日別アーカイブ: 2015年11月23日

Z34エアロアナライズドサイドスカートネタ、その2

弊社が提唱させて頂いております空力の効果、お客様が実感して下さいます。

空気抵抗を減らし、ドラッグを低減させながらもダウンフォースを稼ぎます。

これも書くとカンタンですが、実践はとても大変です。

もともとはサーキットでの安定性、ロードホールディング性の向上です。

一般道、特に高速、さらに雨だとその恩恵はどんどん大きくなります。

弊社フロントバンパーだけでも、高速走行時では充分に体感できます。

そして、フロントフェンダー、リアディフューザーとドラッグに悪影響を
与えることナシにダウンフォースを稼ぐことに成功してきました。

ドラッグが増大しないと言うことは、最高速が落ちにくいんです。

とかくエアロパーツをつけると最高速はガクっと落ちてしまいがちです。

ナニがが効果的かと言いますと、まずは悪さをする空気を取り除きます。

これも以前に何回かご案内させて頂きましたが、タイヤハウス内の乱流です。

fenderairflow

コイツが車体の前部を持ち上げてしまって、高速走行時にフラフラします。

この悪いヤツを取り除くために、弊社のエロいフロントフェンダーには
エアアウトレットインナーが付きであることは何回もご紹介させて頂きました。

で、更にサイドスカートです。

sideskirt2

フロントアクスル後部でぐちゃぐちゃになっている空気だまりは
車体下部に潜り込もうとします。

さらに車体後部を持ち上げようとして悪さをしてしまうんですね。

その諸悪の根源をサイドに抜く、そんな構造になっております。

せっかくなので、一粒で2度オイシイことを空気にさせます。

手前のカーボンピース部品、ただのファッションやイロモノではありません。

リアのタイヤクーラーダクトです。

タイヤがタレるのをできるだけ遅くしたい、それだけです。

で、その空気ってその後どうなんの?

と言う疑問は沸いてきます。

ホントはリアバンパーにガッツリ穴を開けることが空力的には正解です。

でも、Z34をあんまり下品にしたくないんです。

できるだけさりげなく、上品に行きたいです。

と言うワケで、リアの空気はリアアンダーディフューザーで上手く抜きます。