初中州ネタ

何回も何回も何回も何回も羽田に行きましたが、こんなん初めてです。

hanedapa

駐車場に入るのに30分以上も待ちました。

繁忙期でもないのに、と思って運行状況を見てみる。

haneda

飛行機はそんなに混んでない。

じゃ何であんなに駐車場が満杯なんだ?

次回から予約が必要ですね。

で、弊社お得意様のS藤様がオトナのバーに連れて行って下さいました。

nakasu

中州は報道されている以上にずっと整備されていて、東京から来た者にも
とても優しい街でした。

S藤様、ありがとうございました。

ってゆーか、これからS藤様の車両を朝イチから愛情を持って手がけます。

ハナシは変わるようですが、Z34をご事情があって手放されるお客様、
やっぱりいらっしゃいます。

弊社で手がけさせて頂いた車両が、ナントS藤様のお友人が手にしました。

しかも競技系のお客様。

来シーズンのオートポリスは楽しくなりそうです。

370RSBasicネタ,その2

ナニかしらのご案内を差し上げますと、多くの問い合わせを頂戴します。

とてもありがたいことです。

と、同時に、まだまだちゃんと伝わっていないんですね。

表面処理加工と言うのは、量産の金属パーツの表面を、その道の専門家が
加工することによって、フリクションを低減させることが目的です。

WPCとかDLCとかモリブデンショットとかありますが、部位によって
最適な処理加工を、その道の専門家に聞いて施していきます。

純正新品EGには、やってありません。

あ、ピストンスカートだけやってあったっけ・・・・。

フリクションが低減すると耐久性も向上しますし、発熱量も抑えられるので
理論的に言うと、エンジンの温度も低くなることも期待できます。

弊社がお取引させて頂いているサイトから引用してみました。

moshot

価格も1箇所1,000円とか2,000円とかそんなモンですが、
さすがに数がまとまるとそれなりのコストになってしまいますので、
これまたその道の専門家に聞いて、効果が薄い所はやらないカモです。

ともかく370RSBasicは、純正の新品EGを買うなら・・・・
と言うお客様向けです。

あと10万キロ気持ちよく乗りたい、と言うお客様向けです。

お問い合わせで1番多かったのが、

サーキットはダメなの?

です。

ダメってワケでは無いです。

サーキットはやはりストリートでは起きないことが起きます。

1年に1回くらいなら大したことないでしょう。

でも、毎月ってなるともう少しはメタルを機構的に保護してやりたいです。

そのために、クロモリ削り出し軽量コンロッドがあります。

4年前のネタでご紹介させて頂きましたが、純正でも7,500rpmで
メタルにかかる負担は約7tです。

それを弊社の軽量コンロッドにして5tにまで低減できます。

あくまで数式の上での理論値のハナシですが、メタルにかかる負担が
大幅に低減されることは事実です。

それが耐久性につながるワケです。

コンロッドはクロモリ削り出しで1セット240,000円です。

単純にその価格がプラスになるだけで、その他の追加料金はナシです。

それでも390RSには届かないです。

370RS Basicネタ、その1

Z34,V36で10万キロ以上のお客様、20人以上いらっしゃいます。

20万キロオーバーのお客様も出てきました。

車体がムダに頑丈なので、全然イケます。

ただ、エンジンはそれなりにヘタってきます。

壊れてから考える

これまた超ありがちなハナシです。

おかげさまで、370RS、390RSのお問い合わせが増えてきました。

弊社のような浮き草にご依頼下さるチャレンジャーなお客様に、
ご期待以上で返さなければなりません。

先日もご紹介させて頂きましたが、日産のディーラーさんで新品EGを
ポン載せしても100万以上かかります。

100万以上かけても、そこは純正です。

パワーはノーマルです。

メーカーの安心が欲しい人は、ディーラーさんでどうぞ。

そもそもそう言う人は、弊社には来ません。

現在、ご商談中のK様、ちゃんと許可を頂戴しての掲載です。

EGブロー
コレだってお聞きする範囲だとお客様に非は無さそげ

預けたショップさんのススメでネットオークションで中古のEGを落札
そもそも中古のEGの存在を考えてみますと、やっぱり事故が多いです。
走行距離4万とのことだって、どれだけ信用できるのか、です。
載せ替えなければなりません。

