日別アーカイブ: 2020年10月5日

今シーズンをいかに有効に過ごすか? を真剣に考えるネタ、その3

シーズンが始まって今シーズンからチームメンバーとなり弊社練習会に
ご参加下さるお得意様も増えてきました。

とにかく楽しく走って欲しい ただただそれだけです。

おカネかけて時間を費やして楽しくないってのは悲惨です。

楽しければ次の課題も見えてきますし目標も立てやすいですから。

ただ、楽しい楽しいだけでもイイんですがせっかくですから運転技術の
向上も達成できればもっと楽しくなりますしストリートでさえもとても
有効だと想いますし安全性だって向上すると弊社は考えています。

純正、または純正状態に近いZ34V36は残念ながら楽しく練習するには
不向きなんですね。

実際に走ってみればおわかりになります、って何回も書いてきましたが
先日、弊社お得意様に言われたことがあります。

ダメなことが多分2つも3つもあると思いますが区別が付きません

な~~~~~るほど

なるほど、そりゃそうですね。

こうやってエラそうに書いていますが弊社だって思い返してみると何回も何回も失敗していますから。

失敗が無いとその先の成功は無いって弊社では何度も経験してきました。

一発目からイイ物できた

じゃあやっぱりその程度のレベルなのかなって感じてしまいます。

それではいつもと逆のアプローチで探って行きたいと思います。

冷却系をフルにやったんだけどそれだけって仮想Z34でコースインしたと
バーチャルを想定してみたいと思います。

やっぱりわかりやすい富士ショートですね。

富士や鈴鹿や筑波の本コースよりもモンダイ点をあぶり出すのがカンタンです。

タイヤもアシもブレーキもパワーも冷却系以外は全て純正装着品を仮想します

コースインしてまずは1,2周はタイヤを温めます。

これからの時期は特に重要です。

これを忘れてしまって1,2周目で散ってしまったチームメンバー様が
3名いらっしゃいます。

大事な大事な儀式だと思って下さい。

ま、そのためのタイヤモニターなんですけどね。

で、タイヤが温ったまったところで探りながら8割くらいで攻めてみます。

するとまず最初に感じることは 曲がんない です。

ココ

short1

ココ

short2

ココ

short3

ココ

short4

ワザとリアを出すような走りをしないとホントに曲がりません。

一言で書くとこの時点で楽しく無いんです。

楽しく無いどころかコーナーコーナーでクルマの向きが変わってくれるのを
待たなきゃ行けないような走りになっちゃうからとてもじゃ無いですけど
運転技術の向上とは行かないと弊社では考えております。

それでは仮想Z34の次の段階です。

弊社のアシ、スタビ、理想を書くとフロントだけでもピロを入れたいです。

そうなると走りは激変します

少なくとも以前よりはずっと楽しく走れるようにはなります。

ストリートでも高速で安定し、ちょっとした峠道だってとても楽しくなります。

さて、そうなると富士のショートではどうなるのか? ですね。

コーナーで向きが変わるのを待つ必要が無くなりますのでテンポが早くなって
かなりせわしなくなります。

タイムだって自然と縮まってきます。

そうなると痛感してくるのがシートとステアリングです。

ストリートをちょっとフッ飛ばすくらいなら横Gだって大して出ませんし
ステアリング操作だってそんなに忙しく無いでしょう。

それが富士のショートだと骨身に浸みます。

特に純正シートじゃ30分全開はムリだと思います。

40歳を超えてくると腰を痛めてしまいます。