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NBロードスターで徹底的にブレーキを検証し倒して、もちろんZ34V36にフィードバックするんですネタ、その6

お待ちになっていらっしゃるとても多くのお客様、ホントに申し訳ない
キモチでいっぱいです m(_ _)m

ま~~こんなご時世ですから待つしか無いんですけどホントにまいった。

世界的に似たような状況なんですけどリモートワーク、在宅、出勤は週に
1度か2度、そんな状況ですからま~~~ものごとが進まないです。

そもそも連絡してもなかなか返事も帰ってこないです。

1週間くらい経って忘れた頃に返事が来て先週は在宅だったって。

フツーなら1,2週間で手に入る製品も1,2ヶ月もかかっています。

もっとかかっているモノもあります。

世界的に生産性がかなり落ちちゃうと想うんですけど後になって自分たちに
ブーメランのように降り掛かってきてから慌てるんでしょうね。

仕方がないよ人間だもの  by  相田みつを

海外を相手にする長所と短所を思いっきり身を持って体験できます。

ちゃんとやれよ (`Д´)凸

なんてこっちが上から言おうモンなら

じゃあオマエのもうやんネェし ( ̄ヘ ̄) y~~~~

って言われるのが関の山なんです・・・・(T_T)

弊社みたいな浮き草が少額、小ロットで付き合ってもらえる弱みです。

グチってもしょうがないんですがグチりたくもなります。

先日アップしたコイツ。

tilton

ショックアブソーバーの時にも書きましたがなんでこんな特性になってるの?
固くしたり柔らかくしたりするとパフォーマンスはどう変わるの?? を
キチンと工学的に理解しないでやっても、またまた繰り返しになりますが
グリーンの周りのバンカーを叩きまくっているのと同じようだな~~って
弊社には思えてしまうんです。

そもそもなんでこんなモンが存在するの??

無いとどうなっちゃうの?

まずはソコからです。

 

 

NBロードスターで徹底的にブレーキを検証し倒して、もちろんZ34V36にフィードバックするんですネタ、その5

ブレーキに限らずアシでも何でも全てに当てはまりそうな気がします。

アシの方がわかりやすいですよね。

アンダーなんですよ~~~~

トラクションかかんないんですよ~~~~

今でも良く頂戴するご相談です。

ハード面だけでなくソフト面から両方のアプローチが大切だと考えます。

そのためにはまずキチンとしたセットで練習することって必須です。

ダメなセットでいくら練習しても上達どころかそもそも楽しくないです

ブレーキも全く同じです。

セットをキチンと出すことが必要条件でそのセットを生かす走りが
できるように練習することが十分条件だと考えます。

何回かご紹介していますが弊社の練習会で最初のテーマがフルブレーキです。

サーキットご経験者でもフルブレーキがまだまだって弊社では感じます。

割とカンタンなハナシで、どこからブレーキかけています? って言う
お客様の認識と現実の乖離が大きいのもフルブレーキングです。

だから弊社のテーマはこんなトコから踏んだら止まれネェよってトコから
フルブレーキングをして飛び出しちゃいましょう!ってハナシです。

こうやって書くと危険極まりないですね~~~。

良い子は安易にマネしちゃダメですよ。

弊社では飛び出してもアタらないクルマ作りとその状況で責任を負います。

そりゃそうですよ、アタっちゃったらハナシチゲ~~じゃんってなります。

それだけじゃ済みませんからね。

で、弊社に全幅のご信頼を寄せて下さるチームサーキットコンセプトの
メンバーがガンガンに飛び出していきます。

30分サル走りを何回かやっていくとその内に止まれるようになるんです。

何回かやっていくうちにオッ??ってのがわかってくるんです。

正常進化だと弊社は考えます。

コレまた何回も書いてきましたがスキーとテニスのおハナシです。

エッジをキチンと研いで雪温に合わせたワックスでちゃんとチューニング
された板で練習するのと、しばらく放ったらかしの板ではパフォーマンスは
全く違いますし上達だってもちろん変わってきます。

何と言ってもダメな板は楽しくないです。

テニスはボレーがわかりやすいと思います。

上級者はラケットをほとんど振らなくても球は速いしスライスまでかけるから
受ける方はとてもタイヘンです。

初級者はムダにラケットを振るしスイートスポットを外してボテッとした
遅い球になりがちなんですがそれがなかなかわからないんです。

で、よしゃあイイのに上級者、プロが使うようなラケットを買って
ガットも強く張ってますます飛ばなくなってきます。

かなりどハマリした2つのスポーツで学びました。

扱いやすい方が上達の近道

クルマも全く同じアプローチを弊社は採っています。

ドカンとフルブレーキングをしてとっちらかっちゃうようなクルマでは
とてもじゃないけど安心して練習なんかできないと弊社は考えます。

 