詳細書こうと思ったんですけど、ヤめまときます

EG始動せず

このエンジン、ダメだな

放置1年

で、弊社にご相談、現在に至る

フルブローすると、EGを準備しなくてはいけません。

壊れない状況だと、単純OHなら50万くらいでできます。

どうせやるなら・・・・

なんですが、お客様の懸案事項はただ一つ

いくらかかんのよ

ですよね~~~。

まずは370RSからです。

単純OHを弊社に依頼する人がいないだけのハナシです。

370RSは純正排気量+αなので、コストが抑えられます。

どうしても390RSと比較すると、ランクは落ちますが、
その分コストもずっと抑えられます。

370RSbasic

 

370RSはインジェクターも純正でイイですし、クラッチも純正でOK。

部品らしい部品は、ピストンとEXカムシャフトくらいです。

それでもEG組み付けは、弊社のこだわりを最大限に盛り込みます。

徹底した精度の追求と、フリクションの低減です。

例えばコイツです。

mainbearing

メインベアリング、つまりクランクメタルですね、純正でこれだけあります。

所詮は日産の量産EGです。

そんなに精度が追求されているワケではありません。

つまりバラつきがあるんです。

それを弊社のこだわりで徹底して揃えてみたいんです。

1流ショップさんからしてみれば、

そんなことやったって ( ̄з ̄)Y~~~~

って、一笑に付されるカモしれません。

そこは弊社の姿勢です。

軽量化と一緒です。

1つのことをやって劇的に変わる事なんて、そうそうあるモンでは無いです。

でも、10個やると誰でも気が付く差が生まれます。

純正の新品EGを、ディーラーさんで載せ替えるのと同等のコストで
370RSをご提供したいです。

ただ、明確にさせて下さい。

370RS ベーシックは、

単純OHの代替です

サーキットがターゲットのお客様は、もうちょい

耐久性

を重視したメニューをオススメします。

Z34,V36に感じる無限の可能性、ネタ

アタマの中が、Z34、V36でいっぱいです。

エンジン、リアウイング、フルフラットボトム、ステアリングボス、
ドライカーボンダッシュボード、シートレール、マグネシウム製品、
車検対応マフラー、これらが進行中です。

おカネが無いから、少しずつしか進みません。

全部完成したら、そりゃあモノ凄い車両になるでしょう。

しかも乗りやすくて、渋滞喰らっても全然OK。

エアコンもビンビンで、カーオーディオからはとてもイイ音。

あ、弊社の真空管アンプ、かなり調子イイですよ。

このデジタル全盛に、敢えて真空管アンプです。

エアロはもうすぐ完結します。

エンジンやアシはまだまだ進化します。

軽量化も、目指すはS2000の純正を通り越してFD純正の1280Kg。

計算上は1350Kgくらいはラクショーなんですが、こっからがキツいです。

内装、ドライカーボン化するとは言え、全て装備されていますから。

オーディオだって真空管アンプを付けたままです。

ムダに頑丈杉な最後の最後の大物が控えていますが、 まだナイショです。

コレで、30Kgくらいの軽量化ができます。

できるかどうかもわからないですし。

フロントセクションを中心に、適切で大幅な軽量化を実現させて、
エンジンパワーは偽りの無い耐久性重視の450馬力、弊社が得意の
最高速をあまり落とさない割にはダウンフォースが効くエアロパーツ、
それをキチンと路面に伝えるアシとブレーキ、妄想がいっぱいです。

もはや妄想では無くなってきました。

それでいて誰もが楽しく乗りこなせる扱いやすさと耐久性も実現しました。

だから弊社の試乗車は、フツーに代車としてお貸し出しもしています。

エンジンパワーが上がれば、それは楽しいクルマになります。

アシだってブレーキだって軽量化だって空力パーツだって、一つ一つも
キチンと取り付けられれば満足度は高いです。

ところがです、それが組み合わさると、化学反応と言えば大げさですが、
想定外の事象が起こることがあります。

これも弊社が今までに経験したことがありませんでした。

1+1=3になることがあるということも発見できました。

他社さんと同じ事をやっていたら、同じ所までしかあがれません。

違ったアプローチにこだわって続けてきた結果、いろんな事も経験しました。

失敗することの方が多いです。

やる意味あんの?

って方が多かったです。

でも、タマタマってワケではありませんが、できたモノが想定外の効果を
発揮してくれると、この上ない喜びです。

考えただけでもワクワクが止まらないです。

スーパーライトウエイトへの道、ネタ

本日、無事、お客様の車両の記載変更も済ませて今週末のイベントでの
レギュレーションに適合させることができました。

ik34

もう、一見してCircuitConcept仕様です。

何かとロックオンされる立場です。

走りが悪かったり性能が大したこと無くて糾弾されるならまだしも、
モノの良さには充分ご納得して下さったにも関わらず、手続きで
ケチが付いてしまったら、お客様にとってもイイんだか悪いんだか?
そんな気持ちになってしまうと思います。

自虐的なことを言うと、弊社の製品は要らないモノが多いです。

Z34の純正ボンネット、アルミ製で9.4Kgです。

鉄のボンネットと比較すれば軽いモノが最初から付いています。

ドライカーボンのタワーバーなんて、30万も出す意味あんの?

