ヂミなネタですいません、ネタ

中国は、春節、つまり旧正月のお休みですね。

毎年、爆買いの話題をニュースでもいっぱいやっています。

今年から、外国人の免税措置を大幅に優遇するそうです。

日本政府は日本国民から税金をいっぱい取って、爆買いの中国人に免税。

政治って、そんなモンです。

弊社は、おかげさまでとてもとても忙しくさせて頂いております。

今日はATフルードクーラー、仕様変更をしております。

弊社は、何度も何度も仕様変更しちゃいます。

現物合わせで試作品を作ります。

仕様変更を重ねて、ま、これならOKだろ、ってなります。

実際に付けてテストしてみますと、だいたいダメです。

ダメでは無いんですけど、弊社に世界最高峰品質をご期待下さって、
アヤしい浮き草ショップに、大事な愛車をお預けになるんです。

お客様が喜んで下さらない製品は、弊社的にはダメなんです。

エンジンオイルクーラー、デフオイルクーラー、PSフルードクーラー、
そしてATフルードクーラーの取り付け用のブラケットです。

こないだ、担当の職人さんと打ち合わせをしていて、

図面が100種類以上もあるんだけど、コレ、全部いるの?

って言われました。

そんなに作ったんだ・・・。

brackets

ちなみに、この赤い部品、ピロアームのインナーレースです。

これも徹底的にこだわっています。

ナニをどうこだわっているのか? は、ピロアームのネタでご紹介致します。

早いハナシが、1/100ミリの精度です。

ピロによって圧入の公差を変えているんです。

キツいと動かなくなるし、すぐダメになります。

ユルいとガタが出ます。

試作、実装、試走、その連続です。

そうしなきゃイイ物はできないと堅く信じておりますから。

やっていることは、超ヂミです。

そう言えば弊社のお得意様のM田様の390RS、メインテナンスで入庫です。

前回に、1,620 gのリチウムイオンバッテリーをお取り付け下さいました。

こないだ、リチウムイオンバッテリーは熱対策をした方がイイって聞きました。

さっそく、バッテリーを外して断熱マットを全面に貼ります。

aliantheatshield

弊社でお買い上げ下さった全てのお客様に、断熱マットをちゃんとお付けします。

こう言うのも一種の仕様変更だと考えております。

常に考えます。

もっと上があるはずだ、と。

10年20万キロ乗るゾ、ネタ、その6

まず、リアの日産純正のアッパーアームです。税別12,100円です。

rearupperarmprice

で、純正のロワーリンク、フロント 税別2,740円

やっすいな~~~。

ロワーリンク、リア 税別14,200円です。

rearlowerarmsprice

メンバーに至っては、

税別43,700円です。

rearmemberprice

日産純正部品は、割と良心的な価格で助かります。

FDだったら、倍はしそうなモンです。

純正部品だけで、13箇所のゴムが新品になります。

走行が10万キロを超えた車両には、効果が大きいと思います。

あとは、工賃ですね。

ただはずして、ポン付けってことは弊社はやりません。

マフラーを降ろして、デフも降ろします。

ついでに、デフオイルの油温センサーを取り付けるのもアリです。

通勤快速のお客様は必要ありません。

でも、高速フッ飛ばします、と言うお客様はそこそこ推奨です。

そこそこってナニよ?

