日別アーカイブ: 2015年6月20日

久々の調律という名のチューニングネタ、その2

機内で映画2本見ました。

一つはジュラシックワールド。

アメリカでも、興行成績記録を塗り替えるほどの大ヒットらしいです。

先行上映だってんで、見てみました。

正直な感想ですが、もう恐竜ネタにムリがあるような気がします。

スゲーおもしろかった、にはちょっと程遠いかな・・・。

もちろん個人的な感想です。

スターウォーズの新作も、もう見ないな・・・。

もう一本の映画は、シンデレラです。

キャラじゃ無いのは重々承知の上ですが、とても面白かったです。

そもそもディズニーやスタジオジブリは見たことが無かったです。

スタジオジブリ作品は、今でも見たこと無いですけど。

去年、アナと雪の女王がアメリカで大ヒットしていてアメリカでも、
そこいら中で社会現象になっていました。

で、今年もアメリカではシンデレラが大ヒットしていました。

そんなワケで、機内で先行上映を見てみました。

なるほど、シンデレラの実写版、確かに面白い。

そもそもシンデレラなんて、ストーリーすら知らなかったです。

カボチャの馬車とガラスの靴と深夜12時までにどーのこーの。

そんな程度でした。

ま、ストーリー自体は、ディズニーにありがちな王子様とお姫様。

そして、イジ悪するババア。

定番っちゃ定番なんでしょうね。

ともかく映像がとてもキレイなのと、音響もイイです。

シンデレラ役の新人女優リリージェームズさんもとても素晴らしいです。

この映画、主演ってイジ悪ババアなんですね。

映画やドラマって、最後にキャスト紹介が出てきますが一番最初が
イジ悪ババア役のケイトブランシェットさん。

ちょっとググってみたら、アカデミー女優さんなんだそうな。

ディズニーが気を遣っちゃっている系?

ま、こんなところにもオトナの事情ですかね。

ジュラシックワールドもシンデレラも、ストーリー自体は陳腐で、
映像がキレイと言う点では同じなんです。

でも、感じ方がこれだけ違いました。

ハナシのつなげ方にムリがありますが、実はチューニングも同じなんです。

少なくとも弊社はそう考えています。

今でも、弊社のEGマウント、MTマウント、デフマウント、
毎月毎月たくさん出荷させて頂いております。

必ずお客様からお問い合わせがあるのが、

ストリート用と競技用、どう違うの?

です。

弊社の説明不足も多いとは思います。

そこは送り手責任を感じていますので、わかりやすい対応を考えています。

ただ、ゴム硬度が違うだけなんです。

ストリート用では感じない振動が競技用ではわかってしまいます。

そもそも、この差ってお客様が実際に車両に装着してみないとわからない。

200セット以上も販売させて頂いておりますが、

こんなハズじゃ無かった ( ̄Д ̄|||)

ってパターンは、4,5例くらいです。

弊社のご説明がちゃんと伝わらなかったんです。

潜在的にはもっといらっしゃるとは思いますが、10%程度だと思います。

弊社サスペンションキットも同じです。

とても好評を頂戴しておりますが、やはり一部のお客様には、

アレ?

って、なることもあります。

ここのところ、弊社デフオイルクーラー、とてもとても好評です。

なんと言っても、冷える冷えないは数字に出ますから。

ただ、お客様からのご要望も残っていることは事実です。

V36のM山様から頂戴しているご要望、ちゃんと解決して行っています。

やはり、クーラーポンプの作動音と振動です。

弊社が採用しているアメリカの競技用のクーラーポンプ、大容量です。

なんと言っても冷えなきゃ意味がないですから。

だから、ちょっと作動してもポンプが回りっ放し、ってことは無いんです。

デフオイルクーラーなんてそんなモンだよ ┐(-。ー;)┌

って、フツーのショップさんなら言っちゃっているでしょう。

でも、弊社は

もっと上があるはずだ

の精神で、解決策を模索していました。

探してみると、いくつかあるモンです。

fancontroller

弊社のようにドンガラロールバーピラー溶接、リジッドマウントの
競技車両を経験していますと、デフオイルクーラーの作動音なんて
モノの数には入らない程度なんです。

でも、V36やZ34のマイナー後のお客様は、新車状態がとても静かです。

フーガの2ドアクーペと言っても過言で無いくらいの静かさです。

スカイラインのクロスオーバーのお客様もいらっしゃいます。

ちよっとした振動や音や乗り心地が、他車種よりも影響が大きいんです。

全てが一律に、これでイイんだよ、って販売方法は弊社ではできません。

全部が全部はムリでも、できるだけ解決策を探していきたいです。

製品のポン付け、弊社ではほとんどありません。

お客様のご要望に合わせて、性能と相談して最大公約数に近づけて行く、
これが調律という名のチューニングだと考えておりますから。