ココんトコ、デフ脱着やアシとか重作業が多くて筋肉痛です。
コレ、Hypercoの1,400Lbs、つまり24.6Kg/mmです。
サーキットだけのことを考えるとこっちの方がイイんです。
ただストリートではちょっとした段差でもエラいことになります。
弊社が一貫してず~~~っと掲げていることにストリートでの快適性が
あります。
タイム命ってクルマ、過去に何台も作りましたよ。
ドンガラ、バルクヘッド貫通溶接ロールバー、アンダーコート剥がし、
エアコン等快適装備ナシ、車高ペッタペタ・・・・など。
その先に待っていることを否応ナシに思い知らされました。
先週アメリカに行った時にいつも大変お世話になっているトラストの
アメリカ法人GPPに行って住野社長とイロイロと意見交換をして
とても興味深いハナシもたくさん教えて下さいました。
北米での90Supraの評価だったりZ34の新情報だったり。
90Supraのハナシ、関係者もいっぱいいるでしょうからココでは
ヤめときますが早くも今年マイナーチェンジを余儀なくされているそうで
馬脚を現してしまったようです。
R35と同様に基本設計の失敗を電子制御でゴマかすと言うアプローチ、
真のスポーツカー好きには受け入れられなかったんだと思います。
違うかもしれませんが弊社はそう感じます。
GPPの住野社長もZ34の基本設計の秀逸さを高く評価しておられて
Z34に乗っている人は意味を良くわかっていますよねって好評価で
これからまだまだZ34V36には多くの可能性が残っていることを
再確認できました。
で、その一方のZ34V36ですが車体がムダに頑丈なこと、特に
アシ関連やそれを支えるフレーム廻りがとても頑丈なので
スプリングを始め小変更が顕著に現れやすいんです。
1,400Lbs、つまり24.6Kg/mmはムリっぽいな~~って
半ば諦めていましたがココでもやはりSEMAで得ることができた
テクノロジーで具現化できるどころかもっとイケそうなんです。
快適性を確保しながらより高い運動性を追求する
書くとカンタンですよ。
実践するのはそれはそれはとてもタイヘンです。
ぐしゃぐしゃにひっ絡まった糸クズのカタマリを丁寧に1本1本解いて
行くみたいに一つ仮設を立てては検証する、そんな繰り返しです。