至極尤も、素朴でアタリマエの疑問です。

それでも弊社を信じてキヨブタの覚悟でお買い上げ下さいます。

今回は、ピロアームの記載変更に加えて軽量化メニューでした。

ボンネット、極限まで攻めたヒンジ、最軽量ボルトで純正比7Kgの軽量化

ドライカーボンタワーバー、最軽量のボルトで純正比5Kgの軽量化

リチウムイオンバッテリー、軽量バッテリートレイで15Kgの軽量化

トータルでフロントセクションだけで、27Kgの軽量化を達成しました。

これだけやって下さると、ハンドリングもかなり変わります。

クルマが軽くなります。

街中でもそヒラリヒラリ感は充分に享受できます。

さらに、乗り心地も良くなるというオマケ付きです。

もっと言うと、燃費も良くなります。

敢えて欠点を挙げるなら、エアコンが効き過ぎるんです。

それでも弊社は必要の無いモノを販売しているって認識はあります。

Z34やV36に限りませんが、適切に手を入れてあげるとクルマは
ドンドン楽しくなって行きます。

適切に

と言うのが大切です。

間違っちゃった方向だと、ドンドン乗りにくくなって楽しくなくなります。

そうならないための律速段階や費用対効果を提示させて頂いております。

何回かご案内させて頂きましたが、適切にカスタマイズされたクルマは
ツルシが到底到達できない領域に

お客様はもちろん、それを期待します。

いや、それ以上を期待します。

もちろんお客様には趣味趣向がありますし、それは弊社も尊重します。

性能の向上を求めて、チョコチョコとくだらないモノを何個も取り付けて、
結果、ただ重くなっただけ、何か良くなった? ってモノは弊社は無縁です。

そんなの弊社が出したら思いっきりフクロです。

それどころか、イイ物だって認めつつもバッシングしてくる輩もいます。

確かにお客様の今回のメニューは、相応のコストはかかりました。

でも、このハンドリングを手に入れるためには、それ相応の投資は必要です。

シツコいようですが、適切な投資でないとお客様がご期待したような
ヒラリヒラリ感は得ることができません。

まだ打ち上げ花火も付いたままですし、ウォッシャータンクも純正のままです。

次には弊社のフロントバンパー改をお考えです。

リインフォースや何やらで、さらに20Kgの軽量化が実現できます。

もうこうなると、Z34の動きでは無くなります。

もちろんお客様は、それを期待します。

弊社はそれ以上で必ず応えます。

お、早速、お客様からショートメール。

report

千里の道もホントに一歩からなんですね、ネタ

何回もご紹介させて頂きましたが、Einstein のお言葉です。

何かを成し遂げようと言うのに、自ら経験する以上の方法は無い

まさに身をもって体験する日々です。

ピロアームを作って、仕様変更して、一般販売にまでこぎつけました。

お客様にも喜んで下さいまして、性能も発揮できてやっと一安心。

も、束の間。

弊社を懇意にして下さっているとあるディーラーさんの担当者。

書類は?