NBロードスターで徹底的にブレーキを検証し倒して、もちろんZ34V36にフィードバックするんですネタ、その4

コレ、パール富士っつ~~んですって。

perlFuji

美しいですね。

山梨県忍野村がコンテストをやっていてグランプリには30万の賞金
出るらしくてプロアマ問わずとても人気のあるイベントらしいです。

ところがです。

今年受賞した作品に物言いが付いたってニュース、興味深いです。

pearlFuji2

より美しいパール富士の画像を撮影したいってプロアマ問わずとても多くの
愛好家がチャレンジを続けているそうです。

そりゃ天気が悪かったらダメでしょうし富士山の頂上に月が見えるような
天文学的見地の位置関係や時刻っておのずと決まってきます。

だから撮影場所すら取り合いらしいです。

そんな中、今年グランプリを取った画像に合成疑惑が出てきたらしいです。

pearlFuji3

主催者の忍野村の担当者がグランプリ受賞者に確認したところこんな回答
だったそうです。

合成じゃない、二重露出と言う技術だ

なるほどね。そう来たか・・・。

まぁ人様のことに言及することすらはばかられるほど写真撮影に関しては
ズブのどシロートですからコレ以上の言及は控えておきますが、皆様、
どうお感じでしょう???

繰り返しになりますがブレーキバランサーを否定しているワケではありません

NBturboに実際に搭載してその有効性をご紹介していきます。

大事なポイントがいくつもあります。

まずブレーキバランサーだけでブレーキのバランスは取れません。

何じゃそりゃ w|;゚ロ゚|w

ってハナシですがご説明するのってとても難しいんです。

アシも似ています。

優れたショックアブソーバーだけでアシのセットは決まりません。

弊社が常日頃ココで提唱しているトータルバランス、いかに重要かってこと
まずは認識してからじゃないとグリーン周りのバンカーを叩きまくって
そのうちにイヤになっちゃって・・・・ってカンジです。

キチンとした結果につながるためには必ず工学的なアプローチが必要です。

弊社ではそう考えています。

 

NBロードスターで徹底的にブレーキを検証し倒して、もちろんZ34V36にフィードバックするんですネタ、その3

昨日のネタの続きです。

ブレーキのプロポーションバルブ、通称Pバルブが悪いって言ってるんじゃ
無いですよ。

APにはもっとツッ込んだ説明があります。

CP3550

アメリカのサイトには前後ブレーキバランスとPバルブ、バランスバーの
解説も見あたります。

この記事では、野心家なオーナーが安易に手を出すべきではないって
元も子もないような断罪をしていますが弊社的には言い得て妙です。

 

stoptech

そもそもPバルブって何のためにあんの? バランスバーとどう違うの?

純正にも必ず付いているPバルブと社外品はどう違うの?

ブランドによってどうパフォーマンスが違ってくるの?

弊社ではFDですっかりどハマリした分だけイタイ目を見てきました。

ポン付けしてダイヤルをチョコチョコ回したくらいでは到底セットなんか
出ないどころかタイヤとガソリンとブレーキパッドを消耗して、おカネと
時間を垂れ流してグリーンの周りのバンカーをウロウロするだけって言う
表現をさせて頂きました。

最近、具体的な数値を書かなくなりました。

理由は何回も書いてきましたがソコだけサル真似しても・・・・って事です。

ここ数ヶ月で最も多い問い合わせがQuantumのショックアブソーバーで
ショックアブソーバー単体だけ売って欲しいってのが大半です。

リアのショックアブゾーバーだけ売ってって問い合わせもあります。

もちろん全部お断りしています。

Quantumってほとんどの人に馴染みがないとは思います。

ググってみると、ま~~日本では評判悪いです。

世界的にとても評価が高くフォーミュラでの実績もとても多いブランドが
なんで日本だと評判が悪いのか??

