日別アーカイブ: 2017年11月7日

お得意様お一人お一人が結果を出して下さることネタ、その2

こんなハナシ、辟易としていらっしゃるでしょうが

体調、超悪りぃぃぃ

疲れが溜まっています。

さてと、

クルマ側のモンダイ

のハナシですが、やはり最大の要因はアシです。

アシと一言でも、その構成部品は、

もちろんスプリング
ショックアブゾーバー
バンプラバー
アッパーマウント
アーム
スタビライザー
そしてデフ玉もアシの構成部品に入れたいです

弊社の最大の特徴であり、そしてお得意様が弊社に求めること

オートクチュールです

お客様によって、タイヤも違えば車重も違えば空力も違います。

そして最も大きな要因の、運転技術レベル です。

全く同じセットでも、お客様にとってのフィーリングは様々です。

以前にテニスラケットゴルフのドライバーでハナシさせて頂いたことが
ありますが、初中級者がプロ用上級者用の道具を使っても使いこなせません。

使いこなせないどころか、結果は悪くなります。

経験者ならとても良くわかるハナシだと思いますが、逆な書き方をすれば
ハマって、経験しないとなかなかわからないハナシです。

ご自身がお使いの道具が、本当に今の技術レベルに合っているのか?

そんなことがちゃんと把握できる人って、わずかです。

S2000やFDと比較してもしょうがありませんが、同じような車格の
JZA80と比較しても、純正のZ34はアンダーオーバーが強いです。

あ、これがアンダーオーバーね

って初級者が身をもって体験したときには、クルマをブツけている時です。

それでも純正はそれなりにバランスが取れています。

やっぱりフロントはステアリングレスポンス良く

そしてリアは粘ってくれる

適切にヨーを積極的に発生させて、アクセルで曲がっていくか?

上級者への大きな壁の一つだと思います。

ヨーを的確に発生させて、アクセルを開けてリアが沈んでいきますと、
アシはストロークし、スプリングはどんどん縮みます。

ショックアブゾーバーでロールスピードをコントロールするんですが、
その前に、スプリングの動荷重が足りないと腰砕けになります。

純正がそんなカンジですね。

Sタイヤを履いたり、スリックを履いたS耐車両のようなレース車両だと
ロールを抑えるセットなんですが、ラジアルでは弊社の考えが違います。

リアがブレークしたときの挙動を穏やかにしたい

それにはある程度のロール量は必要と弊社は考えます。

そのために、メインのスプリング

ツチノコみたいなロワーリンクで進めると、とても高価になりそげだったので
せっかく開発が進んでいるモノも果敢に廃棄しました。

現在開発しているシステムの方が、ずっと安価でひょっとしたら効果も
大きいのではないかとワクワクしています。

その代わり、開発はイチからです。

メインは計算で割とカンタンにキマるんですが、テンダー、ヘルパー
そしてバンプラバーはずっとタイヘンです。

TenderandHelper

hphelper

以前に、弊社のお得意様のM田様が試乗車を筑波でお試しになった時に、

これ、メチャメチャ楽しいですね

と、フィードバックをして下さいました。

例え同じセットでも、お客様によって感じ方は変わります。

お得意様上達に合わせて、もっともっと進化させます。