日別アーカイブ: 2017年10月17日

スーパーハンドリングマシンへの道、ネタ

土曜日に帰ってきて、日曜日も朝から働いていますよ。

何日か日本を空けると、帰国すると電話やお問い合わせも多いですし、
昨日の月曜は出荷に追われていました。

レーシングカーを経験して、ある構想が炎のようにメラメラと沸いてきました。

全く別物の車両とは言え、あの動きにちょっとでも近づけたい

かと言って、ストリートでの快適性は失いたく無い

一見、背反事象のようです。

でも、ナニもやらなければ確実にそのままです。

2晩イロイロと考えて2つの構想を具現化していきたいです。

もっとフロントの軽量化を推進

金属部分にはもっとマグネシウムの導入やドライカーボンでの置換を進めます。

あと目を付けているのが、あのゴッツいアーム類です。

S15の車重が1230Kgで、あのペラッペラのロワーアームです。

1,230の車重にはあれでイイんでしょうね。

でも1,500KgのZ34では強度不足なんでしょうから、あれほどまでに
ゴッツいのか、それともFUGAと部品を共有するためムダにゴッツいのか。

充分な強度を確保して軽量化を推進するって、そりゃあ大変です。

レーシングカーのアームは、4340クロムモリブデン鋼のパイプを使います。

コレでいいの? ってカンジで割と華奢な仕上がりです。

クロモリ鋼ってハナシが出ると、必ず溶接強度の問題が出てきます。

ググればいっぱい出てきます。

そこいらの鉄工所レベルじゃヤメた方がイイって書いてあります。

予熱や後処理と言った熱処理をしないと、溶接強度が確保できないらしいです。

そんなことやってる所、見たことないんですけどね。

試作と型を弊社で作って、溶接はクロモリ溶接のエキスパートに任せよう。

もう一つ、有効だと思われる方策はあります。

FDの時にはやっていましたし、元々、FDのトップランナーに
教えてもらった技術です。

これは割と安く上がるので、ちゃんと製品化をしてからのご案内です。