月別アーカイブ: 2016年1月

今年もくらったか・・・・、ネタ

ニュースでご覧になった方も多いと思います。

2年ぶりの大雪です

snowfall

八王子、とは言っても弊社は高尾寄りの高地なのでエラいことになります。

このあたりは、ざっと20~25cmくらいの積雪です。

あ~~これでまたイロイロ止まる。

マズい・・・。

暖冬って言ってた気象予報士、いっぱいいたな・・・・。

女王蜂、お客様のインプレッションネタ

N様の元に、無事、車両が届きまして、早速とてもご丁寧な報告を頂戴しました。

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こんばんは。

本日、無事引き取ってきました。

営業所の終わる18時に滑り込み、22時ごろまでドライブしてきました。

とはいっても名古屋市内でしたが...

自分のハードルを上げたつもりでいましたが、
まだ足りなかったようです。笑

別の車に乗り換えたぐらい違いますね!

しかも決して乗りにくいということはなくむしろ乗りやすくなったように感じました。

*************** 中略 *******************

吹け上がり半端じゃないですね!

純正は嫌々回されていた感じでしたが、

女王蜂にはまだまだ回してくれと言われている感覚でした笑

しかも回していった時の音がサイコーです!!

これでマフラーまで変えたら...

僕に早く車検対応で最高マフラーを売ってください!!笑

エンジンマウントもいいですね!

しゃっきとした感じになったように感じます。

ギアが入りやすくなったのもエンジンマウントのおかげなのでしょうか。

気のせい??

純正品は廃棄してください。

何の未練もなくなりました。笑

またお世話になりたいと本気で思いました。

マフラーできたら教えてください!

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N様、大変ありがとうございました。

弊社がいつもいつもここで提唱しているクルマ作りの理念、それは

乗りやすいこと

楽しくワクワクすること

扱いやすいこと

それを具現化できた瞬間だと自負させて頂いております。

乗りやすく扱いやすいこと、それかサーキットでタイムに繋がります。

プロが乗って速いんだからコレでイイんだよ

と言うクルマ作りでは、遠回りになることが多かったんです。

お客様目線のクルマ作り、どんどんリリースさせていきます。

N様のご報告、とても励みになります。

スーパーオートバックス浜松の鈴木様、いつもお世話になっておりますネタ

いつもいつも大変お世話になっておりますスーパーオートバックス浜松の
鈴木様からご連絡を頂戴致しました。

明日からの東京オートサロンに、スーパーオートバックス浜松のデモカー
Z34を展示するとのことです。

皆様も機会がありましたら、是非、お立ち寄り下さい。

鈴木様は、積極的に弊社の製品を取り扱って下さっております。

いつもいつもありがとうございます。

スーパーオートバックス浜松のデモカーも、弊社製品でいっぱいです。

今回、東京オートサロンに向けて、弊社ドライカーボンドアミラー、
ギリギリ間に合ったとのご報告も頂戴致しました。

スーパーオートバックス浜松のみんカラ+でも、詳細にご紹介下さっています。

その、みんカラ+から鈴木様の画像を転載してみました。

doormirror

とてもとてもキレイにご装着下さっています。

納期でご迷惑をお掛けすることが多々ありましたが、かなり改善されています。

鈴木様、弊社サイドスカート、もう少しお待ち下さい。

サイドスカートのお問い合わせも多いんですが、お待ちになっていらっしゃる
お客様に、ちゃんとお納めしてから一般販売とさせて下さい。

S藤様、M田様、I井様、U駕様、K上様、今月末にはサイドスカート、
ちゃんと上がってくる予定です。

超久々のデフマウントネタ

なぜか同じ作業って続くんです。

サスペンションならサスペンションが続きます。

エキマニならエキマニ。

そしてここんところデフです。

弊社のデフ玉、おかげさまで好評です。

今までのLSDとは根本的に考え方が違います。

効くデフ、いくらでも出回っています。

敢えて、乗りやすく扱いやすいデフを提唱しております。

これもお客様的にはピンと来ません。

だからこそ、是非、体感して欲しいんです。

乗って下さればおわかりになります。

で、デフを降ろしたついでに、デフマウント。

弊社得意のプログレッシブレートゴムデフマウントです。

これまた乗りやすさを徹底追求しています。

乗りやすさと性能との高度なバランス、プログレッシブレートゴムでないと
達成できません。

フロントピース 2個

リアピース  1個

これだけで、デフ周りはかなりカッチリします。

不快な振動や作動音、ほとんど感知できないレベルです。

EGマウントと同等か、それ以上の大きな効果が得られます。

何でもっとプロモーションしないの?

