今回も、とてもとても実りが多かったです。
7,8年前までにSEMAに行っていました。
ジュネーブショーやフランクフルトショーにも行っていました。
でも、その期間中はホテルや飛行機や飲食店がバカみたいに高騰します。
SEMAなんか、ラスベガスで開催されます。
タダですりゃ物価が高いラスベガスです。
期間中は、ホテルが3倍くらいになります。
費用対効果を考慮すると、行く意味あんの? です。
東京オートサロンの期間中も、幕張のホテルは通常の倍以上になります。
ここ台湾のショーでも、期間中は高騰します。
それでも、元の物価が安いのでそれほどの打撃にはなりません。
例えホテルが暴騰していたとしても、費用対効果はとても大きいです。
台湾の技術、年を重ねるごとに目に見えて上がってきています。
分野によっては、日本は超されちゃっています。
品質も精度も十分な上に、価格はやっぱり魅力的です。
昨日も書きましたけど、機械加工の技術が良くなっているせいか、
ブレーキを作っているメーカー、20社以上ありました。
ちょっとハナシを聞いてみますと、
ウチのは、鍛造アルミ削り出しモノブロックで最高の品質だよ
って、みんな同じことを言います。
最高の品質が大安売りだな・・・
ブレーキのスペシャリストの弊社から言うと、そこじゃ無いんですけどね。
ただ、モノブロックキャリパーを削りで安く作れる技術はあるんですね。
ブレーキとか、ダンパーとか、とてもとても奥が深いので、台湾製や
中国製を試して見ようとは、この先10年は考えないと思います。
試してみるためには、いろんなモノを準備しなくてはなりませんし、
脱着だってかかってしまいます。
ある程度の見込みが無いと、時間だけ喰っちゃってイイこと無いんです。
だから、結果が出ているモノを使いたいんです。
台湾製は、すぐに結果が出て、わかりやすいものから導入していきます。
コレ、頼んでおいたヤツ、10個買いました。
おカネが無くて、10個しか買えなかったんですけど。
クイックレリーズステアリングボス
ってヤツです。
フルバケにして、乗り降りが純正よりしにくくなったことを解消できます。
日本で流通している価格よりも、ずっと安くできます。
今回は、ご予約のお客様で完売ですが、次回に5月にまた行ってきます。
価格も含めまして、またご案内させて下さい。
ヂミ~~なところでは、こんなモンも作りました。
サスペンションのストローク調整用のゲタです。
ポリウレタン製です。
こういうところにポリウレタンを使うのは正解です。
堅過ぎず柔らか過ぎず。
耐摩耗性が要求される箇所でも無いからです。
素材フェチの弊社です。
ゴムを使うべき所。
ピロを使った方がイイ所。
ステンレスじゃなきゃダメな所。
ドライカーボンで作ると、とても効果が大きい所。
そして、ここはポリウレタンがイイんです。
素材と言えば、弊社はやっぱりコレです。
64チタンボルト
いくら台湾とは言え、やっぱりフツーのボルトと比較すると高いです。
でも、使ってみたいんです。
それだけです。
さー、休む間もなくお客様の車両の作業です。