効果と快適性と費用対効果を、丁寧に説明させて下さい。
コレ、何回か登場しているリアメンバーです。
矢印の部分4箇所で車体に留まっています。
逆な言い方をしますと、4箇所でしか留まっていません。
しかも悪名高い純正ゴムブッシュを介してです。
このメンバー自体も20Kg弱あります。
このリアメンバーに、40Kg近いデフアッセンブリーがぶら下がります。
さらに、リアのサスペンションアームも取り付けられています。
コーナーリング時、ブレーキング時、そして立ち上がりでかなりの入力が
このメンバーを襲うこととなります。
それを支えているのが、たった4つのゴムブッシュです。
ちょっと考えたって良いワケ無いですね。
モンダイはこっからです。
それがですね、コレが動かないようにするのってメリットよりも失う方が
遙かに大きいと言う
FDの時にはアルミリジッド、つまりガッツリ固定でした。
筑波ターゲットオンリーなので、
オトコのクルマだぜ
で、済んじゃいました。
済んだのかな~~~。
それでも筑波に行く時の首都高の渋滞を喰らうと、発狂しそうになりました。
Z34やV36では100%ナシです。
弊社の考えと言うよりも、お客様に車両を納めたときに、
なんじゃコリャ!!
になること必至です。
そんな製品を弊社がススめるワ~ケがありません。
で、弊社得意のプログレッシブレートゴムブッシュを開発しました。
固有振動数まで制御して、位相を変えたゴムブッシュを4つも作りました。
それはそれはカネとテマを掛けた分、良くはなりました。
ところがです。
効果はデカくても、コストがかかり過ぎでした。
リアメンバー降ろして、デフアッセンブリー降ろして、リアサスペンションの
アームも全部外して、4つのゴムブッシュを打ち替えて、組み付けます。
アライメントが狂うので、調整も必要となります。
コミコミで40万近くなってしまいそげです。
効果が大きくても、40万じゃ・・・・・。
で、生まれたのが軽量高剛性ダイアグブレースバーです。
純正のバーの軽いヤツちゃう?
って、ハナシなんですけど、
いやいやいやいやいやいややいやいやいやいやいやいやいや
そんな提灯パーツ出したら、SNSでサンドバッグですよ。
ある程度は狙って作ったんですケド、ここまでの費用対効果とは!!
しかも、ある程度、動かすべき所は動かして快適性を確保できて、
動いて欲しくない所をガッツリ固定するという機能パーツです。
間違いなくパクられますね。