日別アーカイブ: 2017年9月28日

S15のケーススタディをZ34,V36に生かしてみるネタ、その3

Z34,V36を長くチモチ良くお乗り続けるためにせっかくですので、
S15でケーススタディをしております。

良くありがちな駐車場に液体漏れ。

過去、何十台もこんな経験をしてきました。

フロントのアンダーパネルをひっぺがしてみるとこんなんでした。

S15PSF1

で、のぞき込んでみるとこの状態です。

S15PSF2

Z34、V36でも数台経験があります。

PSフルード漏れです

PSフルードポンプ本体から漏っています。

弊社のS15、年式は1999年走行は15万キロですが整備記録簿によると
女性の1オーナーの無事故車です。

マフラーもノーマル、タイヤアルミもノーマル、ジャッキアップの耳も
使った形跡すらありません。

日常のアシとしてフツーの待ち乗りに使っていたんでしょうね。

それでもPSフルードがこうなるのは日産車の宿命のようです。

だからこそ弊社はPSフルードクーラーの必要性を提唱してきました。

壊さないための大事な初期投資です。

もちろん経年劣化も大きく関与していることだとは思いますが、熱による
ダメージもかなり大きな

同じ事をしてもMAZDAやHONDAやTOYOTAはなりにくいです。

でも日産車は、とても多い症例を経験しております。

弊社S15を牛歩ながらキチンとコツコツ作っていくにあたって、
その先にZ34,V36を見据えています。

趣味でもう一台作るほど弊社にはおカネがありません。

このS15でやるべきことは、

PSポンプ本体  リビルトを安く探します

PSラック    中古を買ってOHしてみます

高圧側配管    これは日産純正の新品

低圧側配管    作っちゃいます

で、肝心のPSFクーラーですが、Z34,V36の時よりもデカいのが
必要だと感じております。

Z34よりは取り付けスペースがいっぱいあるので、デカいのが付きます。

S15をサーキットで走らせると、修正蛇もより多いと考えられますから
PSフルードの負担はより大きいと考えます。

この先10万キロ、PS廻りでトラブル無く安心してサル走りができるように
キチンとした対策をすれば、余計な心配をしなくて済みますから。