日別アーカイブ: 2016年6月12日

ヨーロッパ出張ネタ

イギリスに来たのって、そんなに久々でないのに街中を走っているクルマ、
特に日本車に関する事情がかなり変化していました。

日本車がとても減っています。

先月アメリカに行ったときには、相変わらず日本車は多かったです。

特にPriusとLexus系。

ウジャウジャいました。

イギリスは4,5年くらい前は、日本車は多かったです。

特にMAZDA2(デミオ)、MAZDA3(アクセラ)、日産だと
MICRA(マーチ)、そしてCIVICです。

今日はほとんど見なかったです。

Mercedes,BMW,AUDIが多いのは世界共通です。

BMWのE36,E46あたりをイジっている車両はちょくちょく見かけますが
Mercedes,Audiは、まずツルシのまま。

コレも割と世界共通カモ? です。

Z34やV36のお客様が、そのクルマをお買い上げになった理由は
デザインだったり、スポーツ性だったりお客様によって様々です。

最近のデザインのトレンドって、こんなんが多くなってきました。

うす~~いヘッドライトです。

Citroen

新型のNSXもこんなんです。

デザインは時代によって、ハヤリ廃りがあります。

イイ悪い、と言うよりも好きキライのハナシですから。

弊社はデザインももちろん追求します。

カッコ悪ィのキライです。

それ以上に腐心するのが、やはり機能性と乗りやすさです。

コレ、なにげにかなりのスポコン系です。

ClioRS

RENAUT CLIO RS

エロいフェンダーも付いていますし、リアのアンダーディフューザーも
縦フィン付きで標準装備です。

フランスのクルマって、どれも共通してチョットしたギャップを越える時の
ハーシュネスにとても優れています。

日本車やドイツ車には無い特性です。

だから、乗り心地もとても良いです。

それでいてとても良く曲がります。

去年、WRCを観戦しに行った時に、プライベートチームを中心に
RENAUT CLIO RS の競技車両がウジャウジャ走っていました。

速さでこそはVWには敵わなかったものの、扱いやすさは優れているらしく、
VWよりもずっとたくさんのエントリー台数でした。

ウェットのせいもあって、EXIEGEよりも速かったのは、扱いやすさの
象徴のような気がしてなりません。

RENAUT とかPEUGEOTとかのフランス車のスポーツカーは、
ショックアブゾーバーに独自のバルブ機構を持っています。

曲がりやすくすると、とかくピーキーになって扱いにくくなりがちなのを
フランス車のスポーツカーは、独特なアプローチで解決しています。

そのバルブ機構をフランスに買いにきました。

もちろん、弊社のサスペンションキットに盛り込む予定です。