お気づきだと思いますが、バックオーダー多過ぎです。

取り付けも結構メンド~です。

純正を外すのがタイヘンなんです。

で、特殊工具を作っちゃいました。

diffcolar

かなり使い込んでいます。

純正状態のコレが

diffmount1

こうなって

diffmount2

スポンと抜けます。

リアピース、まだナイショです。

決してお高く止まっているワケではありません。

サバき切れないだけのハナシです。

特殊工具も、もっとスゲーの作っています。

1ランクも2ランクも上のトラクションにも関わらず、純正同等の
扱いやすさ乗りやすさを徹底的に追求しました。

一般販売はゴールデンウィークあたりだと思います。

す、すいません・・・・・。

女王蜂を付けて思う、ネタ

正月3ヶ日で女王蜂を装着させて頂きましたN様の車両、先週無事に
陸送屋さんにお届けさせて頂きました。

nk36

連休がらみだったので、本日、無事に名古屋に向かったとのことです。

N様の車両、弊社を訪れて下さる前に他社さんでイロイロと手がけた
形跡が随所にあります。

そこで弊社を訪れて下さったことには、何かのご縁だと思います。

今回は女王蜂のご依頼でした。

女王蜂は純正の触媒が装着できないので、高くついてしまいます。

価格に見合った性能ってどうなの?

お客様の忌憚のないお考えだと思います。

Z34やV36のお客様が、車両を手に入れたらまずお考えの製品は

マフラー

ECU

サスペンション

このあたりが一般的だと考えられます。

特に、Z34やV36は排気系が大きな律速段階になることは周知です。

N様の車両も、すでにご装着済みでした。

そこで敢えて弊社の製品をご選択下さったと言うワケです

そこは難しいんです。

4年前の開発日記だったら、ガッツリここで書いちゃっていました。

初期の頃から弊社の開発日記をご覧下さっているお客様なら、

あ~アレね

ってすぐにわかってしまう、アレです。

イイ物はイイ、ダメな物はダメ、って情報発信は難しくなってきています。

で、弊社は考えて考え抜きました。

お客様に直接判断してもらいたい

そのための広報車です。

弊社の車両を直接感じて下されば、100を語るよりも早いんです。

N様は、既にマフラーが装着されています。

弊社のマフラーに交換予定です。

既に入っているマフラーから、弊社製品に交換するメリットってあるの?

それはお客様もお悩みになった事だと思います。

受けて立ちます。

弊社のパッケージング、感動をして下さらなければ失敗です。

それだけのハナシです。

N様、とてもキモチ良くフケ上がります。

最初はキモチ良いので、ムダに引っ張っちゃうと思います。

当然、燃費悪くなります。

決して女王蜂が燃費悪いんではありません。

引っ張ることがとてもとても楽しいだけのハナシなんです。

3歩進んで2歩下がる、とは実に良く言ったモンですね、ネタ

正月3ヶ日は女王蜂の取り付け。

この3連休は、Z34とV36のデフを降ろしてデフ作業です。

diffoff

12月と1月で、8台のデフを降ろしました。

さすがに段取り良くなりました。

デフを降ろす前に、イロイロ外さなきゃならないんですが、
どの順番で外せば効率がイイのかを、経験を積みました。

慣れてきた頃にミスをしがちなので、気を引き締めます。

でも、つくづく思います。

あのパフォーマンスバーが、やたら重い。

NISMOのオプションが付いていると、もっと重くなります。

以前にも書かせて頂きましたが、フルセットで弊社製品に交換すると
10Kg近く軽量化が見込めるような気がします。

あ~~それまたいつになるのか・・・・・。

昨日は作業が終わってから、とある技術者に新年のご挨拶に行きました。

デフなんか降ろしてる場合ですか?

と、いつもご進言を頂戴致します。

行く先々で外注業者を怒らせてしまいます。

弊社の要求するレベルのことをやってくれないので、軋轢を生んでしまいます。

そんな中で素晴らしい仕事をやって下さる出会いって、あるモンです。

弊社も、お客さんや業者さんとトラブルこと、多々あります。

いいのかそれで?