イギリスでは社長のMr.Mもこのことはとても良くご承知でとてもとても
嘆かわしいことだといつもボヤいています。

理由はとてもカンタンで単純ですが今回はブレーキと言う観点から違った
角度で表現してみます。

NBロードスターで徹底的にブレーキを検証し倒して、もちろんZ34V36にフィードバックするんですネタ、その2

アシ廻りやブレーキやEGパーツ、いや、何でも当てはまりそうなハナシで
パーツをポン付けしてそのパフォーマンスに期待に胸とアソコを膨らませて
納車されたクルマに乗って・・・アレ??ってご経験、アルアルですね。

純正以下の性能しか持っていない製品が多いのも確かです。

しか~~し。

せっかく高い性能を備えたパーツもセットする側の能力不足でとてもとても
残念な結果になってしまったことってのも少なくないんです。

もったいないです。

ブレーキバランスなんて最たるものの一つです。

そもそも前後ブレーキバランスの重要性ってほとんど見かけたことありません。

ま、弊社が見たこと無いだけなのかも知れませんが。

NB後期ロードスター、ブレーキ周りの構成部品はもちろんメーカーが
巨費を投じてキチンとバランスを取っています。

パーツを交換するということはそのメーカーが取ったバランスを良くも悪くも
崩してしまうってことです。

その認識が無いままポン付けしてもま~~イイ方向なんかに行かないですね。

それなのにこのパーツ使えネェってハナシ、とても良く見かけます。

弊社がかねてから主張しているクラッチとABSなんかとても良い例です。

さて、NBにハナシは戻します。

195/65R14なんてタイヤに100馬力程度のパワーと言う組み合わせ
飛ばしたくたってそんなにスピードも出ません。

山道、峠道の上りなんて面白くともなんとも無いでしょうね。

タイヤをハイグリップにしてturbo化してQuantumなんて
高級品をオゴったらスピードもずっと出ますしコーナーだって
ずっと速く駆け抜けられますしとても楽しくなります。

しか~~し。

そうなるともちろんブレーキ能力は圧倒的に足りなくなってきます。

で、まずはフロントを梅とは言えAP化です。

過去の経験上、コレでもソコソコ行けます。

もちろん一つ一つデータを蓄積してココでご紹介していきます。

富士の本コースストレートで何キロ出るのか?

ストッピングパワーは何G出るのか?

こう書くとカンタンそうに聞こえますがそりゃあタイヘンですよ。

そう、やはりABSのモンダイはMAZDA社にだってあります。

FDでさんざん経験を積みました。

ホントにどハマりしましたから。

でも、どハマりした分だけとてもとても詳しくなりました。

そして昨日ご紹介したようにさらなるストッピングパワーを求めて
リアの大口径化です。

ここからが迷路の入り口です。

つくづく純正って良くできてるな~~~って感じる一瞬でもあります。

タイヤがハイグリップになっている分、フツーはわかりにくいですが
雨の日とかサーキットのフルブレーキングでは顕著にあらわれます。

ABSモンダイ

で、次にはコレに手を出します。

tilton

もうアリ地獄の一丁目ですね。

NBロードスターで徹底的にブレーキを検証し倒して、もちろんZ34V36にフィードバックするんですネタ、その1

え~~またロードスターネタ~~~ ( ̄~ ̄;)

ま~~そうおっしゃらずにお付き合い下さい。

コレ、ヤフオクで落札したNCロードスターのリアキャリバーです。

NCrear

ナント!! 1個2,200円でした。

MAZDAロードスターって4世代あります。

NA.NB.NC.ND 現行はNDです。

わかりやすいネーミングですね。

4世代中最大のNCは2,000ccでナント3ナンバーです。

まんまS2000のデチューン版で評判が良くなかったモデルです。

だから安いんです。

でも車体がデカい分ブレーキもデカいです。

ココで一つギモンが湧いてきます。

なんでAPじゃ無いねん!!??

ですよね~~~。

もちろん意味があります。

フロントはもちろんとりあえずのAPの4ピストン(今ンところは梅グレード)
にAPの梅ローターです。

で、リアなんですケド最大の障害が機械式のサイドブレーキです。

APにも機械式のキャリパーはありますがソコまでおカネをかけられません。

とは言えフロントに合わせたバランスってとてもとても重要です。

ブレーキに関してはトップレベルの技術を認めて下さっております。

1ランク? いや2ランク上のブレーキバランスを手に入れるために
やりたいことっていくつかあるんです。

大絶賛を頂戴している弊社のブレーキキット、リアをイチから見直して
難しいと言われているZ34V36のブレーキバランスに敢えて挑んで
さらなるストッピングパワーをご提供したいと考えております。

そのためのNCロードスターなんですけどね。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その10

マツコの知らない世界、ご覧になっている人もいらっしゃると思います。

もうビックリしましたね。

心霊ビジネス

なんだそりゃ w|;゚ロ゚|w

これからの季節って納涼も含めて写ってはいけないものが写ってしまった
みたいな番組をTV等でやることも多いです。

ほとんど作りモンだったとは  ▄█▀█●

すっかり騙されていました。

おカネが無い舞台俳優とかが制作費1~2万で作っちゃうんだそうですね。

で、デキがイイとTV局とかが買ってくれて2次使用料ってのがTV放映
一回につき5万くらい支払われるそうです。

ヒット作って1万回以上も使われるらしいです。

もうそれで5億円。

TVで良く見る心霊動画って確かにありますからね。

で、それを専門としている業者さんがあって、ボロ儲けらしいです。

なんだかな~~~ ┐( ̄ヘ ̄)┌

この時代、騙される方が悪いのか・・・・?

