日別アーカイブ: 2015年4月27日

Z34、V36デフオイルクーラーキット、実戦確認ネタ

今月は、怒濤のデフオイルクーラーキットの取り付け月間です。

別に望んだワケでは無いんです。

タマタマ重なっちゃったのもありますし、弊社が先延ばししたのもあります。

H野様、O原様に無事に納めさせて頂きました。

T中様は、京都でお取り付けでした。

H野様、いつもいつもみんカラでご丁寧にご紹介して下さいまして、
大変ありがとうございます。

今週にはM山様、来週にはN嶋様、そして次にはN須様です。

ホントに、怒濤のデフオイルクーラーキットラッシュです。

そもそも、デフオイルクーラーって、冷えてアタリマエなんですけど、
ちゃんとマトモなキットって・・・・。

ヤめとこう、また怒られる。

先日もチョロっと書かせて頂いたことがありますが、取り付けるまでも無く、
う〜〜〜〜ん、ってのはいくつかありました。

デフオイルって、柔らかくても75W−90ですよ。

そんな内径じゃ、ムリっす

すぐに壊れることは無いのかもしれませんが、粘性抵抗が大きいデフオイルを、
できるだけ負荷を低減させたいと思うのは、弊社だけなんだろうか?

4年くらい前に、マックシェイクのネタを書いたことがあります。

敢えて細いストローで、マックシェイクを吸ってみて下さい。

そういうことです。

なんのことだか良くわからん?

とおっしゃるお客様、とりあえずマックにGOです。

ハーゲンダッツじゃダメです。

オイルクーラーのコア自体も、つくづくピンキリなんだなって感じています。

かなり初期のネタなので、5年近く前になるとは思いますが、
コア自体を選定するのに10種類くらいテストしました。

こんなに性能に差があるんだ、と、当時はビックリしたモンです。

OOのコアは冷えないです、なんて書いちゃってましたね。

そうやって敵を作って行ったモンです。

でも、お客様にとっては深刻です。

冷やすためにお取り付けになったオイルクーラーキット。

工賃も含めて、安くはありません。

ホントに冷えないモノがあるんですから。

タイヤの空気圧や温度をモニターするデバイスを何回かご紹介しました。

FDに付けて、あることに気が付きました。

右のリアタイヤの温度上昇度が他よりも大きいんです。

マフラーの熱を拾っちゃっているんです。

だからFDでアタッカーのお客様、タイヤに近い部分の断熱処理は必要です。

Z34は、デフオイルクーラーコアを取り付ける位置に余裕がありません。

フツーにポン付けだと、思いっきり熱を拾っちゃいます。

ともかく、いくら性能がイイ製品を使ったとしても、クーラーコア自体に
熱気がアタっちゃうようでは、性能を十分に発揮していないことになります。

Z34や、V36に限らないハナシだと思いますが、温度管理をしないと
すぐに壊れることは無いにしても、寿命がとても短くなります。

高温に耐えられるオイルを入れることが正解ではありません。

高温にしないことが正解です。

パワステフルードも同じでした。

コレ入れれば吹かないよ

って言葉を、マトモに信じちゃったお客様。

沸点が高いんでしょうね。

だから、確かに吹かないんです。

でも、沸点が高いだけのハナシで、事実、温度は上がっています。

で、パワステポンプユニット本体と、ステアリングラック、お亡くなりでした。

デフもそういうことです。

吹かない高沸点のオイルを入れることが正解ではありません。

ただですりゃ、1Lちょいしかオイル容量がありません。

金属は熱で膨張します。

クリアランスだって、適正値から外れてくるんです。

イイこと無いと思うんですケドね。

さ、今日も弊社のデフオイルクーラーをご装着のM丘様とT中様が、
鈴鹿の本コースをアタックします。

運送会社に、インレットシュラウドを無くされちゃってたので、
T中様のデフオイルクーラーには、今回は間に合いませんでした。

弊社のミスでは無いとは言え、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

富山からお越しのPさんは、きっと、デフ汁ブシャー??