良いワケないですよね。

9割以上がコミュニケーション不足です。

決して単純作業を軽視しているワケではありません。

弊社がやるべきことはソコでは無いってハナシです。

限られた時間の中で、どれだけ開発に時間を回せるのか?ってハナシです。

OOOどうなってんの?

△△△っていつ?

XXX早くやってよ

お客様のご期待に応えるためには、8台のデフを降ろしているバヤイでは
無いことは重々承知のことなんです。

少しずつ、少しずつですが体制も変わってきています。

Z34ドライカーボンリアウイングネタ、その2

ま~新年早々、チンケなトラブルが目白押しでハマっています。

弊社に諫言してくれるありがたい後輩がいます。

フツー、ひと回りも下の後輩にダメ出しされて、素直に耳を傾けるのは
なかなか難しいことだと思います。

弊社のためを思って言ってくれているんだ、と信じて、チンケなトラブルに
再び巻き込まれないようにするのも、弊社の大事な責務だと考えます。

でも、世の中そこまて捨てたものでもなく、チンケなヤツもいれば
弊社を支援して下さる新しい出会いも確実に増えて行っています。

そういうありがたいお客様をガッカリさせてはいけませんね。

チンケなヤツを相手にするエネルギーがあったら、弊社の大事なお客様に
もっともっと上の満足度を考えた方がずっと建設的です。

CircuitConcept ドライカーボンリアウイングの進捗状況です。

理論的なアプローチで追求し続けることが弊社の使命です。

一般的に揚力は以下の式で表されます。

L=1/2*ρ*S*V^2*Cl

L :揚力、
ρ :空気密度
S :有効翼面積
V :速度
Cl :揚力係数

ひっくり返せばダウンフォースです。

リアウイングやフロントアンダーディフューザ-を設計する上で、
速度域に応じたダウンフォースを計算することは難しくありません。

効きゃイイってモノでも無いんです。

最高速をなるべく落とさないでダウンフォースを稼ぎたいんです。

富士のコカコーラ、100R、300R。

筑波のダンロップ、80R、最終。

そのあたりで実践の検証です。

今日は

Cl :揚力係数

について語ってみます。

コレが1番タイヘンですから。

Cl :揚力係数を決定するモノ、それは翼断面形状です。

一口に翼断面形状と言っても、実に、実に奥が深いんです。

大学院時代にお世話になったイリノイ大学の研究チームが、実に興味深い
データベースを惜しみなく公開しております。

当時は、参考書だけで150ドルくらいした記憶があります。

イイ時代になったモンです。

このイリノイ大学のデータベースだけでも2400種以上の翼断面が
公開されているんです。

パリ大学 ソルボンヌ校も1200種以上を公開しています。

フランスって、航空力学はとても進んでいます。

今は無くなってしまった、あのコンコルドもフランス製です。

厳密にはイギリスとの共同開発ですが、イギリスは主にエンジン担当です。

フランスは、そのテクノロジーを生かして翼形状を担当しております。

ハナシが逸れましたが、弊社が求めている速度域に最も適した翼断面、
その候補がイリノイ大学のデータベースにいくつかあるんです。

その中から10種類近くを抽出して、今度はシミュレータです。

以前は、このNavierStokesの方程式をチマチマ解いていました

NavierStokes1

NavierStokes2

丸1日くらいかかります。

天才君だったら2時間くらいで解いちゃうでしょうね。

ちなみに、この方程式を考えたのもフランス人です。

今は、すぐれたシミュレータがとても安価で手に入ります。

こんなん使っています。

simulator

で、このあたりがイイんでないか?って翼断面形状をシミュレータにかけて
各速度域でのCl値をずっとカンタンにゲットできます。

simulator2

で、やっとこさで翼断面形状を決定するまでにこぎ着けました。

世界最高峰品質って、言うのはカンタンです。

実践し続けるのは、とてもとてもヂミな作業の繰り返しです。

弊社はそう言うことだと考えております。

女王蜂、車上で初めて付けてみましたネタ、その3

多くの方から情報を頂戴致しました。

スタッド外すなら、E TORXってのがイイらしい。

頂戴致しました情報を元に、抜き取ったスタッドボルトとTORXを比較。

etorx

なるほど。

このT40ってTORXと一緒や。

このメス側がE TORXって言うんだそうな。

早速、HAZETのカタログで調べてみました。

hazetetorx

コイツか・・・・。

今度、ドイツに行く時に買ってこよう。

そうだ、いつもお世話になっているI籐メカにもお土産に買ってこよう。

弊社のエキマニの装着実績が1番多いですからね。

で、なんやかんやで無事に女王蜂装着。

queenbeeinstalled

エンジンマウントも、もちろんモンダイ無く装着。

egmountinstalled

早速、試乗。

思わず笑みがこぼれ落ちる。

これはイイ

何がどうイイのか?

