もうタイヘンです。
調子悪いからって、寝ているワケにも行かず、です。
ただ、どんどん遅れて行ってしまうことをできるだけ避けたいんです。
先日のスーパーオートバックス神戸さんのイベントでも、
とてもお客様のご期待が大きかった製品があります。
9月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントでは、
せめて、製品のプロトタイプを出さないとマズイです。
クイックレリーズステアリングボス
です。
やっぱりです。
いつになんの?
いくらになんの?
そりゃそうですよね。
最近、開発のネタが少ないのは、実はそれが原因です。
既存の製品にご満足をしていらっしゃらないからこそ、弊社の製品に
大きな期待を寄せて下さっていることと推察されます。
現時点で、一般的に手に入る製品よりもずっと上を目指して開発しています。
時間もかかれば、おカネもかかります。
カンタンに安請け合いして、エラい怒られています。
それでも、ご縁があって弊社の製品を選択して下さるワケです。
お客様の声をお聞きしていますと、
すぐにガタが出てくる
ゴツ過ぎ、かなり重いんじゃないの?
ステアリングの位置が純正とかなり異なって、違和感を感じる
だいたいこんなカンジです。
ガタが出るってのは、材質が悪いのか、そもそも精度が悪いのか。
はたまた両方なのか?
ステアリングホイールって、とても重要なマンマシンインターフェースです。
クルマを運転している時に、ドライバーと一番接しているのがシートで、
その次がステアリングホイールです。
スポーツドライビングをしていて
これは気持ちイイ
ってなるのか
なんだかな~~~
になっちゃうのか。
だからこそ、弊社はステアリングとステアリングのボスを開発しています。
王社長と急遽、打ち合わせで台湾に来ています。
まず、ステアリングとボスを連結するところ。
通常は、スペーサーやアダプターを使います。
そうなると、クイックレリーズステアリングボス自体は1種類で済みます。
でも、スペーサーやアダプターの分、部品点数増えます。
スペーサーやアダプターを留めるためのボルトも増えます。
重くなります。
ホーンボタンも、ステアリングホイール本体に、アダプターを使って
固定する方式なんですが、これもイヤです。
精度良く作れば、1ピースでできるんです。
部品点数が少なくなるので、軽くなります。
アダプターやスペーサーが必要無くなると、ガタの原因も減ってくれます。
イイトコ取りなんです。
たった一つの欠点は、時間とおカネがかかることです。
それでも、ちゃんとケツは決めます。
9月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントに間に合わせようと、
王社長にお願いしてきました。
作りモノはタイヘンなんです。
それでも、お客様が
サーキットコンセプトにして良かった
って、感じて下さるような製品作りに、毎日のように奔走しています。
もう、明日には帰ります。