日別アーカイブ: 2020年6月6日

NBロードスターで徹底的にブレーキを検証し倒して、もちろんZ34V36にフィードバックするんですネタ、その2

アシ廻りやブレーキやEGパーツ、いや、何でも当てはまりそうなハナシで
パーツをポン付けしてそのパフォーマンスに期待に胸とアソコを膨らませて
納車されたクルマに乗って・・・アレ??ってご経験、アルアルですね。

純正以下の性能しか持っていない製品が多いのも確かです。

しか~~し。

せっかく高い性能を備えたパーツもセットする側の能力不足でとてもとても
残念な結果になってしまったことってのも少なくないんです。

もったいないです。

ブレーキバランスなんて最たるものの一つです。

そもそも前後ブレーキバランスの重要性ってほとんど見かけたことありません。

ま、弊社が見たこと無いだけなのかも知れませんが。

NB後期ロードスター、ブレーキ周りの構成部品はもちろんメーカーが
巨費を投じてキチンとバランスを取っています。

パーツを交換するということはそのメーカーが取ったバランスを良くも悪くも
崩してしまうってことです。

その認識が無いままポン付けしてもま~~イイ方向なんかに行かないですね。

それなのにこのパーツ使えネェってハナシ、とても良く見かけます。

弊社がかねてから主張しているクラッチとABSなんかとても良い例です。

さて、NBにハナシは戻します。

195/65R14なんてタイヤに100馬力程度のパワーと言う組み合わせ
飛ばしたくたってそんなにスピードも出ません。

山道、峠道の上りなんて面白くともなんとも無いでしょうね。

タイヤをハイグリップにしてturbo化してQuantumなんて
高級品をオゴったらスピードもずっと出ますしコーナーだって
ずっと速く駆け抜けられますしとても楽しくなります。

しか~~し。

そうなるともちろんブレーキ能力は圧倒的に足りなくなってきます。

で、まずはフロントを梅とは言えAP化です。

過去の経験上、コレでもソコソコ行けます。

もちろん一つ一つデータを蓄積してココでご紹介していきます。

富士の本コースストレートで何キロ出るのか?

ストッピングパワーは何G出るのか?

こう書くとカンタンそうに聞こえますがそりゃあタイヘンですよ。

そう、やはりABSのモンダイはMAZDA社にだってあります。

FDでさんざん経験を積みました。

ホントにどハマりしましたから。

でも、どハマりした分だけとてもとても詳しくなりました。

そして昨日ご紹介したようにさらなるストッピングパワーを求めて
リアの大口径化です。

ここからが迷路の入り口です。

つくづく純正って良くできてるな~~~って感じる一瞬でもあります。

タイヤがハイグリップになっている分、フツーはわかりにくいですが
雨の日とかサーキットのフルブレーキングでは顕著にあらわれます。

ABSモンダイ

で、次にはコレに手を出します。

tilton

もうアリ地獄の一丁目ですね。