日別アーカイブ: 2019年8月18日

吉野屋さんの牛重で想うネタ、その1

今CMでもやっている吉野屋さんの牛丼ならぬ牛重ってヤツを食べてみた。

toshinoya

箸付ける前に写真撮っといて良かった。

見るからにスタンダードな牛丼よりはずっと高級そうな肉です。

で、食べてみた。

ん? んんんん?

肉は確かにンまいです。

レベルが違うほどの差があります。

牛丼よりも高級なんて差じゃないほど吉野屋さん頑張りましたね。

なぜ上から ?? ヾ(ーー;)

ところがです。

半額以下の牛丼と比較してってハナシになりますとコレがン~~~?です。

この牛重はもういいかな??

こうなるとコレを読んだ人は何だよ結局高ぇってハナシだろってなります。

いやいやいやいやいやいやいやいや、違うんです。

スタンダードなフツーの牛丼と価格が同じでも多分食べないです。

どういう事かと言いますと、フツーの牛丼は吉野屋さんが何十年も熟成し
経験を重ねに重ねてあの味になっているんだと思いますがもはや完成形です。

見るからに安っすいバラ肉を経験と技術であの味にまで昇華してきたと
思われますし私たちもそれを堪能してきていますね。

で、牛肉だけを高級なモノに差し替えても・・・・・・・・・。

バランスがおかしいんです

個人的な感想ですよ。

そうは思わねぇなって人だっているでしょう。

ただ、個人的な感想としてはあのアブラ身だらけの牛バラ肉の方が
牛丼としてのパッケージには合っているように個人的に感じました。

何でこんなハナシを書いているかと言いますと、お預かりしていたY様の
Z34、やっと手が着いたのでまずは試乗して現状を確認してみました。

そもそもご相談下さったのはずっと前です。

新車で買ってイロイロ手が入って行ったんですがY様はご自身が思う
方向とは何か違ってきたんじゃないか? と感じるようになりました。

で、担当チューナーさんにその思いをブツけてみると返答はいつも、

じゃ次はコレを入れてみよう、もっとずっと良くなるから

その言葉を信じて次から次へと部品が取り付けられていきました。

その都度Y様は、やっぱり違う・・・とお感じになったそうです。

で、最後に100万近い別タンを勧められたそうです。

今のアシを入れるときにだってコレ入れると全然違うよって言われたのに
今さら買い換えろってどゆこと??ってそこで初めて拒絶したそうです。

で、去年初めて弊社にご連絡を頂戴しまして当時の2号機試乗車を
1週間ほどお貸し出ししました。

それでやっと現在に至るんですがまずは現状を確認しましょうってのが
やっと実現しました。

昼間は熱過ぎてムリなので夜中にちょいと走ってみました。

この10年で実にたくさんのお客様の車両に乗ってきました。

そんな中で1、2を争うほどのヘビーな印象です。

一言で言うととてもとても乗りにくい

乗っていてとても神経を使います。

まっ直ぐ走らないってのとはちょっと違った印象です。

で、Y様にご呈示させて頂いたのは

1.フロントバンパーを純正に戻す。

2.リアウイングを取る

3.アーム類を全部、純正の新品に戻す

4.アシもいったん純正に戻す

5.チンドン屋状態の補強バーを全部取る

6.ブレーキもいったん純正にもどす

まずはそっからです。

Y様がご了承下さるかどうかはまだわかりません。