アシを語る時の一つにスプリングがあります。
10Kg/mm 15Kg/mm 20Kg/mmってヤツです。
どんな数値にしろグラフに表すとこんなカンジの直線です。
それに対して弊社が追い求めているの特性は直線ではありません。
これを非線形、プログレッシブレートって言います。
ちなみに純正ってPorscheやFerrariも含めほぼ全部が
プログレッシブレートになっています。
ほぼって書いちゃっているのは弊社が全てを知っているワケでは無いし
ひょっとしたら直線のリニアレートを採用している車種だって無いとは
断言できないからです。
それでもほぼ100%の純正車両がプログレッシブレートを採用するには
もちろん確固たる理由があるワケです。
研究を重ね勉強すればするほどその重要性が骨身に沁みてきます。
イギリスのQ社でも同じことを言われました。
SEMAで弊社がもう20年近く懇意にしているHypercoの
技術者とミーティングをした時にも全く同じハナシが出ました。
こうなるとフツーの線形レートはやはりガラパゴス??って感じます。
世界最先端はもはやプログレッシブレートです。
ただプログレッシブレートって線形リニアレートに比較してずっと難しく
こんなカンジでいくらでも可能性はあります。
逆の特性だってあります。
こんなん闇雲にやっていたんではとてもじゃないけど正解には届きません。