富士メンバーのM山さんがネットを探しに探しまくって見つけたLF-VEの
NAフルチューンEG。
イギリスだそうです。
なんでもCaterhamSuper7ってイギリスのスポーツカーに
載せて、5速でもホイールスピンするって書いてあります。
スゴい造りですね。
イロイロ読んでみるとこんな表記がありました。
**************** 前略 ***************
312 bhp 201 ft lb of torque normally aspirated. 9,000 rpm 89×88 over square engine. Raceco Design fully counter balanced crank, rods, pistons, valves, cams, crank, water pump, alternator pulley, 54mm throttle bodies and bellmouths, etc. I used to joke that the only unmodified parts left were the valve split collets. Fitted to a 520 kilo Caterham it would wheel spin in 5th gear.
**************** 後略 ***************
ボアがφ89でストロークが88mm。
フルカウンターのクランクシャフトを自前で作ったんですね。
で、9,000回って312馬力。
スゴい技術だ。
やっぱり高回転とハイパワーのキモはクランクシャフトなんです。
チョコチョコNCの4スロ化についてのお問い合わせを頂戴するのでココで
費用対効果について書いておきたいと想います。
もちろんZ34の6連スロットル化にも当てはまりますから。
NCの4スロ化にかけるコストを考慮するとロングストロークフルカウンター
クランクシャフトの方がずっと費用対効果が高いです。
4スロ、6スロって言うとなかなか手掛けられるショップさんも少ないので
NAチューンの憧れと言う側面はあるとは想います。
でも、一歩立ち止まって冷静に考えると4スロ化、6スロ化に手を出すなら
CircuitConcept製、4340鋼総削り出しフルカウンターの
クランクシャフトの方がず~~~っと効果的です。
コレ、以前にもご紹介したNC用のフルカウンタークランクシャフトの
試作です。
Z34のVQ37用はもっともっとずっと攻めた設計ですが画像はナイショ。
またヤラれちゃいますからね。
まさに世界最高峰品質のVQ37用のフルカウンタークランクシャフトは
それなりに高価です。
世界最高峰品質を追求しましたから。
RZ34用も世界最高峰品質で作っています。
ただ、NCはコストもとても大事なんです。
いくら世界最高峰品質って言っても・・・・・・
ってなっちゃいます。
だから上の画像のような妥協の産物です。
それでもクロモリ削り出しロングストロークフルカウンタークランクシャフト
純正とは比較にならないパフォーマンスを見せてくれます。
9,000回って312馬力ね。
もうワクワクしかありません。
無いのはおカネだけです。