月別アーカイブ: 2017年4月

保安基準適合への階段ネタ

お役所仕事です。

東京税関の職員には、すっかり憶えられました。

最近は、東京陸運局品川本局の職員にも憶えられました。

避けて通れない道です。

おかげさまで、弊社の製品をディーラーさんでもお取り扱って下さいます。

超有名スーパービッグネームもお取り扱い下さいます。

メーカー系ですので、キチンとした書類は必要です。

この手の書類って、コツがあるんです。

officialdocument

強度検討書なんか、降伏応力やヤング率や塑性破壊の計算書を作りました。

数式だけは得意です。

でも、職員の一言・・・・

ここまで要らないです

(T_T)

こう言う書類の許認可には、ソコじゃ無いんですね。

でも、おかげさまでメッチャ詳しくなりました。

抜け道にも気が付きました・・・・

弊社のZ34、V36の製品、全てフル車検対応です。

Z34スーパーライトウエイトへの道、ネタ

弊社お得意様のS山様の車両、今回弊社にお預け下さったテーマは

ひたすら軽量化

です。

弊社の試乗車をお試しになったのが、およそ半年前です。

何だこのハンドリング!!

って感動して下さいまして、やっと弊社でのお預かりとなりました。

今回のメニューは、

弊社ボンネット       -5Kg

弊社タワーバー       -5Kg

軽量バッテリー       -15Kg

軽量ウォッシャータンク    -4Kg

弊社マグネシウムカーボンハイブリッドリインフォース -5Kg

大物はここまでです。

計34Kgの軽量化です。

フロントセクションだけです。

あとは、弊社ブレーキシステムをご予定下さっています。

ドライカーボンルーフもご検討中です。

弊社が繰り返しココでご案内させて頂いている

フロントセクションの軽量化

を、妄信的に受け入れて下さいました。

これまた何回もご紹介させて頂いておりますが、FDやS2000の
前後バランスがもたらすトータルバランスの素晴らしさです。

FDは記憶しておりますが、車重は1280Kgで、前軸荷重が640
後軸荷重も640と言うカンペキなバランスです。

S2000は忘れてしまいました。

でも、ボンネットを開けてみると、エンジンがめいっぱいバルクヘッドに
食い込んでいるようなレイアウトです。

素晴らしいハンドリングには、前後バランスは必要不可欠です。

で、Z34のおハナシです。

超フロントヘビーなZ34は、ナニが何でもフロントの軽量化です。

リアは放っておきましょう

って言うかリアの軽量化をやっちゃ、ますますバランスが悪くなります。

さて、ここまでご成約下さったS山様に弊社からささやかなプレゼントです。

コレ、おわかりですよね。

popupweight

ボンネットの打ち上げ花火です。

こんなカンジでくっついているんですが、コレだけ外すの大変です。

popup

ワイパーブレードも2本とも外さなくてはなりせん。

フツーはこの仕事は受けません。

高く留まっているワケでは決してありません。

費用対効果が悪いからです。

ここまで妄信的に弊社を信じて下さったお客様への弊社のキモチです。

ちなみに純正のボンネットヒンジです。

stockhoodhinge

弊社がこだわった軽量ヒンジ。

lightweighthinge

ここでも左右でトータルで2Kg以上の軽量化が見込めます。

まだチョコチョコとネタがありますので、S山様に納めるときには、
40Kgの軽量化を達成させたいです。

サーキットコンセプトに任せて良かった

と、感じて下さるように・・・・。

Z34,V36完全車検対応ハイパワーマフラーネタ、その1

マフラーのおハナシです。

いつまでかかんだよ      (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

って、お怒りのメールをチョコチョコ頂戴します。

ボケ~~~ってしているワケではありません。

まずですね、VVELってとてもとてもありがたいシステムのおかげで、
思いっきり高回転型に振っても全然OK、いやむしろ振るべきと感じます。

NAロードスターで、イロイロ経験しました。

純正のボアがφ83で、それをφ85にしました。

排気量が上がった分、もちろんパワーも上がればトルクも上がります。

でも、そんなに劇的な変化ではありません。

もっとパワーを、って考えるとやはりNAにはカムの影響はデカいです。

それで280度ってカムシャフトにしたんです。

絵に描いたように、下がスッカスカになりました。

もちろん、上は良くなりましたよ。

排気量が無いので、仕方無いハナシなんです。

でも、おかげでいろんな経験もできました。

インダクションボックスをイチから作ったら、トルクが1.5Kg増えました。

