月別アーカイブ: 2017年4月

正確にお伝えすることの難しさを痛感しています、ネタ

いろんなお客様からメールを頂戴します。

御社のアシってナニが違うんですか?

やっぱりなかなか伝わらないんですね。

丁寧に丁寧に送り手責任を持ってお届けしていきたいです。

メーカーからリリースされているキットのスプリングをちょっと固くして、
減衰力を見直して、ってのが良くあるハナシです。

いつもココで書かせて頂いておりますが、弊社が同じ事をやっても

浮き草の買う意味あんの?

に、なってしまうと考えておりますから。

車高も高くて、キャンバーも起きていて、

あんなんでサーキット走れんのか ( ゚,_ゝ゚)

って叩かれたモンです。

コツコツコツコツコツコツコツコと熟成を重ねてまいりました。

試乗して下さったお客様に、予想以上の感動を与えられるようになりました。

アッパーアームの有効半径が21cmで、ロワーアームが34cm。

この差が、タイヤの動的な対地キャンバー角を生み出すんです。

10度ロールしたら? 15度ロールしたら?

arctanでカンタンに算出できます。

その時にフロントはどのくらい沈んでいるのが理想なのか?

フロントの軸荷重とレバー比からスプリングレートを計算します。

そのスプリングレートに最適な減衰力特性でダンパーを作ります。

それがとてもとても重要です。

減衰がちゃんと出ていないダンパーで、高いレートのスプリングを入れると
とてもじゃないほどの乗り心地になってしまいます。

ダンパーを作ることは、それはそれはとても壮大なので、また改めて
ここでご案内させて下さい。

さらに弊社がこだわっているのが、バンプラバーです。

バンプラバーって、底付き防止のためにあると思っている人も多いです。

マチガイではありませんが、正しくもないです。

バンプラバーって、セカンドスプリングとも呼ばれてるくらいで、
弊社では積極的に使っています。

お客様のステージに合わせて、弊社では3種類のバンプラバーがあります。

バンプラバーで、ステアリングの特性ってかなり変わります。

まだまだやりたいことがあります。

やればやるほど奥の深さを感じ得ないです。

次回のテスト項目は、

ガス圧

です。

これも、闇雲にイジっても正解にたどり着く前に挫折するほどのテーマです。

スプリングと、ダンパーオイルによる減衰力がキチンと決まっていないと、
ガス圧をイジる有効性が薄いと言うことも経験しました。

ここにも存在しました。

律速段階と費用対効果

適切な道具で練習しないと、せっかく練習しても上手くなるハズのモノも
時間とおカネばっかかかって、うまくなりません。

ここ半年の弊社の開発日記を参照して頂くと、3名の弊社のお客様が
サーキットで結果を出して下さいました。

お客様自身が、楽しく安全に踏み抜けることで自然とタイムに繋がる

その一貫した理念で、楽しみながら開発を続けています。

ブレずに一貫してやり続けることが信頼に繋がると思う。。。ネタ

お客様からイロイロとメールや電話を頂戴しました。

オレも同じ目に遭った (#`Д´)凸

ところで、先日、仙台から遠路はるばるお客様がお見えになりました。

boxters

もうかれこれ3年以上もイロイロとご相談を頂戴しておりまして、
情けないハナシですけど、やっと実現しました。

仙台には弊社は友人も多く、お見えになったお客様、かなりの有名人です。

しかも、戦績から、かなりの上級者。

上級者の方って、そこに至る豊富な経験も含めてショップさんを変えるって
滅多に無いハナシです。

酸いも甘いも噛み分ける仲をショップさんと構築されていることが多いです。

そんな上級者のお客様が弊社を選んで下さって、とても感謝です。

ともかく百を語るよりも弊社の試乗車をお試し下さい
ハナシはそれからです

って、試乗車をお貸ししました。

長いと1時間くらい乗って来るお客様もいらっしゃいます。

ところが、割と早く、10分くらいだったカナ? お戻りになりました。

今まで弊社の試乗車をお試し下さったたくさんのお客様は、降りるとすぐに
満面の笑顔をこぼして下さって、

こりゃスゲ~~

って言うご感想を頂戴したモノです。

ところが今回は、お客様は降りて来ました所、かなり険しい表情でした。

エキスパートや上級者にはモノ足りなかったのかな~~

と、ちょっと焦ってきました。

弊社は何回もここで書かせて頂いておりますが、プロが乗って評価が高い、
そんなクルマ作りでは無く、誰もが楽しく乗れて結果的にタイムに繋がる、

な~に甘いこと言ってんだよ

って、叩かれることも多かったですが、ブレずにやってきました。

それでも、青木選手や山野選手には絶賛されました。

今回、ご試乗して下さったお客様の表情からは、大絶賛では無さそうです。

弊社   あまりお気に召さなかったでしょうか・・・・・???

