今年は走るゾ
って書いて、もう3月も終わりですね。
サーキットを走るお客様も、少しずつ増えてきています。
これからサーキットに行きたい、と言うお客様も少なくありません。
サーキットデビューのために必要なこと、ひとつひとつご提言させて頂きます。
何回も書かせて頂いておりますが、ストリートでは起きないことが
サーキットでは起きてしまいます。
準備をしっかりして行かないと、トラブルに見舞われてソッコー終了です。
休みを取って、ガソリン代と高速代を使ってサーキットまで行って、
決して安くは無い走行券を買って、わずか数周で終了となります。
ヘタすりゃ自走で帰れないから、とても高くついてしまいます。
脅してど~する、ってカンジですが
何とかなるっしょ
が、一番危険です。
何ともならないです。
まず冷却系をしっかり対策したなら、とりあえずはソコソコ走れます。
そうすれば、街中では気にはならなかった純正のアシの柔らかさ、
コース上では、すぐに感じてしまいます。
コースにもよりますが、富士や茂木や鈴鹿の本コースでは、純正では数周で
ブレーキもスッカスカになります。
純正のシートでは、腰や背中が痛くなります。
弊社がいつもご案内させて頂いておりますが、それからでイイと思います。
何でもかんでもパカパカ交換してしまうと、乗りにくくなってしまいがちです。
オカシイな~~って思ったら、純正に一度戻してみる勇気、必要です。
でも、やっぱりブレーキの対策は100%必要です。
弊社のブレーキキット、もちろんオススメですが敷居が高いです。
圧倒的なバネ下の低減と他社さんには無い冷却性能、良くてアタリマエです。
弊社のブレーキキットと弊社サスペンションキットの組み合わせで、
例の悪さをしでかすABSを封じ込めに成功しています。
富士のストレートで、250Km以上からフルブレーキングです。
420RSRなら、もっと出るでしょう。
弊社の要求はとても高いです。
富士で周回を重ねられるブレーキで、街乗りの扱い易さまで追求します。
アメリカのメタル系のパッド、サーキットではとても良かったです。
PFCとか、HAWKとかです。
でも、悪性のダストがハンパ無かった。
ブレーキだから、もちろんダストは出ます。
サッと拭き取れば取れるダストもあれば、パープルマジック御用達もあります。
パープルマジックって、使うことに後ろめたさを感じてしまう程のアヤしさ。
何かの基準を満たしていなさそげなほどの液体です。
ディズニー映画に出てくる魔女が使っている液体と同じ色です。
あんまり書くと怒られちゃいますけど、お使いになったことがあるお客様は
きっと、だよね~~~ってなっちゃっているんでは無いかと思われます。
ダストが少なくて、鳴きも無いパッド、GreenStuffです。
でも、耐フェード性は良くなかったです。
それでは、富士ではダメですね。
PAGIDのRSも性能は良かったですが、これはキーキー鳴きました。
総合性能でFERODOを使っておりましたが、時代は進んでいるようです。
円安で、海外モノは高くついちゃいます。
そこで師匠、国政氏に
イイヤツあるよ
って、ご紹介頂きました。
早速、現物を拝見させて頂きました。
見たくらいで差がわかるほど、今までのパッドとは違いました。
こういう対策もされている、ああいう対策もされている・・・・。
時代は進んでいました。
遠い目・・・。
師匠がタスマニアラリーで、実証済みと言う折り紙付きです。
効きと言う見地から、HAWKを超えられるパッドなのか?
コントロール性で、FERODOを超えられるパッドなのか?
鳴きと言う点で、GreenStuffを超えられるのか?
パープルマジック使わなくても済むの?
課題はとてもとても多いです。
でも、それをクリアしないと弊社の存在意義はありません。
そう考えております。