1800ccのNAで、トルクを1.5Kg増やすのって、とても大変です。

もっとやれる事はありますが、とりあえずNAロードスターは終了です。

その経験は、全てZ34V36にフィードバックです。

エキマニを作る時も、セオリーから言うとφ42あたりなんでしょうが、
既にφ42のエキマニがいっぱいあったので初めはφ45で作りました。

下なんて全く無くならないです。

VVELってスゲ~~な。

で、φ50で作ったらもっとイイ。

何ならφ55で試作をお願いしたら、ムリでした。

φ50がスペース的に限界です。

φ50の弊社のエキマニ、ステンレスの板厚が1.2なので、内径はφ47.6。

気筒あたりの断面積は23.8 X 23.8 X π =178

片バンク3本なので178 X 3= 534

すると、41.2 mm

これ、半径です。

つまり、直径でいうとφ82。

これ、片バンクの内径ですよ。

つまり、パワーの事を考えるとこの位のマフラーが必要です。

そんなマフラー、世の中にありません。

だから作るんです。

上記は、流路の内径を単純計算しただけです。

実際には、もっと複雑な事が起きているでしょうが弊社の理論では

最低φ60のデュアル構造です。

Yパイプなんて、弊社の考えではもっての外のさらに外。

ウチのは太いYパイプだからだいじょぶだよ、って言われたんですケド、
って、ナニがだいじょぶなんだか。

カンタンに計算できます。

φ70のYパイプだと、デュアル換算でφ48しかありません。

逆に、φ60のデュアル構造だとシングル換算でφ84になります。

φ70のデュアル構造だと、シングル換算でφ98。

そんなYパイプが存在すれば、のハナシです。

今までの常識から考えるとちょっと太すぎるように感じてしまいますが、
今更のように弊社がマフラー出すんですから、違う事をやりたいです。

このくらいの方が、せっかくのVVELと言う素晴らしい機構の恩恵を、
充分に享受できるように考えております。

もちろんパワーの出ないYパイプなんて使わないでXパイプです。

Xパイプってのがホントに肝でして、パワーにも音質にも影響がデカいです。

コストはずっと上がります。

そんな事を繰り返して、試作を作っちゃあやり直して。

Pさんの車両が入庫した時に、下廻りを撮影してみました。

exhaust

弊社のマフラーに、弊社のデフオイルクーラーが見えます。

効いてんだか効いていないんだか良く分からない純正ダイアグブレースバー 、
重いし邪魔だし、イイトコなんもありません。

だから弊社で軽量高剛性バージョンを作ったんですが、予期しなかったですが、
マフラーのレイアウトに自由度を与えました。

純正のダイアグブレースバーのままだと、太いパイプをムリクリ通すと
どうしてもクリアランスにムリが出てきます。

弊社の軽量高剛性ダイアグブレースバーだと、最低地上高もかなり上がります。

φ70なんて太いパイプを2本通しても、純正よりも上になります。

これでマフラーをアテることがずっと少なくなります。

イイ事尽くしですが、仕様変更にまた時間とおカネがかかります。

で、最後に立ちはだかる車検のモンダイ。

ストレート構造を維持したまま、加速騒音試験を通すのはタイヘンです。

一台一台確実に、ネタ

全くの偶然なんですけど、熊本の震災ちょうど1年なんだそうです。

熊本空港に政府専用機がいました。

追悼式かなんかに来ているんでしょうね。

あの復興大臣も来てんのかな?

罹災者の気持ちを逆なでするだけのような気がする。

追悼式でノーガキたれて、それで復興に全力に取り組んでいますって・・・・。

着陸前の熊本空港周辺、最大の罹災地の益城町があります。

上空から見ても、まだたくさんのブルーシートが確認できます。

実際に罹災した人たちは、お言葉なんかよりも実効性のある策の方が
ずっとずっとありがたいはずです。

石原伸晃氏が復興大臣だった頃、しょせんカネよこせってハナシだろ
みたいな発言をして、罹災者を全員敵に回した経緯があります。

さすが石原慎太郎氏の長男。

脈々とDNAは引き継がれています。

車両をお客様に納めた後、阿蘇スカイラインでのご試乗です。

いいワインディングですが、大渋滞してましたとです(TT)

お客様がご希望している上を行かないと、弊社的には成功とは言えません。

フツーのお客様は、ナニがどう作用するのかっておわかりになりません。

できてきた車両で判断するしかありません。

お客様が喜んで下されば次に繋がりますし、ガッカリならもうありません

それだけのハナシです。

今回、佐賀県のお客様をご紹介下さいました。

ありがとうございます。

さ、お待ちになっていらっしゃるお客様がいっぱいいらっしゃいます。

何でこんなに体力無いんだろ????

