昨日の日曜日にはturboNBのコンプリートをご依頼下さるS様が
半年ぶりにお越し下さって進捗状況を含めイロイロと協議を重ねました。
S様のご要望って至ってシンプルです。
筑波の本コースを今までいくつか経験してきたNB改よりもずっと楽しく
ずっと耐久性があってワクワク乗り続けられるように、、、、です。
希望を言えばベストを1〜2秒縮められれば、ってことです。
書くとカンタンですけど奥はとても深いですよ。
でも弊社は必ず結果でお返しします
弊社のturboNBプロジェクト、ちょくちょくお問い合わせはあります。
何馬力出ますか?
何秒出ますか?
何年もちますか?
価格は?
お客様にとっては切実だとは思いますが弊社の答えは今のところは
やってみなけりゃわかりません、としか言いようが無いです。
ホントはわかるんですけど。
やっぱりこう言う無機質な工業製品を媒介した世界ってこうなりがちです。
ハナシがチゲ〜〜よ
この開発日記をご覧下さる中にもいっぱいいらっしゃると想います。
S様は今年の2月だったカナ? 初めて弊社にご連絡を頂戴しましてそれ以来
ご相談を重ねたり弊社のNBに乗って頂いたりと、とても信頼関係も構築して
敢えて多くを語らなくても意思疎通がスムーズにできるようになりました。
コレってカンタンそうですがとても難しいことです。
ところで、何でturboNBのネタが今シーズンを真剣に考えるって
ネタになるのか? っつ~~ハナシです。
そもそも何でturboNBなん??
それには確固たる理由があります。
い~~~~っぱいいろんなクルマに乗ってきてZ34は別としてもう一回
キチンと作り上げて楽しんでみたいって真剣に想ったクルマです。
現在の弊社のテクノロジーでどんな楽しいクルマができるか?ってのにも
自分自身でとても興味があります。
さらには練習機として多くのお得意様の運転技術向上に大きな役割を
果たしてくれると考えております。
って言うのもNB後期は特にハンドリングがとても素直なんです。
練習には最適って言いたい所なんですが最大にして致命的な欠陥が・・・・
遅すぎる・・・・・パワーが無さすぎる・・・・んです。
結論から書きますと、アシとブレーキをキチンとやって車体もしっかりと
仕上げると余計にパワー不足を感じてしまいます。
袖ヶ浦や筑波の本コースでお得意様と一緒に運転技術の向上を目指すような
パッケージのためには250~300馬力くらいは必要だと感じています。
筑波の本コースでは80Rや最終をいかに踏んでいけるか? ってのが
運転技術の次へのステージへのとても大きな一歩だと考えています。
どうしてもZ34だと敷居が高いです。
タコったら??? って考えるとどうしてもビビリミッターが作動して
ついついアクセルを開けられない日々がダラダラと続いてしまいます。
NB後期だと割とカンタンなんですね。
繰り返しになりますが80Rや最終でアクセルで曲げられるようになるには
最低でも250馬力くらいは必要と弊社では感じたんです。
コレができるようになればもちろんZ34でも応用は十分に効きます。
今までビビリミッターが発動していたのに自然とリミッター解除です。
アクセルを抜いていたところを踏み抜けるようになれば運転技術も
2ステージくらいはステップアップです。
ここまで書けばもうおわかりだと思います。
タイムは自然と縮みます。