峠をハイスピードでお楽しみのお客様はかなり推奨です。

サーキットを走るなら必須です。

後は、弊社のこだわりの組み付けとアライメントを堪能してみて欲しいです。

調子が悪くなってきたからって、ミョーなモノに手を出すよりも、
いったん純正の新品状態に戻して、審美眼を整えてから。

それからでも遅くないです。

その製品がイイ物なのかダメダメなのかは、適切な審美眼が備わってこそです。

10年20万キロ乗るゾ、ネタ、その5

昨日は、10年20万キロを快適にお乗り続けて欲しいと言うことで、
敢えて純正のゴムと言う選択をご呈示させて頂きました。

やはり、純正の安心感は侮れないと思います。

でも、うーん、(ーー;) と言うお客様もいらっしゃることでしょう。

弊社はサーキットコンセプトですから。

で、やっぱりアレです。

ピロアームです。

2、3年前のネタで何回かご案内差し上げていますが、やはり耐久性が
最大のネックとなっていました。

でも、おかげでピロ本体にもとてもとても詳しくなりました。

やはり、ハマったらハマった分だけ引き出しは増えていきます。

ピロも、用途や使用環境によって、かなり種類があるんです。

フツーはRadial荷重で、ピロの耐久性は評価されます。

Axial荷重に特化したピロもありました。

摺動抵抗を低減させるためにテフロンコーティングされたピロもあります。

アシ廻りに使用するんであれば、もちろん防錆や耐腐食性も必要です。

その辺りで、フツーに手に入るピロを入れてもマッチングが良くなる確率、
かなり低かったんです。

今日はフロント部でご案内差し上げたいと思います。

サーキットでのパフォーマンスを考えると、フルピロが理想的です。

でも、弊社は敢えて、フルピロにはしない予定です。

もちろん、フルピロもテスト致します。

M岡様やM田様やM黒様は、きっとフルピロをお選びになると思います。

弊社の師匠である国政氏のご指導で、アシ廻り地獄に彷徨わないで済んでいます。

ロワーアームが地面と水平に取り付けてあり、地面と平行に稼働致します。

アッパーアームは、タイヤを外した時にでもご覧になって下さい。

ナナメに取り付けてあります。

もちろん機構学としての理論から、ナナメに取り付けられています。

クルマが走っている時に、バンプ、リバンプでタイヤが上下動をします。

アッパーアームがナナメに付いていることによって、タイヤが垂直に
上下動するのではなく、弧を描くように3Dで動きます。

そういう風にメーカーが設計をしているんです。

メーカーが莫大な開発費をかけて、わざわざこんなモンを採用しているんです。

検証は絶対に必要です。

ところで、フロントロワーアームのダイレクトな荷重が入力される方ですが、
ゴムブッシュを抜いてみると、内径が約φ46です。

flowerarm1

ここに、精度を追求したピロアウターレースを圧入してからピロを入れます。

そのアウターレースの精度で、可動性能だけでなく耐久性も決まってきます。

ユルいとスッポ抜けちゃうので危険ですから、割とキツめに入れられている
製品が多く見受けられます。

以前に、80スープラの市販品のフルピロを入れてエラい目に遭いました。

あんなモン、ヘーキで売られている現実があります。

