で、ナニが積極的なメインテナンスなのか?ってハナシです。
純正サクションパイプにヒビが入ってエアが漏れるようになるとエアフロで
計測された空気量と実際の吸入空気量が違ってくるので確実に調子が悪く
なるんですが初期はなんとなくレベルです。
モンダイはサーキット等の全開時です。
ECUはエアフロで計測した流入空気量で判断し適切なA/Fのガソリンを
EGに送り込む事になっていますがエアフロの後にあるサクションパイプで
エア漏れが起きるとパイプ内は負圧になっているのでその亀裂から空気が
EGに入ることになります。
つまりA/Fが薄くなってしまいます。
純正はナニかがあることを想定しているのかしてないのかハナからA/Fが
濃く設定してあります。
ECUを書き換えしているとさらに薄くなるので亀裂の具合によっては
かなり危険水域となります。
初期症状としてはノッキングです。
でもどれがノッキングなのかおわかりにならないですよね。
重篤化するとEG壊します。
で、メインテナンスってハナシです。
フツーは、あ、割れちゃってますね~~新品に交換しましょうです。
それではわざわざ毎日こうして弊社の開発日記をお読み下さるお客様に
申し訳が立ちません。
そもそも純正のヒダヒダ、メーカーが考える長所はご紹介しました。
緩衝作用と負圧でツブれないための補強です。
それはそれでメーカーはちゃんと考えています。
ただ、この手のネタで毎回のように書いていますがやはりそれなりです。
性能、パフォーマンスと言うよりもとりあえず5年または10万キロは
無事に走ってねって設計思想です。
中を見てみるとやはりこうなっています。
Reynolds数が小さい流入空気にとってコレは良くないです。
ココで有効径が小さくなることが容易に考えられます。