ものスゲー調子悪い・・・・。

Pさんの車両を塗装に搬送しなければ・・・。

人生,初熊本ネタ

弊社お得意様のおクルマを、責任もって納車しに行きます。

kumamoto

お客様の想定以上のお時間を要してしまいました。

ま~たあの浮き草、納期守らねぇ

って叩かれそうなので、ちょっとだけご説明させてください。

もともとは弊社以外でやったことを、お客様が全くご満足にならなくて、
弊社で手直しをしてきました。

そこは難しいんです。

じゃ、全部、弊社製と交換しましょう!!

ってご提言差し上げれば、ハナシも早いんです。

実際にお客様は、現在付いているモノに未練はない

とおっしゃって頂きましたが、弊社が敢えてお止めしたパターンです。

手直しをしてもソコソコにしかならないことは重々わかっています。

それでも、新車でお買い上げになってある程度はお客様の方で、
ご経験を積んで欲しい旨はお伝えしました。

実際に富士にお越し願いまして、走ってもらいました。

ともかくスタートラインです。

これからオートポリスもご一緒します。

弊社の試乗車もオートポリスでお試しになる予定です。

それからでイイと弊社は考えております。

遠回りのようですが、お客様が心から納得してくださる車両作りには、
実際にはその方が確実なんです。

詳細は、また報告させてください。

もう、搭乗の時間です。

あと、久留米のA様と福岡のS様と小倉のD様と大分のS様と・・・。

九州ツアーの後は、新潟と北海道です。

ただのヒガミです、ネタ

先日ちょろっとご紹介したリアルレーシングカーを台湾に持って行く前に、
イロイロと打ち合わせをさせて頂きました。

超弩級マシンに改めて触れてみると、只々、畏敬の心しか湧いてきません。

弊社も何台かのスーパーチューニングカーを経験してきましたが、
明らかにレベルが違いますね。

富士を30秒台で走るのも頷けます。

最新のカップカーやチャレンジよりも、遙かに速いです。

台湾のサーキットでも、攻めないで8割方のドライビングで充分にアタマです。

コース上ではナニも起きないでしょうね。

コレを、オーナーさんのMr烏がちゃんと乗り続けられるだろうか?
それが一番の心配事です。

チューニングレベルが高くなると、乗り手を選ぶようになります。

オーナーさん、多分、お一人ではエンジンもかけられません。

HEWLANDなんてギアボックス、触ったことも無いでしょうから。

きっと壊すでしょうね。

脅してど~~する・・・・

シェイクダウンは弊社が担当します。

今回も時間が無かったのですが、弊社の試乗車を試して欲しかったです。

おっかなびっくりで、汗だくツユだくになって身も心も疲弊してしまうような
リアルレーシングカーもエキサイティングと言えばエキサイティングです。

その対極にあって、全てをドライバーのコントロール下に置かれた余裕と、
踏み抜いてコントロールする楽しさを追求した弊社の390RS。

時間さえ許せば、今日走ってもまた明日も走りたくなる、そんなクルマです。

とかく結果が全てのサーキットです。

それは重々承知しております。

速くなるためにはどうする?

