はな~~んとなく漠然と直巻の方がエラいみたいな何も考えないで
直巻に交換していましたが自分でイロイロと勉強したり研究したり
わからなかったら世界のトップエンジニアに尋ねてみると改めて
工学的な裏付けの重要性に打ちひしがれます。

今でもまだまだ研究中です。

まだまだ勉強中です。

最終的には上のようなプログレッシブレートをHypercoがイチから
作ってくれるんです。

ただ、闇雲に作ったところで正解にたどり着くどころかゴルフで例えると
まるでグリーンの廻りのバンカーで何度も何度も叩いているようなモノで
カップインどころかグリーンに乗らないことすらあり得ることです。

で、まずは直巻を組み合わせて疑似プログレッシブレートを作ります。

こんなんです。

artificial

そしてまずは変化がわかりやすいNBでテストなんですがこれがまたまた
イバラの道なんです。

ちょっと替えてみるとイロイロと動きが変わります。

あ~~良くなったな、なんてンまいハナシはそんなにありません。

こっちが立てばアッチが傾く、みたいな連続です。

運動性を立てれば安定性が立たない

曲がるようにすると粘らない

キビキビさせるとブレーキ効かない

ま~~~~排反事象との戦いですよ。

でも楽しいです。

工学的な立場で外堀を埋めるように一つ一つツブしていくとこれがまた
意外とンまく行くんですね。

でもスプリングテスター欲しい・・・・。