お客様  こりゃあ、今までの考え方を変えなければならないです

弊社   ・・・・・・・・・・・・・????????????

それでも弊社は、お客様にイロイロと根掘り葉掘りご感想をお聞きしました。

特に次の4点に、とても高い評価を頂戴致しました。

軽量ダイアグブレースバーの効果

クラッチラインの効果

弊社自慢のピロアームの効果

弊社自慢のデフ

そしたら、どうすればこう言う動きになるのかを逆に質問攻めです。

ウザいくらいに語らせて頂きました。

上級者やエキスパートって、最初っからタイムを叩き出せるワケで無いです。

努力をして研鑽を積んで、遠回りを何回もして結果を絞り出します。

そりゃあ筆舌に尽くせないほどのテマやコストを掛けてきたことでしょう。

今回のお客様も、類もれなくその紆余曲折を乗り越えての上級者です。

お伺いしますと、かなりの授業料をお支払い済みのようです。

お客様ご自身の豊富なご経験とノウハウで、クルマをセットアップしてきて
うまく行くときもあれば、ダメな時だってあるはずです。

それを何回も何回も何回も何回も繰り返して、やっと結果に結びつきます。

エキスパートは皆、同じ事をやってきているはずです。

その膨大なお客様のご経験と参照して、弊社の試乗車をご評価下さいます。

弊社の試乗車は、特別なことを一切やっておりません。

お客様目線です。

デモカーだけ速い、そんなんじゃお客様の信頼を得ることはできません。

このパフォーマンスを達成するために、ナニが必要なのかを一つ一つ
丁寧にご案内させて頂きました。

常日頃からここでご案内させて頂いているつもりでした。

弊社お得意様のM田様のお言葉です。

伝わってませんよ

その通りでした。

もっともっとわかりやすく、もっと具体的にご紹介しなければ。

そんな思いになりました。

弊社の試乗車、この3倍くらいの感動を与えられるように進化しています。

もっともっとハードルを上げて下さい。

ものスゲ~~Z34にします。

時間かかりますケド。

お客様は最後にボソっと・・・・。

このクルマだったら勝てますね・・・・

と、おっしゃって帰路に付きました。

新年度早々、エラい目に遭ったネタ

このどエラい忙しいときに限って、余計なテマが増えるモンですね。

たくさんのお客様、ご心配の電話、メール大変ありがとうございました。

業者さんによっては、

ひょっとして飛んだ??

なんてのもありました。

ですよね~~~~~、時期が時期ですから。

原因は、ドメイン失効です。

2010年4月にcircuitconcept.jp を取得して、
毎年毎年自動更新でした。

クレジットカードを登録しておくと、自動的に更新してくれます。

ところがです。

そのクレジットカード、今年の1月で新しいのになりました。

落ちなかったんでしょうね。

そこでフツーは連絡来るモンだと思いますケドね。

3/31でドメインが失効と言うことらしいです。

whoisを見てみると、4/30までが有効期限です。

あることに気が付きました。

良くネットでも大々的に広告を打っている会社、格安にてドメインが取れます。

最初は1年で299円とかだったように記憶しています。

できるだけコストをかけたくなかったので、飛びつきました。

ところが次の年の更新時に1,980円に暴騰していました。

で、3年目には2,880円。

更新しないワケにもいかず、ただひたすら請求分を支払うだけです。

で、今回は正式な意味では失効していないにも関わらず、復旧という名目で
かなりの高額請求となりました。

もういっそのこと、circuitconcept.jpを諦めて、
この会社と縁を切ってNTTで新ドメインにしようとも考えました。

いつもココで書かせて頂いております

値段には理由がある

ってのを身をもって体験しました。

更新しなきゃしょうがない状況でどんどん値段が上がる。

最初からそれ狙い??

って感じてしまいますね。

弊社の製品は、最初は高くても消耗品はお安くお出ししております。

ちょっと検索してみればわかります。

弊社のブレーキキット用のパッド、フツーなら7,8万します。

摩材にもよりますが、弊社はずっとお安くお出ししています。

儲かってる会社と、真逆のことをやっているんですねぇ弊社って。