今日も作業作業です。
八王子はみぞれが降っています。
気温は3℃です。
ベイマックスみたいに着込んでいますので、作業をしていると暑くなります。
でも、工具はメチャクチャ冷たいです。
お待ちになっていらっしゃるお客様のためにも1日でも早く仕上げます。
昨日もご案内させて頂きましたが、弊社もどんどん進化しています。
先日、M岡様のブレーキディスクローターを研磨致しました。
もう20年近くのお付き合いの加工屋さんが、去年飛びました。
研磨用の治具を持ってどっか行っちゃいました。
しょうがないので、別の加工屋に出して研磨致しました。
で、研磨からアガって来てお取り付けをしましたが・・・・。
ジャダーがひどい。。 (ll゚д゚ll)
何でやねん!!
加工屋に言ってみても、「ウチじゃちゃんとやっているよ!!」の一点張り。
現にジャダーがひどくて、乗れたモンじゃありません。
とりあえず、弊社の車両からローターを外してM岡様の車両に取り付けました。
ジャダーは無くなりました。
と言うワケで、研磨がダメだったようです。
う~~~ん、どうすっかな~~~~。
時間も限られているので、例の大御所さんに泣きつきました。
超経験豊富なメカニックNさんが、その日に手配してくれました。
また、借りを作ってしまった。
で、Nさんから連絡がありまして、
「こんなんじゃダメだよ」
ダメなのはわかってんだよ (」`o´)」
で、レース業界でも百戦錬磨の大御所様、弊社のブレーキローターを見て、
○○くん、何だコリャ!!
と驚愕のご様子でした。
何でもっと早く教えないんだよ 凸(-_-メ)
と、お怒りでした。
で、今年の秋にオーストラリアで開催されるWTACに参加される車両に、
弊社のブレーキシステムを、ご採用下さることになりました。
で、この極寒の八王子で、N町様のブレーキのお取り付けです。
まずは、純正のバックプレートと、弊社のクーリングダクト付きのプレート。
純正はこんなカンジです。
ショボい。
あまりにもショボ過ぎる。
で、弊社のプレート、こんなカンジです。
タマには、じっくりとキャリパーサポートをご紹介させて下さい。
7075Sと言う、最高級のジュラルミンを削り出して、表面処理は
T6と言う、これまた最高級の硬質アルマイトをかけています。
やっぱり、Z34やV36には上品にブロンズのアルマイトを選びました。
各部にRを取ることで、徹底的に応力分散を図りまして、強度も最高です。
キャリパーを固定するボルトも、高張力クロモリ鋼です。
これ、1本1,000円します。
ちゃんと、1本1本確実にこう言うのを塗布して行っています。
これも、10年前くらいにGT300のレース屋で教えてもらいました。
無事にキレイに付きました。
カッコイイなぁ~~~~。
ここまで徹底的にこだわってこそ、世界最高峰品質です。
それでも、現状に甘んじることなくさらに進化をもくろんでいます。