弊社は一個一個、純正を計測してから純正の個体差を考慮して製作します。

量産ができません。

あ~あ、またイバラの道を選択してしまった。

でも、徹底的にこだわることで、ピロなのに乗り心地が良くなるんです。

ステキじゃあ~りませんか。

10年20万キロ乗るゾ、ネタ、その4

弊社お得意様、つくば市のN村様から悲痛なご連絡を頂戴致しました。

10万キロ目前にして、やはりイロイロとガタが発生してきたとのことです。

特に気になってしまうところとして、足回りのバタバタ感とのことです。

もともとN村様のZ34は、つくば市で通勤快速としてお使いです。

純正のレスポンスの悪いハンドリングと真っ直ぐ走らないサスペンションに
辟易としていらっしゃいまして、弊社を訪れて頂きました。

弊社サスペンションをご装着下さって、とてもご満足でした。

ところが、どうもここのところ動きがおかしくなっている、フラフラする、
と、お嘆きです。

以前もご案内差し上げましたが、10万キロも走られますとゴムは劣化します。

新品時の弾性特性なんかとっくに無くなっちゃっていると思われます。

弾性特性が無くなるどころか、新品時の寸法だって維持できなくなっています。

つまり、ゴムが痩せちゃっているんですね。

痩せちゃった分、そこに隙間ができます。

隙間ができると言うことは、新品時よりも余計な動きが発生すると言うことです。

それがドライバーに不快で、予期せぬ動きとして伝わってくるんです。

全部まとめて一気にやってしまえば解決するハナシなんですけど、
やはりおカネかかります。

全部を対策することが正解ですが、特にダメな所から対策するのもアリです。

N村様が一番困惑していらっしゃるのが、特にリア回りのバタバタ感です。

リア廻りだけでも純正のゴム、これだけあります。

rearlowerarms

rearmember

rearupperarm

交換するならば、これらのリア廻りは一度にやってしまいたい、です。

工賃という見地からも一度で済みますし、もっと大事なことは、
対策した所としていない所、当然していない所がもっと歪みます。

そうなると、中途ハンパにおカネをかけた割には大して良くならないです。

大して良くならないならまだイイ方です。

純正はそれなりにちゃんと考えられています。

安く上げるなら純正部品です。

幸い、日産の純正部品は安いですから。

デフマウントは、弊社の強化プログレッシブレートゴムがオススメです。

皆様ご存じの通り、純正がやらかしちゃっているところですから。

アーム類は、強化ゴムや樹脂はダメなんです。

先日もご説明させて頂きましたが、弾性復元力が強くなるので、
乗り心地が悪くなります。

アーム類は、純正か、やるならピロです。

弊社は、いつもここで提唱させて頂いております。

バランスを崩して、純正以下にしてはいけません。

これだけのゴムが多用されています。

イロイロと経験させて頂いておりますと、日産の開発陣の考え方が垣間見えます。

スポーツ性と快適性の両立って、ホントに難しいです。

日産ができなかったことに弊社は挑戦し続けます。

Z34、V36デフオイルクーラーキットネタ、その34

大阪のK森様からお電話を頂戴致しまた。

何でもっとブレーキのハナシをもっと早く言ってくん無かったの?