と言うアプローチで速くなるための部品を付けていくのがフツーです。

弊社が同じ事をやっても、誰も来て下さらないでしょう。

実績のあるショップさん、いっぱいありますから。

乗りやすさ重視、耐久性重視、そして楽しさ重視です。

その結果がタイムにつながる事を弊社のお客様が実証して下さっています。

ブレずにやり続けたいと思います。

それにしてもモノすげぇマシンだ。

Z34,V36スタビライザーネタ

おかげさまで、弊社製スタビライザーが堅調です。

既に、7月のスーパーオートバックス神戸さんでの当日お取り付け予約も
3件ほど入っています。

当日お取り付けをご希望のお客様は、早めのご予約をお待ちしております。

やはりお客様のギモンは、価格の幅ってナニ? です。

去年もご案内させて頂きましたが、Z34、V36に限らないと思いますが、
スタビライザーのキットって、標準で付いてくるのがゴムブッシュです。

ゴムブッシュって、こうなります。

stabilizer6

かなりデフォルメさせては頂きましたが、ゴムがつぶれて変位することは
確実ですし、それによってステアリングレスポンスは悪くなります。

こう言う書き方をすると不安を煽っているようなので、もっと説明に
客観性と具体性をもたらさねば、と考えました。

まず、純正がダメダメなので適正なスタビに交換することはアリです。

乗り味がかなり変わります。

弊社スタビライザーのベーシックゴムブッシュverでも、その恩恵は
充分に享受できるように熟成してきました。

ただ、ナニか上があるハズだの精神でテフロンブッシュを開発しました。

ゴムが数ミリ、ツブれるのに対して、テフロンはほとんどツブれません。

ダイレクト感が増します。

そもそもステアリングレスポンスの向上を目指して装着するパーツです。

コイツがスタビブッシュのプロトタイプの時の画像です。

stabibracket

実際にはもうちょっと肉抜きも進んでいますし、Rも取ってあります。

1個じゃなかなか気が付かないようなホンのちょっとした剛性アップも、
数がまとまってくると激変となります。

パワーと耐久性の両立を、ネタ

富士ショートや袖ヶ浦に行くと、SWIFTをちょくちょく見ます。

ああ言うステージにはぴったりなんでしょうね。

本コースではほとんど見かけませんから。

新型が出たらしくて、CMでもやっています。

RSターボってグレードがあるらしい。

エ゛っ、あれにターボついたらかなり速くなるんじゃないの?

って、ちょっと調べてみました。

排気量1Lのダウンサイジングターボだった。

それじゃあね~~ ┐(-。ー;)┌

旧型の方が速いような気がします。

ターボなので、過給圧上げたりすればソコソコは速くなるでしょう。

でも、耐久性はかなり落ちるでしょう。

現在、弊社で実験中の390RSニューバージョンのおハナシです。

かなりの進化を見込んで、牛歩の如くですが日々、研究を続けています。

これまたいつものハナシですが、ある程度の経験が必要です。

機械部品なので、結果に対しての予測がつきます。

ピストンだって、ショートピンヘッドにしました。

ピストンピンの材質もグレードアップして、さらなる軽量高剛性です。

アメリカのメーカーに390RS用にダンパープーリーってヤツを発注して、
V6特有の振動をもっと抑えてやれば、クランクメタルに対するダメージが
低減されると考えます。

純正には無い、振動吸収のメカニズムがあります。

弊社に入庫したお客様の車両で、クラッチ周りやオペレーションシリンダーを
社外製に交換してあるパターンを何例か経験させて頂きました。

全てのパターンを経験したワケではありませんが、純正よりもフィーリングが
良かったと感じる製品には当たらなかったです。

原因はいくつかあると弊社は分析しています。

ホントにここで何回も書かせて頂いておりますが、純正というのは
良くも悪くも、ある程度のバランスが取られているんです。

純正のそのバランスを凌駕する製品が、あまりにも少ないと見受けられます。

V6特有の2次振動を抑えるために、純正のフライホイールには
カウンターウエイトが装着されています。

チューニングパーツとして売られている製品に、それが踏襲されているの?

お客様にはそれがわかる術がありません。

工賃込みで30万かそれ以上の投資をして、出来上がった車両に乗り込んで、
その瞬間に初めておわかりになるんです。

やっちまったな・・・・

手遅れとまでは言わないですけど、そのまますぐにもう一回純正クラッチに、
工賃コミで20万以上出して戻そうとはなかなかできないです。

で、結局はそのままツラい状況でZ34と何年も付き合うことになります。

その内に乗ること自体がイヤになってくることがあります。

適正な選択をしていれば、とても楽しいクルマに仕上がります。

現在、弊社では390RSのバックオーダーが4台あります。

フツーならサッサとやって納めて利益確定、なんでしょうが、納めた後に
何かしらの不具合や耐久性にモンダイがあるようですと、それは失敗です。

今までたくさんの経験を積んできました。

さらに研究を重ねて、

もっと上があるはずだ

の精神は脈々と続けております。

ダンパープーリーと、クラッチ、フライホイールも含めたトータルでの
ダイナミックバランスにこだわって、2次振動を低減させることによって
結果としてパワーと耐久性が手に入ると考えております。

さらには扱いやすく、乗りやすい、そんな乗り味は決して失いません。

費用対効果と絶対的満足度と、ネタ

いろいろとご質問やお問い合わせを頂戴していますと、

アレ?

と感じてしまうことも多々あります。

やっぱりちゃんとご説明を差し上げなければ、と感じます。

費用対効果

と言うのは、投資の割には見合った効果が大きいことです。

カンタンに言うと、

価格の割には効く

ってことです。

お客様にとっては、いくら安くても効果が無いモノはイヤなはずです。

おカネを捨てる結果になりました

このフレーズ、今までに100回以上聞いた気がします。

費用対効果が低くても絶対効果が高いモノって、数多く存在します。

なんじゃそりゃ???

