コレ、スプリングロワーシートってヤツです。
左が由緒正しいイギリスQuantum製で右が弊社で作った暫定製品です。
軽量化を追求した肉抜きの攻め方と言いさすがホンモノです。
こりゃあ弊社も見習わないと。
ところがです。
こんなん7075削りで日本で作ったらきっと1個2万はします。
当然1台で4個必要です。
さらにスプリングシートロック、ロワーブラケットロックってのも必要です。
もっとあるんです。
ブレーキホースを留めるヤツ、ホイールセンサーケーブルを留めるヤツ、
コミコミで1台あたり16個も必要なんですね。
もう倒れそうです。
ヤリ過ぎっちゃあヤリ過ぎだと想いますが世界最高峰品質を掲げ続ける
CircuitConceptです。
既にO社のアシが入っているH替さま、A社が入っているI川様、先日の
スーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントで弊社2号機をご試乗し
とても感動して下さいました。
アシだけに限ったハナシじゃないんですが乗って試しては仕様変更、その
繰り返しが熟成を生み少〜しずつではありますが進化して行く、少なくとも
弊社ではそのように考えていますしそれをハショったらお客様を感動させる
製品なんて絶対にできないって想っています。
だから弊社はいつまで経ってもビンボーなんです。
ホイールセンサーケーブルを固定するブラケットだってフツーはこんなんです。
充分に事足りますしソコにカネかけてど〜〜するって考えもあるでしょう。
でもソコにはカネかけないで中身はとてもこだわっています って製品、
過去の経験上ですが見たこと無いです。
むしろ逆はい〜〜〜〜ぱい見てきました。
見栄えだけ良くして中身はスッカスカ。
コレって我々の業界のハナシに限ったことじゃあ無いって感じますね。
弊社は一貫して徹底的にこだわります。
ンまく行かない時だっていっぱいありますよ。
失敗だって明日の成功への大事な経験ですから。