日別アーカイブ: 2019年8月12日

タマには弊社特注のサクションパイプを語ってみますかネタ、その2

以前にもアップしました純正サクションパイプのこのヒダヒダ。

suctioninner

ま、ココが割れてくるんです。

そもそも何でこんなヒダヒダをわざわざテマをかけてメーカーが作ったか?
っつーハナシからです。

弊社が考えるに2つの大事な役目があります。

そうじゃなきゃわざわざこんなコストがかかるようなことやりませんって。

まずはEGの振動対策です。

弊社EGマウントを開発していた9年くらい前のネタではいっぱい解説しました。

カンタンです。

ボンネットを開けてEGをかけてみて下さい。

EGマウントが純正のままだと皆様が想定するよりもずっとEGが振れます。

え~~こんなに動くの w|;゚ロ゚|w

ってビックリすると思います。

それがですね、走り出すと段差もあるしちょっとスッ飛ばせばEGはもっと
ユッサユサ振れるワケですね。

この現象がイロイロと悪さをするんですがそれはEGマウントのネタなので
また改めて違った角度から報告させて頂きたいと思います。

今回はサクションパイプのハナシです。

純正状態のEGがユッサユサ振れることはメーカーも重々承知しています。

で車体に固定されたエアクリーナーボックスと繋がっているサクションパイプに
EGの振れを吸収する役目が必要なんです。

その役目がないと確実にどっかが割れます。

ま、あっても割れるんですけどね純正は。

もう一つの大事な役目は耐圧性です。

このヒダヒダを廃してストレート構造にすると純正サクションパイプの素材なら
負圧に負けてツブれてしまうんですね。

他車種ですけどそんな製品をいくつか見てきました。

モノを作り出すってタイヘンです。

できた!と思ってもあ、やっぱりココはこうした方がイイなってのが
必ず出てきます。

ソコをいいよいいよど~せわかりゃしねぇからって看過するか? それとも
わざわざコストやテマヒマをかけて作り直すのか?

その経験が一つ一つ弊社の大事な引き出しになってきます。