日別アーカイブ: 2022年1月2日

新年のご挨拶と今年の抱負と目標と、その2

今年は珍しく新年のご挨拶2本立てです。

やっぱりフルチタンマフラーとQUANTUMベース弊社サスペンション
キットの安定供給は今年の最大そして最重要課題だととらえています。

先日、弊社代理店の担当M本君とハナシをしてある事に気がつきました。

M本君も自身でチューンドS13を駆り茂原を中心に走っています。

流れでスプリングのハナシになりました。

M本君曰く、

スプリングの差なんてわかりませんよ

コレって実はとても深いな~~って弊社は感じました。

乗り手が敏感、鈍感ってのは確かにあるとは思います。

だから弊社ではこんな手法を採っています。

まずは1本走ってみる

で、寸暇を惜しんで現場で交換する

さっそく2本目を走ってみる

コレが最強の検証方法です。

今までに多くのチームメンバーでこの手法を採用してきまして全メンバーが
その差を享受し、感動してもらったって経緯があります。

その2本で確実に差は判ります。

イイことだけとは限りませんよ。

失敗することだって多々ありますが確実に差は判りますし弊社の貴重な
データとして蓄積できます。

ともかくこの手法は弊社の開発、検証、熟成には欠かせません。

っつ〜〜ワケで今年最初のテスト、検証に行ってきます。

弊社の大きな特徴のひとつですがアシはお客様お一人お一人に合わせて
セットしています。

今年からはこの手法をもっと広げて行きたいです。

やっぱり同じZ34V36 とは言えそれぞれ違うんですね。

特にタイヤの差ってとても大きいです。

ストリートなら弊社ではMICHELINを勧めることが多いです。

高いだけあってバランスがとてもイイです。

サーキットってなるとちょっとMICHELINはキツいですね。

やっぱりストリートとは比較にならないほどタイヤが摩耗します。

サーキットでの練習タイヤは何回もココで書いてきましたから今回は
割愛しますが多くのメンバーがアジアンタイヤを卒業して052あたり
ってステップアップが視野に入ってきています。

例えば今シーズン売り出し中のI田支部長、現在の目標は鈴鹿本コースの
130Rをスライドコントロールしながらどれだけ踏み抜けるか? です。

つい数ヶ月前まではビビリミッターが強烈に作動しておっかなびっくり
だった130Rも、今やリアが流れるところにまで来ています。

つまりアクセル開度も以前よりはずっと上がってきていますしその結果として
コーナーリングスピードも上がってきています。

つい2ヶ月前のロガーデータと比較してもボトムスピードが15Km/hも
アップしています。

それだけ運転技術が向上しました。

さらにコントロール能力に磨きをかけてもっとスピードが上がってくれば
今のアジアンタイヤにこだわることはむしろマイナスだと弊社は考えます。

で、次期タイヤは052の一歩手前のタイヤを弊社でご用意しました。

1本15,000円ですからね。

そうなるとさらに縦Gも横Gも上がります。

タイヤが喰う分、今まで流れていた130Rで流れなくなります。

ところがです。

この2ヶ月の経験があるのですぐに流れる感触をつかめるでしょうし
そうなるとタイヤが喰う分、1ランク上のコーナーリングスピードで
スライドコントロールができるようになります。

そうなれば放っておいてもさらに2秒くらい縮まります。

そんなンめぇハナシあんのか? ┐( ̄ヘ ̄)┌

って感じる人もいるとは思いますが現実にI田さまは今シーズンだけで
本コースのベストを3秒縮めてきましたから。

で、何でコレが新年の豊富なの? ってハナシですね。

結局2本立てじゃあ終わらなかった。