アシ廻りやブレーキやEGパーツ、いや、何でも当てはまりそうなハナシで
パーツをポン付けしてそのパフォーマンスに期待に胸とアソコを膨らませて
納車されたクルマに乗って・・・アレ??ってご経験、アルアルですね。
純正以下の性能しか持っていない製品が多いのも確かです。
しか~~し。
せっかく高い性能を備えたパーツもセットする側の能力不足でとてもとても
残念な結果になってしまったことってのも少なくないんです。
もったいないです。
ブレーキバランスなんて最たるものの一つです。
そもそも前後ブレーキバランスの重要性ってほとんど見かけたことありません。
ま、弊社が見たこと無いだけなのかも知れませんが。
NB後期ロードスター、ブレーキ周りの構成部品はもちろんメーカーが
巨費を投じてキチンとバランスを取っています。
パーツを交換するということはそのメーカーが取ったバランスを良くも悪くも
崩してしまうってことです。
その認識が無いままポン付けしてもま~~イイ方向なんかに行かないですね。
それなのにこのパーツ使えネェってハナシ、とても良く見かけます。
弊社がかねてから主張しているクラッチとABSなんかとても良い例です。
さて、NBにハナシは戻します。
195/65R14なんてタイヤに100馬力程度のパワーと言う組み合わせ
飛ばしたくたってそんなにスピードも出ません。
山道、峠道の上りなんて面白くともなんとも無いでしょうね。
タイヤをハイグリップにしてturbo化してQuantumなんて
高級品をオゴったらスピードもずっと出ますしコーナーだって
ずっと速く駆け抜けられますしとても楽しくなります。
しか~~し。
そうなるともちろんブレーキ能力は圧倒的に足りなくなってきます。
で、まずはフロントを梅とは言えAP化です。
過去の経験上、コレでもソコソコ行けます。
もちろん一つ一つデータを蓄積してココでご紹介していきます。
富士の本コースストレートで何キロ出るのか?
ストッピングパワーは何G出るのか?
こう書くとカンタンそうに聞こえますがそりゃあタイヘンですよ。
そう、やはりABSのモンダイはMAZDA社にだってあります。
FDでさんざん経験を積みました。
ホントにどハマりしましたから。
でも、どハマりした分だけとてもとても詳しくなりました。
そして昨日ご紹介したようにさらなるストッピングパワーを求めて
リアの大口径化です。
ここからが迷路の入り口です。
つくづく純正って良くできてるな~~~って感じる一瞬でもあります。
タイヤがハイグリップになっている分、フツーはわかりにくいですが
雨の日とかサーキットのフルブレーキングでは顕著にあらわれます。
ABSモンダイ
で、次にはコレに手を出します。
もうアリ地獄の一丁目ですね。