日別アーカイブ: 2015年2月2日

10年20万キロ乗るゾ、ネタ、その2

今年は作業の合間を縫って、積極的に走りに行くことを予定しております。

ホントか?

でも、今のところ走りに行けるクルマがありません。

弊社のZ34は、なんだかんだで春くらいではないかと思います。

その前に、チャッチャとFDを走れる状態にしたいです。

現在は、代車で出ております。

近いうちに、弊社に戻って来ます。

タイムがどうのこうのの前に、お客様とサーキットをご一緒できるほどには、
事前準備がかなり必要なんです。

少なからず外車を含めて、ほとんどの市販車は対策が必要です。

去年もご紹介させて頂きましたが、弊社のFD、最終型の6型とは言え、
そのままサーキットで全開すると、かなりの確率で壊れます。

1.ラジエター

タダですりゃ、純正でもオーバーヒート気味のFDです。
すぐにフェイルセーフが介入して、走れなくなってしまいます。
アルミの3層ラジエター、既に手元にあります。
これで水温はOKっと。

2.EGオイルクーラー

これも無いとハナシになりません。
そのままだと、自ら進んで壊しに行くようなモンです。
純正で、ちっちゃいEGオイルクーラーが付いています。
完全に容量不足です。
また凝ったことをし始めると、いつになるかわからないので、
チャッチャと、もう一個追加します。
ソコソコはイケるハズですから。

3.ブレーキ

これは弊社の大得意とするところなので、徹底的にこだわります。
そんな時間あんの? ってハナシですよね。
散々やった経験があるので、Z34やV36みたいにイチからでは無いです。
それでも、もっと上があるはずだ、の精神でスゲーの作っています。

4.強化AT

オートマなのっ???
そうなんです。
弊社には現在、3台のFDがあります。
このATのFDは、元々が代車用です。
代車ならFDじゃ無くてもエエやん、ですよね。
イヤイヤ、そこが弊社です。

6.タイヤ、アルミ

現在の純正装着は、F 235/45-17,R 255/40-17です。
タイヤも死にかけているし、サーキット走行では役不足です。
少なくとも、Fも255です。
タイヤは最初はFEDERALの595RS–Rで十分です。
十分と言うより、そっちの方がイイんです。
近いうちに、律速段階のネタ、復刻版をアップし直します。
他の大事なところを後回しにして、ハイグリップタイヤを履いても、
とりあえずタイムは出ますが、その先がありません。

7.サスペンション

これも、無くても走れますが走りに行ってもツマン無いです。
FDで実績のあるアシって、掃いて捨てるほど出ていると思います。
何回も弊社が提唱させて頂いておりますコントロール性重視のアシ、
試してみたいと言うお客様に、バンバンお貸し出しする予定です。

8.SP-A

SP-Gでも十分ですけど、仮に代車とは言え、弊社のデモカーに
付いていないってどゆこと? です。
純正のシートで富士なんか走った日にゃあ、次の日背中が激痛です。
年は取りたくねぇなぁ。

9.4点

このレベルだったら、純正の3点でもだいじょぶっちゃだいじょぶです。
でも、モータースポーツの裾野を広げていこうという弊社です。
4点は、安全という見地からも必須メニューに入れておきました。

10.メーター

これも無くても何とかなりますが、何とかなる程度です。
ちゃんとモニタリングしていれば壊さずに済んだハナシいっぱいあります。
詳細はまた後日に、M田様のZ34にお取り付けの時にご報告いたします。
いっぱいメーターが付いた方がカッコイイと言うお客様もいらっしゃいます。

富士や鈴鹿を全開するなら、

油温
油圧
水温
ATフルード
デフオイル

あたりは必要になって来ると思います。

で、ここまでが必須メニューですね。

最低限の準備です。

サーキット走行って、それなりにおカネかかります。

かけるべきところに投資をしないと、トータルでは余計におカネかかります。

最低限のことに加えて、もっとやらなくてはならないことが襲ってきます。

マフラー、腐ってます。

オールステンのマフラー、ちゃんと新品がありますので交換しないと。

純正触媒、多分、死にかけています。

そのままで富士なんか全開したら、純正触媒すぐ詰まって、排圧上がって、
タービン壊すか、エンジン本体壊すか・・・。

あと、ゴム系、全部ダメです。

近いうちに、ゴム系は全部交換していかなければなりません。

サーキット全開なら、ベアリング類も早期にやっておきたいです。

フュエルポンプも、新品に交換しなくてはなりません。

ストレート全開時に、フュエルポンプが突然死を迎えると、
もれなくエンジンも突然死ですから。

そうすることによって、この先何年かは安心して全開できますから。

Z34やV36にも、いずれやってくるハナシもいっぱいありますので、
FDでの経験は、弊社の大切な引き出しになります。

長く安心してお乗り続けるためには、壊す前に予備対策が効果が大きいです。