土曜日に帰ってきて、日曜日も朝から働いていますよ。
何日か日本を空けると、帰国すると電話やお問い合わせも多いですし、
昨日の月曜は出荷に追われていました。
レーシングカーを経験して、ある構想が炎のようにメラメラと沸いてきました。
全く別物の車両とは言え、あの動きにちょっとでも近づけたい
かと言って、ストリートでの快適性は失いたく無い
一見、背反事象のようです。
でも、ナニもやらなければ確実にそのままです。
2晩イロイロと考えて2つの構想を具現化していきたいです。
もっとフロントの軽量化を推進
金属部分にはもっとマグネシウムの導入やドライカーボンでの置換を進めます。
あと目を付けているのが、あのゴッツいアーム類です。
S15の車重が1230Kgで、あのペラッペラのロワーアームです。
1,230の車重にはあれでイイんでしょうね。
でも1,500KgのZ34では強度不足なんでしょうから、あれほどまでに
ゴッツいのか、それともFUGAと部品を共有するためムダにゴッツいのか。
充分な強度を確保して軽量化を推進するって、そりゃあ大変です。
レーシングカーのアームは、4340クロムモリブデン鋼のパイプを使います。
コレでいいの? ってカンジで割と華奢な仕上がりです。
クロモリ鋼ってハナシが出ると、必ず溶接強度の問題が出てきます。
ググればいっぱい出てきます。
そこいらの鉄工所レベルじゃヤメた方がイイって書いてあります。
予熱や後処理と言った熱処理をしないと、溶接強度が確保できないらしいです。
そんなことやってる所、見たことないんですけどね。
試作と型を弊社で作って、溶接はクロモリ溶接のエキスパートに任せよう。
もう一つ、有効だと思われる方策はあります。
FDの時にはやっていましたし、元々、FDのトップランナーに
教えてもらった技術です。
これは割と安く上がるので、ちゃんと製品化をしてからのご案内です。