日別アーカイブ: 2019年8月11日

タマには弊社特注のサクションパイプを語ってみますかネタ、その1

そこいらで手に入る製品と何か違うんですか? と言うお問い合わせが多いです。

samco

以前に1回チョロっと書いただけでそのまま放置だったのでキチンとした
情報発信をしてみたいと思います。

まずは純正のおハナシです。

何回もココで書いていますが純正は良くも悪くもバランスが取られています。

ミョ~~なことにはならないようになっています。

ただ、5年または10万キロまでです。

そっから先は知らん ってのがメーカーの考えです。

性能も可もなく不可もなく そんなカンジです。

ま、純正ですから。

実馬力で310馬力程度のEG用に設計されています。

それが弊社のECUと排気系で350馬力くらいになるんです。

もっと書くとEGに手を入れて400馬力オーバーのお得意様も増えてきました。

そうなると純正では役不足になってきます。

抜本的には容量を増やすことがイチバンなんですがそれはまた違うネタなので
改めて壮大なテーマでご紹介できると思います。

純正の利点というのは繰り返しになりますが5年または10万キロまでは
エラいことにならないって言う信頼性です。

で、改めて欠点を上げるとまずは5年または10万キロが寿命です。

もっとずっと保っちゃう人もいますがまずはヒダヒダが割れてきます。

割れちゃったお客様のサクションパイプ、写真を撮っとくんだった。

純正のサクションパイプにヒビが入るとEG不調を引き起こします

そもそも空気を吸っちゃイケナイところから吸っちゃうことになります。

純正のエアフローメーターで流入空気量を計測した後に吸う空気ですから
実際の流入空気量はECUに送られる信号よりも多くなってしまいます。

エアフロの信号で演算をするECUは余計に入って来ちゃった空気を
考慮できないままガソリン噴射量を決めます。

つまり実際の吸入空気量に見合ったガソリン量ではない結果になります。

その結果、EG不調に陥ります。

A/F値が薄い方に行くので最悪、EGを壊します。

その前にノッキングしたりEGチェックランプが点灯するのでわかりますが
予兆がわからないでEGにダメージを与えてしまったお客様もいらっしゃいます。

自然治癒するモノではないのでサクションパイプを新品にしてもEGダメージは
残ってしまいますからずっと調子が悪いままです。

そうならないための製品ですが、弊社扱いの特注品はツルシとひと味違うんです。

ふっふっふ。