へ~~~知らなかった。
ベトナムってコロナの死者数が0なんだそうな。
ニュースを見ていると感染者だけでなく濃厚接触者の徹底した隔離政策に
あるらしいですね。
日本では第2波が危惧されてあっちゃこっちゃでクラスターが出ていますが
ベトナムの対策を見ているとさもありなんってカンジです。
Hypercoの技術ディレクターのMr.Hとココんトコ頻繁に
やり取りをさせて頂いておりますが何か申しわけ無いキモチです。
一度に何百本って買えるほどじゃない弊社とキチンと向き合ってくれます。
ありがたいです。
もちろん計算で算出できるんですが計算通りに行くとは限りません。
イチから開発していると当然のハナシです。
最終的にはプログレッシブレートの非線形特性の曲線でスプリングを
Hypercoで作ってもらうんですがその前には課題が山積です。
こんなカンジでまずは疑似プログレッシブレートを作っているんです。
こうやって書くとカンタンそうですが実践はとてもとてもタイヘンです。
そりゃそうです。
他社さんがやっているように単一レートだけだって選定は大変なハズです。
それを3本のスプリングを組み合わせて疑似とは言えプログレッシブレートを
作り出すんです。
3本の異なったスプリングを組み合わせるんですけど、1本間違っただけで
トータルでは失敗ってなるんです。
つまり3本全てが正解じゃなきゃダメなんです。
レートだけじゃないですよ。
自然長だってあります。
さらにもっとあるんです。
天文学的な組み合わせになります。
例えばイロイロと計算した結果このスプリングにしようって決めたとします。
単純にレート、自然長、ストローク、線間密着長、4つあります。
テスト、検証のため一つ上の数値と一つ下の数値を試すとします。
そうなると3X3X3X3=81通りです。
それが3本あるから81X81X81=531,441 通りです。
フロントとリアがあるから・・・もうヤめときます。
スプリングだけで2,800億通りあるんです。
こんなんテストし切れるワ~~~けがありません。
弊社が工学的なアプローチをする最大の理由がココにあります。
ちょっとスプリングを替えてみて・・・なんてことがいかに・・・・
ヤめとこう。
紳士たるふるまいに務めなければ。
決して安くは無い弊社の製品をお買い上げ下さってとても長~~い納期に
じっと耐えて下さってその先に待っている大きな感動を与えられるために
できることを全部やっています。
こんなこと99%は理解されないと思います。