まずはコイツ見てください。
品番は同じです。
同じ製品のはずです。
でも、中身が違います。
左が3/8NPTって規格で、右が1/4NPTです。
正しいのが左です。
と言うことは、右が不良です。
AEROQUIPと言えば、アメリカでは航空機用の部品を手がける
EARL’Sよりもグレードが上のメーカーってハナシらしいです。
外装の袋が両方とも同じなので、メーカーの管理が悪いんでしょうね。
その商品を、今度は代理店がちゃんと確認をしないでそのまま出す。
その結果がこうなっちゃったワケです。
クラッチトラブル回避キット、おかげさまで堅調です。
でも、納期が大幅に遅れています。
先月、イギリスに行って取ってくるはずだった30セット、全て不良です。
ちゃんとフィッティングも合っていますし、長さも角度も正しいです。
でも、車両に取り付けることができない・・・
そんな事が現実にあるんです。
こう言う時は、SWIVELという構造を持ったフィッティングを使います。
そうしないと車両に取り付けることができないなんて、この業界の人間なら
誰でも知っているハズだ、と思い込んでいた弊社が悪かったんです。
百歩譲って、代理店や問屋は知らないことだってあると思います。
でも、メーカーがこんなことやっちゃいけないと感じます。
最近良く感じるのが、クルマの事にそんなに興味が無くてもこの業界に
携わっているパターンが以前よりも増えてきている、そんな気がします。
クルマだってイロイロです。
単なる移動手段と言うお考えもあるでしょう。
尤も、この開発日記にはたどり着かないと思います。
せっかく、絶滅危惧種の大排気量NAのFRをお選びです。
楽しみ方も、それぞれだとは思います。
Z34はムダに頑丈なので、適切に手を入れてあげることで
長く楽しめるクルマに仕上げることが可能です。
適切に、と言うのが実は大きな関門のようです。
やるべき事がちゃんと製品としてリリースされていない現状があります。
対策しないと、割と早期からトラブるので弊社ではオススメします。
その考えに共感を持って下さったお客様がいっぱいいらっしゃいます。
そのお客様を、必要以上にお待たせしている現状があります。
上記の写真のような事が、割と多く発生しています。
必要以上に在庫すれば解決するハナシなんですが、弊社のような
ビンボー浮き草にはムリなハナシです。
でも、何かしらの方策を考え出さないと、です。