ただ、ひたすらもーしわけありませんでした。

こう言ったお叱り、けっこう多いんです。

ブレーキのネタは、ちょくちょくご報告させて頂いております。

Z34を弊社が手に入れまして、割と早い時期に開発をしていました。

ネタ的には、2011~2012年でした。

少しずつ、少しずつですが責任ある情報発信をして行きたいです。

でも、障害も多いんです。

アレは使えないです

コレすぐダメになります

って、画像付きで書いちゃえば一番説得力があります。

でも、そんなことしちゃえば弊社は業界から追放されてしまいます。

その前に、ダンプが突っ込んできます。

書いてしまったことの影響を考慮しながら、少しずつ、少しずつになります。

それがお客様にとっては、もどかしいんだと思います。

過去ネタを、倫理上のスキャンをしながら書き直しております。

さっきニュースでやっていましたから、ご存じのお客様も多いんではないかと
思われるネタがあります。

窓に貼るだけで、断熱効果が30~40%も低減されるというメーカーの
主張に、消費者庁から 「待った」 がかかったと言うニュースでした。

大学やホテルや官公庁と言った多くの公共機関に納入されているそうです。

景品表示法違反で措置命令が出されると、ニュースでやっていました。

1平方メートルあたり、15,000円もするんですって。

ホテルや官公庁だと、そりゃあ莫大な費用を投資したと思います。

これから損害賠償なんてハナシになるんでしょうね。

多額の投資をしたけど、全然効かねーなんてハナシ、弊社では良くあります。

弊社は、キットとして販売されているモノをポン付けしたことがありません。

尤も、キット物のポン付けで弊社を訪れて下さるお客様っていないだけです。

その心は、例えば、フルードクーラーです。

エンジンオイルクーラー

MTオイルクーラー

ATフルードクーラー

デフオイルクーラー

PSフルードクーラー

MTオイルとデフオイルは同じこともありますが、フツーはオイルが違います。

つまり粘度が異なるワケでして、流れ方も異なります。

それなのに、同じ考え方でクーラーキットを作ってもダメなことが多いんです。

例えば、2つのオイルクーラーコアがあります。

oilcoolercores

左は19段で右は34段です。

数字がデカい方がエラい

はイイとは限らないです、ってネタを3年くらい前にアップしました。

見た目は、流路面積は同じです。

でも、条件付きですが冷却能力に大きな差があります。

粘性が大きいデフオイル等に右のコアを使っても、下の方に澱んでしまいます。

赤いところですね。

earls34

事実上は、青いところしか効率的に使っていないことになるんです。

さらにご説明させて頂きますと、クーラーポンプとのコンビネーションも
かなり重要課題です。

マトモなクーラーポンプ、現実にはほとんど流通していないと弊社は考えます。

もちろん想像ではなく、現物がちゃんと手元にあってのハナシです。

まず、圧送圧力が全然足りていないんです。

圧送能力も足りていません。

だから、クーラーコアの中で澱んでいる部分ができちゃうんです。

弊社のデフオイルクーラー、おかげさまでお待たせしてしまっている状況です。

メチャクチャ凝っています。

冷えなきゃ意味がないワケですから。

ポンプ

ホース

クーラーコア

3Dシュラウド

断熱インレットダクト

全てに於いて、世界最高峰品質です。

ハマりにハマりましたから。

ここまでこだわったデフオイルクーラーキット、弊社製だけです。

多分。

でも、間違いなく、冷えます。

Z34エアロアナライズドフロントフェンダーネタ、その24

鯖が落ちると、多方面にご迷惑をおかけしてしまいます。

開発日記のお引っ越しは完了致しました。

とは言っても、過去ネタはダメでした。

レンタルの鯖の設定を見ると、見た目の上ではちゃんと引っ越せています。

でも、実際には見られないので、引っ越しは失敗です。

トップサイト、製品ページ、未だに引っ越しできていません。

え、そんなページあったの?

って言われてしまう始末です。

もちろん、鋭意復旧中ですが、お客様の作業がパッツパツなので、
なかなか思うように進みません。

そんな中で、この開発日記を最近見つけたお客様は

OOの製品案内ってありますか?

と言うお問い合わせが多くなってきました。

ここのところ多いのが、

エロいフェンダー

です。

そもそもの開発理念は、コイツです。

いろんなレース車両を見ていますと、ここの空気をきれいに抜くことは
絶対命題と思われます。

fenderairflow

昔から弊社の開発日記をご覧下さっているお客様にとっては、
何回も出てきた図で、繰り返しになってしまいます。

タイヤが巻き上げた空気が、車体のフロント部を持ち上げてしまって、
フロントタイヤのグリップを落としてしまうことになるんです。

これはサーキットだけではなく、一般道でもとても有効です。

フロントを浮かせないことで、高速安定性が良くなるんです。

で、この空気を効率的に抜くことは、効果が大きいんです。

バックリ開けちゃうのが一番効果的なんですが、Z34にはちよっと??

あんまりレース車両っぽくしたくなかったんです。

バックリ開けると、タイヤが巻き上げた飛び石でボディが傷だらけになります。

で、こうなりました。

2z34

N34fender

Y341

全て、お客様の車両です。

アレ? ウインカーは?