それは、弊社の渾身の逸品を選択して下さったお客様の特権です。

それじゃあんまりだ。

そうですね。

3月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントで
感じて欲しいと考えております。

フケ上がりを含めたフィーリング、100を語るよりずっと早いです。

女王蜂、車上で初めて付けてみましたネタ、その2

女王蜂を装着前に、純正と記念撮影。

queenbeecomparison

純正ショボ過ぎ。

これだけ違いますからね。

さ~て、女王蜂の取り付けなんですが、このままでは付かないんです。

ムダに長い純正のスタッドボルトがジャマして、女王蜂が入りません。

で、純正のスタッドボルトを抜き取ります。

これが、そこそこタイヘンでした。

抜くのに必要なこのボルトのアタマが、なぜか1/4インチという規格。

genuinestuds

意外と1/4インチって規格を使う機会が多いんです。

で、こんなレンチは持っていました。

quarterwrench

知る人ぞ知る

CraftsmanTool

と言うアメリカのブランドです。

日本未流通です。

弊社で使用している工具

Craftsman Tool Made in USA 30%

FACOM  Made in France30%

HAZET  Made in Germany 30%

SnapOn Made in USA 10%

こんな内訳です。

タマタマ持っていた1/4インチのレンチでしたが、小さ過ぎでした。

今後のことを考えると、もっとデカくてトルクが駆けられる工具、必要です。

女王蜂、車上で初めて付けてみましたネタ、その1

純正触媒が使用できるエキマニは何回か交換経験があります。

女王蜂は、無かったんです。

イイのかそれで??

自社の製品の取り付け実績が無いなんて (゚Д゚;)

マズイっすよね~~~。

はい、新年早々言い訳ネタ。

女王蜂は、今まで390RS用として販売していましたので、エンジンを
降ろしたついでにやってもらっていたので全然ラクショーでした。

今回、N神様の車両で初めて車上での作業となりました。

正月3が日、丸3日かかりました。

まず、純正のエキマニと触媒を外す必要があります。

ここで、関門が3つあります。

最初の関門は、純正触媒とエキマニを留めている3本のボルト。

熱と錆で固着しています。

最も奥まっていて、手が入らないし工具も入りにくいボルトが厄介です。

かなりの確率で折れます。

stockcatstud

折れるほどのトルクが加えられる工具が必要です。

触媒とフロントパイプを留めているナットも、熱と錆で腐食しています。

frontpipestud

外すのタイヘンなので、弊社にいっぱい転がっている程度がイイ
純正のフロントパイプに交換しておきます。

frontpipes

純正触媒を外す難易度の倍以上タイヘンなのが、純正エキマニ外しです。

第2の関門は純正の遮熱板をちゃんと外すことです。

純正の遮熱板を留めている3本のボルト、外すことに失敗したら
エンジンを降ろす方が早い、そんな結果になってしまいます。

お客様ご自身でエキマニ交換にチャレンジ予定がおありであれば、
ここを失敗したら、もうムリです。

純正の遮熱板を外さないと、エキマニを留めているここのナットが
外せないと思います。

exmaninuts

これも、外すのにかなりのトルクが必要です。

ちゃんとした工具で、キチンと外さないとナナメって終わりです。

正確な作業を正確に続けていれば、エキマニは無事に外れます。

stockmount

うれしい副産物として、純正のエンジンマウントを留めているナットが
ムキ出しになってくれます。

エンジンマウントだけ外そうとすると、このナットを外すのタイヘンです。

こうなってしまえば、ラクショーです。

工賃もかかりませんから。

女王蜂はここからがもっとタイヘンでした。

N神様、工賃が通常版のエキマニと同じで超ラッキーです。

女王蜂の工賃、通常と同じではムリでした。