日別アーカイブ: 2017年10月22日

S15のケーススタディをZ34,V36に生かしてみるネタ、その7

H本様の車両を納めさせて頂いて、I様の車両を納めさせて頂いて、
そしてF井様の車両を納めさせて頂いて、忙しくさせて頂いております。

さらにはS木様とK島様が来社下さいました。

ありがとうございます。

写真、全く撮ってないです・・・。

F井様のZ34は13万キロ近くでした。

クラッチ廻りを刷新して、弊社のクラッチラインも導入下さって、今後
しばらくはクラッチに関するご心配から解放されることでしょう。

EGオイルは温度計が付いているので、皆さん気にします。

ちょっと山道をハイスピードドライビングしただけで130℃。

同じようなことが

PSフルード

ATフルード

デフオイル

にも起きています。

温度計が無いからわからないだけですが、付ければわかります。

ちゃんと事前に対策された車両と、そうでない車両が同じワケがありません。

今回はそんなハナシではなく、ゴムのハナシです。

PSフルードは吹くからわかります。

ATは全開時に3-4速、4-5速とかで滑り始めるのでわかります。

デフも吹いたり、重傷ではベアリングが大きな音を出すのでわかります。

症状が出たら自然治癒なんてするワケ無く、元には戻りません。

その点、ゴムはわかりづらいです。

目視して判断できるときには、かなり末期です。

手っ取り早いのは、純正新品交換です。

こうなるとお客様の懸念事項は、

何万キロで交換すればイイの (・・;)?

となります。

お客様の車両の走り方や使い方によってかなり変わることが厄介です。

弊社お得意様のT様のZ34、競技系の走りが多かったのもありますが
デフオイルクーラー無しで30,000キロ程度でデフブローしました。

せっかくS15でケーススタディをしているので、Z34,V36に生かします。

弊社のS15の現状は、リアメンバーのゴムが腐ってチギれています。

直進性なんてあったモンじゃありません。

常にフラフラ、常に修正蛇が必要です。

で、リアメンバーを新品交換なんですが、Z34に比較してモノが悪い・・。

見た目ですが、ゴムの質もZ34よりは悪いです。

S15rearmemberbushing

このゴム4箇所で車体に留めてあるのは、S15とZ34は共通です。

さ、このまま付けてはCircuitConceptらしくありません。

すでに多くのショップさんから、このメンバーカラーが出ています。

ここを留める発想はアリだと思いますが、そこは検証が必要です。

純正って、ここに大きな空洞があります。

S15rearmemberbushing2

メーカーがこの空洞の必要性を感じているのは、もちろん乗り心地です。

それを数ステージで留めてみることで検証してみたいです。

Z34,V36では、その効果と快適性の差で2種類出してみたいです。