このままでは車検には通りません。

それで、弊社のドアミラーがあります。

ドアミラーまではいらないけど、フェンダーが欲しい。

と言うお客様のご要望にも、ちゃんとお応えしております。

あたりまえだ。

純正のウインカーを、そのまま移植できる穴付きの設定もありますし、
お客様のご要望に添ったウインカーも、ご対応させて頂いております。

frontfenders

先日もご案内差し上げましたインナーフェンダーも付いています。

fenderinner

セットで、 198,000 円 です。

イイモノって、ホントに少ないんです、ネタ

これじゃ何のネタだかわかんないよ! って言われてしまいます。

でも、わかっちゃうと100%怒られます。

ほとんど皆様がご存じの有名メーカーの、とある部品を取り寄せてみました。

弊社が、ず~~~っと使っていた信頼性の高い製品よりも、
ちょいと小型なので、使ってみようかな、と考えました。

こないだの東京オートサロンでも、展示販売してありました。

弊社は商売カタキみたいなモンなので、じっくり観察できませんでした。

大失敗

手に取ってちゃんと見てみると、こんなの使いモノにならないです。

でも、コレ使っている人、そこそこいます。

そう言えば、弊社のお客様にもいらっしゃったな~~~~。

ホントに無いよりはまだマシ、そんな程度です。

100円ショップに、「モノが悪いよ!」って言ってるのと同じでした。

でも、価格は全然100円ショップじゃないんですよね~~~~。

とてもとても高い3万円でした。

弊社がこんな製品出したら、完全にフクロです。

気になる~~~

と言うお客様も多いと思います。

2014年9月25日のネタです。

弊社がいつもいつも提唱していることが書かれていました。

nikkei1

nikkei2

天下の日本経済新聞社の日経ビジネスと言う雑誌のコラムです。

安価なモノには必ず安価な理由がある

モノを見る選球眼はそう言う失敗を重ねることでしか培われない

弊社も久々にババを引きました。

もちろん、お客様の車両に取り付けることは絶対にありません。

10年20万キロ乗るぞネタ、その3

意外とヂミ~に、10年20万キロ乗るゾ、のネタが好評です。

やはり、Z34やV36から乗り換えたくなるような魅力的なクルマが
無いと言うことなんでしょうね。

時代は、ハイブリッドかダウンサイジングターボですからね。

前回もご案内差し上げましたように、ゴム系のおハナシです。

ラジエターのクーラントホース、アッパーとロワーはもう既に販売済みです。

在庫もちゃんとあります。

無い色もありますので、お問い合わせ下さい。

で、現在SAMCOに特注をお願いしてあるヒーターホースです。

heaterhose

以前にもご案内差し上げましたが、純正でも十分です。

ただ、弊社が提唱しているのは、

どうせ換えるんだから

と言うカスタマイズのおハナシです。

この手の商品は、製品自体の価格よりも作業工賃の方が高かったりします。

せっかくだから、クーラントも交換しましょう! です。

もちろんクーラントも純正で十分です。

でも、アフターマーケットで、優れた製品が販売されているんです。

特にサーキット走行が多いお客様、必見です。

日本では、圧倒的にK社のシェアが高いです。

OEMも含めて、ほぼK社です。

こういう製品、やはりアメリカが先駆者でありとても得意です。

円安となって、大して良いハナシでは無くなってきましたが、
それでも、まだ優位性があるんです。

何がどう優れているのか?

まずはターボ車のFDで、サーキットでテストです。

ま、能書きを読んでみるとこういうことらしいです。

1.冷間時、スッと温度が上がる

2.温間時は適正温度をキープして、水温が上がりにくい

なんだそうです。

今日みたいなメッチャ寒い時に、暖気時間が短かくなるらしいですし、
サーキットでも、水温が安定するらしいんです。

とても高価な製品をたくさんリリースしている弊社が言うことか?

って感じるかもしれませんが、弊社は右から左の商品はお安く出しております。

常日頃、ご提唱させて頂いておりますが、価格には理由があります。

素材にとてもおカネをかけたり、精度を徹底的に追求したり、開発費が
かかってしまうモノは、お安くお出しすることができません。

日本で4L、7,000円近くもするモノが、ずっとお安く手に入るなら、
弊社はそっちをおススメするだけのハナシです。

弊社のお客様なら、4L、7,000円のクーラントをオススメしても
ほぼ皆様、お買い上げ下さるとは思います。

弊社的にも、はるかにラクだし。

でも、そこは弊社です。

安い100万円もあれば、高い1万円もある

と言う理念は、決してブレ無いです。

10年20万キロをお客様にお乗り続けて下さるために、イイ物を安く、
そして、必要なところには、ケチらないで投資をして欲しいと思います。

トータルでは、ずっと安上がりになりますから。

Z34、V36APレーシングブレーキキットネタ、その45

大御所様が、弊社のブレーキキットの何に驚愕して下さったのか?

やはり、弊社のAPレーシングブレーキキットの最大のポイントは、

最軽量

で、あることです。

まずは、キャリパー。

上級グレードの 4ピストン、7.8Kg

ベースグレード 7.4Kg

AP Racing  CP5555 2.8Kg

ブレーキディスクローター

上級グレード φ 355 t 32 15.4 Kg

ベースグレード φ 320 t 28 9.8 Kg

弊社取り扱い APRacing 特注フルフローティング φ 356 t 32

aprotor

5.2Kg

そりゃ百戦錬磨の大御所様も驚愕です。

弊社ベルハウジング7075S 1,090 g

弊社ベルハウジング 64チタン 680 g

ま、こう言うことです。

これだけのバネ下の低減、効果が小さいワケありません。

乗り心地もずっと良くなります。

昨日もご紹介させて頂きましたが、さらに、さらに進化を遂げています。

前後バランスやパッドの温度特性だったり、コントロール性だったり。

もうコレでイイ、となると、その上は無いんです。

富士の1コーナーの突っ込みで、バンバン抜けるよ!

