日別アーカイブ: 2015年4月10日

台湾自動車部品見本市ネタ

今回も、とてもとても実りが多かったです。

7,8年前までにSEMAに行っていました。

ジュネーブショーやフランクフルトショーにも行っていました。

でも、その期間中はホテルや飛行機や飲食店がバカみたいに高騰します。

SEMAなんか、ラスベガスで開催されます。

タダですりゃ物価が高いラスベガスです。

期間中は、ホテルが3倍くらいになります。

費用対効果を考慮すると、行く意味あんの? です。

東京オートサロンの期間中も、幕張のホテルは通常の倍以上になります。

ここ台湾のショーでも、期間中は高騰します。

それでも、元の物価が安いのでそれほどの打撃にはなりません。

例えホテルが暴騰していたとしても、費用対効果はとても大きいです。

台湾の技術、年を重ねるごとに目に見えて上がってきています。

分野によっては、日本は超されちゃっています。

品質も精度も十分な上に、価格はやっぱり魅力的です。

昨日も書きましたけど、機械加工の技術が良くなっているせいか、
ブレーキを作っているメーカー、20社以上ありました。

ちょっとハナシを聞いてみますと、

ウチのは、鍛造アルミ削り出しモノブロックで最高の品質だよ

って、みんな同じことを言います。

最高の品質が大安売りだな・・・

ブレーキのスペシャリストの弊社から言うと、そこじゃ無いんですけどね。

ただ、モノブロックキャリパーを削りで安く作れる技術はあるんですね。

ブレーキとか、ダンパーとか、とてもとても奥が深いので、台湾製や
中国製を試して見ようとは、この先10年は考えないと思います。

試してみるためには、いろんなモノを準備しなくてはなりませんし、
脱着だってかかってしまいます。

ある程度の見込みが無いと、時間だけ喰っちゃってイイこと無いんです。

だから、結果が出ているモノを使いたいんです。

台湾製は、すぐに結果が出て、わかりやすいものから導入していきます。

コレ、頼んでおいたヤツ、10個買いました。

おカネが無くて、10個しか買えなかったんですけど。

qickreliesesteeringhub

クイックレリーズステアリングボス

ってヤツです。

フルバケにして、乗り降りが純正よりしにくくなったことを解消できます。

日本で流通している価格よりも、ずっと安くできます。

今回は、ご予約のお客様で完売ですが、次回に5月にまた行ってきます。

価格も含めまして、またご案内させて下さい。

ヂミ~~なところでは、こんなモンも作りました。

spacers

サスペンションのストローク調整用のゲタです。

ポリウレタン製です。

こういうところにポリウレタンを使うのは正解です。

堅過ぎず柔らか過ぎず。

耐摩耗性が要求される箇所でも無いからです。

素材フェチの弊社です。

ゴムを使うべき所。

ピロを使った方がイイ所。

ステンレスじゃなきゃダメな所。

ドライカーボンで作ると、とても効果が大きい所。

そして、ここはポリウレタンがイイんです。

素材と言えば、弊社はやっぱりコレです。

titaniumfasters

64チタンボルト

いくら台湾とは言え、やっぱりフツーのボルトと比較すると高いです。

でも、使ってみたいんです。

それだけです。

さー、休む間もなくお客様の車両の作業です。