TVや新聞や雑誌って我々のような世代は信頼の情報ソースでした。

でしたっつ~~のはもはや過去形です。

今からでも遅くないと思いますけどね。

1社くらいは視聴率、売り上げを二の次で本当に真実だけを伝えるような
ホンモノの媒体を目指すようなメディア、無いんでしょうかね~~~?。

つくづく想います。

このザマ、我々の業界だけでは無かったんだ。

お預かりのお客様の車両の下に潜りながら痛切に感じさせられました。

世界を回ってホントに感じます。

日本って詐欺大国・・・・・・なのかもしれない・・・・・。

ニセ物ニセ物ニセ物ニセ物

ホンモノだって信じて疑わないで買ったお客様が不憫で不憫で。

 

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その9

コレをillustratorで書こうと思ったんですが・・・ムリでした。

twinsprings

っつ~~ワケで安易に画像を使うことにしました。

ハナシをカンタンにするために20Kgのメインに10Kgのテンダーを
組み合わせたとします。

画像は違いますよ。

ハナシをカンタンにするためです。

20Kgの荷重を上からかけたとします。

twinsprings2

すると作用反作用の法則って物理のリクツでメインにもテンダーにも
20Kgずつ荷重がかかるんです。

twinspring3

20Kgのメインスプリングは20Kgかければ1mmストロークします。

10Kgのテンダーにも20Kgかかるので2mmストロークします。

合計で3mmですね。

20Kgの荷重をかけてトータルで3mmストロークするわけです。

つまり1mmストロークさせるためには6.7Kgの荷重ってことです。

だから10Kgのスプリングと20Kgのスプリングをつなげると
6.7Kgになるんです。

閑話休題って書くとカッコイイですけどスプリングのイラストが間に合わなかっただけのハナシです、ネタ

コロナよりも怖いのが人間だってとある評論家が言っていました。

みんなで一丸となって立ち向かおうなんてやっぱりスジ論なんでしょうかね?

アメリカもエラいことになっちゃっていますね。

トランプさん自爆です。

このままじゃ再選はムリっぽいです。

中国や台湾なんていまだに入国できません。

来月くらいにはナントカなるとは思いますがそれにしてもココ3、4ヶ月の
停滞ぶりは弊社はもちろんのこと弊社にご依頼下さる多くの業者さんにも
ご迷惑をおかけしています。

今後だってまたこんなことが起こることは十分に考えられます。

で、以前から考えていたミャンマーです。

myanmar

ミャンマー人ってマジメで堅実な人が多いらしく多くの自動車会社が
中国から工場を移転しているってハナシはココ2、3年でちょくちょく
報道されてきました。

弊社にとってはイイ物を確実にできるだけ安く手に入れたいって感じます。

今回の経験を教訓にリスク分散って考え方を弊社でも導入する必要があります。

ホントは台湾が近くてイイんだけどな~~~。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その8

そう来たか~~~。

jackie

やっぱり習近平さんの方が1枚も2枚も上ですね。

これで香港は陥落、そんな気がします。

次はとうとう台湾か? それとも尖閣か?

ハナシをカンタンにするためにまたまた10Kg,20Kg,30Kgの
自然長が同じスプリングを3本つなげたとします。

実は正確にはこうはならないんです。

progre1

わかりやすくデフォルメするとこんなカンジになります。

progre5

理由は自然長が同じでもBlockHeightが違うからです。

travel

同じ自然長でもTravelつまりストロークもこんなに違います。

だから同じ自然長を組み合わせるとイイ方向には行かないんです。

昨日もご紹介したこのアンカーポイント。

progre3

今まで雑誌等のメディアで見たことありません。

何回か書きましたが車高調が語られる時ってバネレートと車高くらいです。

勉強して研究してそれでも足りなくて世界のトップエンジニアにご協力を
賜って雲が晴れるようにイロイロと見えてきます。

常にチャレンジングスピリットと開発魂を携えて前に進みます。