って、お客様に言って下さるように、もっともっと進化します。

ちなみに、ABSの誤動作、誤介入、このシステムだとしないんですね。

それでも、もっともっとテスト、検証は必要です。

大事なお値段ですが、やはりこれだけのシステムだと安くはありません。

F 648,000円

R 488,000円

w|;゚ロ゚|w

確かに効果ですが、値段にはちゃんとした理由があると考えております。

安くて良いモノはできません。

高くてダメなモノはいっぱいありますけど。

Z34、V36APレーシングブレーキキットネタ、その44

今日も作業作業です。

八王子はみぞれが降っています。

気温は3℃です。

ベイマックスみたいに着込んでいますので、作業をしていると暑くなります。

でも、工具はメチャクチャ冷たいです。

お待ちになっていらっしゃるお客様のためにも1日でも早く仕上げます。

昨日もご案内させて頂きましたが、弊社もどんどん進化しています。

先日、M岡様のブレーキディスクローターを研磨致しました。

もう20年近くのお付き合いの加工屋さんが、去年飛びました。

研磨用の治具を持ってどっか行っちゃいました。

しょうがないので、別の加工屋に出して研磨致しました。

で、研磨からアガって来てお取り付けをしましたが・・・・。

ジャダーがひどい。。 (ll゚д゚ll)

何でやねん!!

加工屋に言ってみても、「ウチじゃちゃんとやっているよ!!」の一点張り。

現にジャダーがひどくて、乗れたモンじゃありません。

とりあえず、弊社の車両からローターを外してM岡様の車両に取り付けました。

ジャダーは無くなりました。

と言うワケで、研磨がダメだったようです。

う~~~ん、どうすっかな~~~~。

時間も限られているので、例の大御所さんに泣きつきました。

超経験豊富なメカニックNさんが、その日に手配してくれました。

また、借りを作ってしまった。

で、Nさんから連絡がありまして、

「こんなんじゃダメだよ」

ダメなのはわかってんだよ (」`o´)」

で、レース業界でも百戦錬磨の大御所様、弊社のブレーキローターを見て、

○○くん、何だコリャ!!

と驚愕のご様子でした。

何でもっと早く教えないんだよ 凸(-_-メ)

と、お怒りでした。

で、今年の秋にオーストラリアで開催されるWTACに参加される車両に、
弊社のブレーキシステムを、ご採用下さることになりました。

で、この極寒の八王子で、N町様のブレーキのお取り付けです。

まずは、純正のバックプレートと、弊社のクーリングダクト付きのプレート。

brakebackplate1

純正はこんなカンジです。

brakebackplate2

ショボい。

あまりにもショボ過ぎる。

で、弊社のプレート、こんなカンジです。

brakebackplate3

タマには、じっくりとキャリパーサポートをご紹介させて下さい。

7075Sと言う、最高級のジュラルミンを削り出して、表面処理は
T6と言う、これまた最高級の硬質アルマイトをかけています。

やっぱり、Z34やV36には上品にブロンズのアルマイトを選びました。

各部にRを取ることで、徹底的に応力分散を図りまして、強度も最高です。

calipersupport

キャリパーを固定するボルトも、高張力クロモリ鋼です。

これ、1本1,000円します。

caliperbolt

ちゃんと、1本1本確実にこう言うのを塗布して行っています。

threadcompound

これも、10年前くらいにGT300のレース屋で教えてもらいました。

無事にキレイに付きました。

apbrakekit

カッコイイなぁ~~~~。

ここまで徹底的にこだわってこそ、世界最高峰品質です。

それでも、現状に甘んじることなくさらに進化をもくろんでいます。