となりますわな。

だから丁寧に丁寧にご説明させて頂きたいと考えました。

とても効果が大きくても、費用がかかると必然的に費用対効果が下がります。

費用対効果が低いモノ=ダメなモノ

そう言うイメージがついてまわりそげですが、そうではないんです。

390RS

弊社サスペンションキット

弊社ブレーキキット

弊社ボンネット

弊社タワーバー

弊社リアウイング

SP-A

このあたりは、効果がとても大きくてもそれなりの費用がかかりますので
必然的に費用対効果が低いカテゴリーに分類されてしまいます。

実際にお取り付け下さったお客様には、大変ご満足を頂戴しております。

タワーバーとボンネット以外は、全て仕様変更で熟成を重ねてきました。

ただ、これらはどうしても高価です。

イイのはわかってんだケド、買えねぇし

と言うのが大方の意見となってしまいます。

費用対効果が高いモノをチョコチョコ買うなら、値が張っても
満足度の高いモノの方がトータルでは完成度が高くなります。

そうは言っても、現実にはお客様にもご予算があります。

だからこその費用対効果、と言うご提言です。

いろんなことをやってきての、特に費用対効果が高いモノ3選です。

スタビライザー  38,000円~

クラッチライン  29,800円

ブレーキライン  58,000円~

価格に幅があるモノは、V36とZ34やグレードによって差があります。

次選は

EGマウント,デフマウント(工賃が高いので次選)

軽量高剛性ダイアグブレースバー

ECU

ピロアーム(工賃が高いので次選)

このあたりです。

とにかく、お客様の使用目的だったりターゲットだったりで、優先順位は
かなり前後するのがチューニングパーツです。

お気軽にお問い合わせ下さい。

circuitconcept@gmail.com

Z34軽量高剛性ダイアグブレースバーネタ、その4

効果と快適性と費用対効果を、丁寧に説明させて下さい。

コレ、何回か登場しているリアメンバーです。

rearmember

矢印の部分4箇所で車体に留まっています。

逆な言い方をしますと、4箇所でしか留まっていません。

しかも悪名高い純正ゴムブッシュを介してです。

このメンバー自体も20Kg弱あります。

このリアメンバーに、40Kg近いデフアッセンブリーがぶら下がります。

さらに、リアのサスペンションアームも取り付けられています。

コーナーリング時、ブレーキング時、そして立ち上がりでかなりの入力が
このメンバーを襲うこととなります。

それを支えているのが、たった4つのゴムブッシュです。

ちょっと考えたって良いワケ無いですね。

モンダイはこっからです。

それがですね、コレが動かないようにするのってメリットよりも失う方が
遙かに大きいと言う

FDの時にはアルミリジッド、つまりガッツリ固定でした。

筑波ターゲットオンリーなので、

オトコのクルマだぜ

で、済んじゃいました。

済んだのかな~~~。

それでも筑波に行く時の首都高の渋滞を喰らうと、発狂しそうになりました。

Z34やV36では100%ナシです。

弊社の考えと言うよりも、お客様に車両を納めたときに、

なんじゃコリャ!!

になること必至です。

そんな製品を弊社がススめるワ~ケがありません。

で、弊社得意のプログレッシブレートゴムブッシュを開発しました。

固有振動数まで制御して、位相を変えたゴムブッシュを4つも作りました。

それはそれはカネとテマを掛けた分、良くはなりました。

ところがです。

効果はデカくても、コストがかかり過ぎでした。

リアメンバー降ろして、デフアッセンブリー降ろして、リアサスペンションの
アームも全部外して、4つのゴムブッシュを打ち替えて、組み付けます。

アライメントが狂うので、調整も必要となります。

コミコミで40万近くなってしまいそげです。

効果が大きくても、40万じゃ・・・・・。

で、生まれたのが軽量高剛性ダイアグブレースバーです。

純正のバーの軽いヤツちゃう?

って、ハナシなんですけど、

いやいやいやいやいやいややいやいやいやいやいやいやいや

そんな提灯パーツ出したら、SNSでサンドバッグですよ。

ある程度は狙って作ったんですケド、ここまでの費用対効果とは!!

しかも、ある程度、動かすべき所は動かして快適性を確保できて、
動いて欲しくない所をガッツリ固定するという機能パーツです。

間違いなくパクられますね。