日別アーカイブ: 2020年10月2日

シーズン開幕~~~からの~~~~~ネタ、その2

某ドイツ製コンパクトスポーツカーのアシとブレーキを弊社で開発させて
頂くことになったハナシの続きと言いますか補足と言いますか。

やはりNBロードスターでの実験はNBだけでなくもちろんZ34V36や
コンパクトスポーツカーにも応用が充分に効くんです。

つまり基本を抑えるってことです。

経験だけは弊社同様にムダに長いC君もこのアシはタイム出てるからって
たったそれだけの理由でススめられた数多くの後悔をイヤと言うほど
経験しているようですし、もうブレーキに関しては弊社製以外には
選択肢が見つからないとのことです。

アシもブレーキもやるべきことはわかっています。

いつもココで書いてきましたが買って楽しむのはお客様です。

どんなお客様がお乗りになるのかわからなくても懐が深く乗りやすい
セットだと結果的にガンガンに踏めて楽しいクルマになるんです。

弊社1号機を富士の本コースでテストした時にNEOVAで1.2Gを
叩き出したハナシは何回もさせて頂きました。

まずは1.3Gを出すために安易にタイヤのグレードを上げてはいけません。

そりゃそうです。

タイヤの摩擦係数、つまりグリップ力で減速Gが上がっただけのハナシで
弊社のテクノロジーつまり技術的になんら上がったワケではありません。

NEOVA同等のラジアルタイヤで1.3Gいやもっと上を目指すためには
やるべきことはわかってきました。

フロントはコレ以上の容量アップは無意味です。

ABSのタイミングが早くなるだけのハナシです。

ポイントはリアなんですがそれ以上に大事と言いますか効果的なことも
NBの実験で確信に変わりました。

リアのブレーキ容量を闇雲に上げたってダメですよ。

それこそABSの誤動作を誘発するだけのハナシですから。

チームサーキットコンセプトメンバーを始め一般の弊社のお客様が
ドッカ~~ンってブレーキを踏んでもギュッって止まるイメージ
具現化するためにあることを導入しています。

何も考えずに蹴っ飛ばすようにバカ~~ンてブレーキを踏んでも
予想以上にスッと止まるようなブレーキのシステムとセット、
もう少しです。