日別アーカイブ: 2015年11月9日

世の中のトレンドに逆行しているようです、ネタ

売れっ子のタレントみたいな分刻みのスケジュールです。

違うところは売れていないところですけど。

会うエージェントみんな同じように先週のSEMAショーの話題です。

弊社も10年くらい前にSEMAに行きました。

ともかく物価の高さにビックリしたモンです。

期間中は、ホテルなんか軒並み通常の3-5倍の価格。

今なんか円安も相まって、1泊7,8万はしそうですね。

フツーのホテルですよ。

弊社が最近、いっぱいいろんな物を買うので、業者が寄ってきます。

こんなモン扱ったらどうだ?

って持ってくるのは、ほとんどイロモノ。

去年も一昨年も書きましたが、台湾のAMPAと言う自動車部品見本市、
上海のオートショー、トレンドはブレーキでした。

高性能なコンピュータNCマシンが中国で量産されるようになって、
たくさんの地方の零細工場が、ブレーキキャリパーをアルミの塊から
切削加工によって作り出せるようになったようです。

4ピストンキャリパーが1個、数千円です。

日本にも既にいっぱい入っていますね。

お世話になった、とあるショップさんに頼まれていくつか仕入れました。

NDロードスター用のブレーキキットを作りたいんだそうです。

APを始め、BREMBOやPFCの経験が豊富な弊社にしてみれば
中国製のキャリパーを装着した車両で、テスト走行のために実走すると

無いわ~~~

しか無かったです。

弊社にとっては、フィーリングが悪すぎました。

フィーリングって、数値に表せません。

お客様が、実際に装着してみて初めてわかってしまう領域です。

その時に、

安いんだからしょうがないよ

ってなるのか、

こんなハズじゃあ無かった

になるのかは、お客様次第です。

ま、少なくともサーキットじゃ使い物にならないでしょうね。

じゃあストリートじゃイイのか?

ってハナシなんですけど、いくら安いからと言ってそこそこはするでしょう
ブレーキキット、おカネをかけて純正よりどれだけ良くなったの? です。

お客様のニーズは多種多様です。

20インチのホイールいっぱいのブレーキディスクに、ヘチマみたいに
巨大なブレーキキャリパーじゃなきゃイヤだ、と言うお客様もいます。

もちろんお止めしません。

大切なおカネを投資するお客様が決めることです。

そう言うお客様は弊社には来ないだけのハナシです。

弊社に期待を寄せてくれる多くのお客様に、期待以上の結果を返したいです。

フィーリングが悪いなんてハナシになりません。

弊社のブレーキキット、軽量化について語ってきたことが多かったです。

わかりやすいからです。

フィーリングについては、言葉では伝えきれません。

弊社の広報車を試乗してみて下さい。

ここまでは、いつもと同じハナシですいません。

弊社のお得意様のM岡さんに、鈴鹿やセントラルでテストをしてもらって
今までに弊社が気がつかなかったことを指摘してもらいました。

今回、APでイロイロと相談させてもらいました。

ENDLESSさんも惜しみなくノウハウを伝授してくれます。

何か上があるはずだ

の精神で、

効いてアタリマエ

鈴鹿や富士で30分のフルアタックでもOK

圧倒的なバネ下の低減による乗り心地の向上

あと2つほどあるんですが、先日も書かせて頂きましたが
もうちょっと待って下さい。

ある程度、具体的な形をご紹介できるようになってから披露します。

アイデアだけ書いちゃうと、先にやられてしまいますから。

今までのブレーキキットには無かった発想だと思います。

ま、そんな弊社の拘りのハナシをエージェントにするとイロモノを
弊社に売りつけようとすることは、とりあえずは諦めたようです。

と思ったら、

そ言えばホイール作らねぇか? 1個1万でイイぞ

だって。

この2時間のムダな時間を返せ!