これが2年前くらいのハナシです。

そうだった・・・・・

で、こっからシャカリキになって調べました。

該当法令と然るべき◯号様式書類、強度検討書に構造図。

とりま最低これだけは必要でした。

強度検討書なんて、ひな型があるワケでも無く教えてくれる人もいません。

あるトコにはあるんでしょうが、当然、相応のコストがかかります。

コストをかけちゃうと、製品の価格にはね返ってきます。

性能や品質ならまだしも、ソコにカネかけても・・・

だから、チョットは時間がかかってもコツコツやりました。

東京陸運局の品川本局に何回も何回も何回も何回も行きました。

担当者だって、手取り足取り教えてくれるワケでもありません。

書類不備です

って、何回言われたか忘れました。

その都度ちゃんと書類を作り直しては、また提出です。

今年の3月にやっと受理されることになっていました。

3月に忙し過ぎで、4月のアタマに行きました。

4月の人事移動で、担当者変わっていました。

で、また書類不備。

え~~~、◯◯さんはこれでイイって言いましたよ~~

って言っても軽く返り討ち

ここは役所なんで~~

弊社の試乗車で申請する分にはOKだったんだそうです。

広く北は北海道から南は九州まで、地元の陸運局で車検に通るためには、
複数台申請ってのが必要らしいんです。

で、複数台申請書に

Z34全部

って書いたら、鼻であしらわれました。

ここは役所なんで~~

これまた調べてみると、Z34全部の型式指定、類別を申請する必要がある。

該当する諸元表も含めて、最終的にはかなりの書類の量となりました。

おかげでメッチャ詳しくなりました。

document

代行業者さんが、それ相応の費用を請求してくるのもうなづけます。

次はマフラーだな・・・・

1ランク上のリアのトラクションを目指してネタ、その3

現実にはもっと複雑なことが起きています。

そもそも、毎回フルバンプするワケではありません。

パーシャル領域や過渡領域だって存在します。

昨日の計算では、その中間域のセットを出すことができません。

rearspringrate1

現実にはこうなります。

rearspringrate2

またまたエラそうなことを書いておりますが、これまた受け売りです。

ってゆーか、純正もそうなっています。

現実には、こんなプログレッシブレートのスプリングで、レート、自由長、
非線形のカーブを指定して作ることができないからです。

だからシングルレートで妥協するんです。

ところがです。

サーキットのことだけ考えてレートを選定すると、エラいことになります。

最近ビビり気味なので、どうエラいことになっちゃってるのかヤめときます。

で、上記のプログレッシブレートスプリングが低速から高速コーナーまで、
1ランク上のトラクションを生み出すことにつながるんです。

さらには乗り心地も良くなるという大きなオマケ付き。

ここで弊社のお得意様からアンチまで一つのギモンが出てきます。

サーキットコンセプトはどうやってこの曲線を出すの?

ふっふっふっふ

す、すいません、取り乱しました。

こう言う曲線を線形で組み合わせるためにあるのが

Fourier変換です

こういうの考える人って、真の天才です。

矩形波ですら三角関数の組み合わせで解析できますから。

1ランク上のリアのトラクションを目指してネタ、その2

どうもオカシイと思ったら、あっちゃこっちゃの鯖が攻撃されてるそうな。

10日前のメールがさっき届きました。

お客様、メールの返信バッくれてんな、って思ってんでしょうね。

もちろんちゃんと全て返信致します。

さて、リアの1ランク上のトラクションのおハナシです。

弊社のアプローチは工学的知見です。

それしか方法を知らないだけです。

横Gが最大かかって、そこでアクセルオンしてさらにリアが沈みます。

ハナシを単純にするために、外側のタイヤが5cm沈んで内側のタイヤが
5cm伸びると仮定します。

シツコイようですが、ハナシをカンタンにするための仮定です。

実際にはもっと複雑です。

で、左右の高低差が10cm。

リアのトレッド+α で1,800mm。

arctan(10/180)=3.179 約3.2度です。

アッパーアームの有効半径は30cm。

upper

先端が5cm変位したとすると、

arcsin(5/30)=9.59 約9.6度です。

ロワーアームの有効半径は45cm。

lower

arcsin(5/45)=6.379 約6.4度。

この差が、フルバンプ時の対地キャンバー角を生み出すんです。

そういう風に元から設計されています。

エラそうに書きましたが、Mercedesが考えた機構です。

さすがですね。

かなり前になりますが、このリアのマルチリンクの機構を発表したときに
とても興味深く文献を読んだ覚えがあります。

最後にMercedesの技術者が、

タイヤはサスペンションで喰わすんだよ

って言ってたのも痛烈に憶えています。

さ、こっからが弊社の領域です。

ロワーリンク、レバー比が45対27つまり5:3です。

これが2乗で効いてくるハナシをかなり前に図解付きで書きました。

リアの軸荷重が680Kgなので、片輪340Kg

静荷重状態でも、944Kgがこのお皿にかかる計算です。

ここからは弊社の研究成果ですので、一般公開はもうちよい先です。

最大横Gから、動荷重が計算できます。

その時に、タイヤのトレッド面が最も効率良く接地する角度を逆算します。

上でやった計算の逆をやればイイんです。

で、こでやっと適正なバネレートが算出できます。

飽くまでも理論値です。

実戦での検証は欠かせませんが、フロントは理論値が一番正しかったです。

ここからがタイヘンなんです。

シングルレートならこれでキマリなんですが、弊社が追求するのは

プログレッシブレート

ですから。

1ランク上のリアのトラクションを目指して、ネタ

何回もご紹介させておりますが、アシと言うのはとても奥が深いです。

ショップさんの数だけ仕様があるのもうなずけます。

キット物をポン付けするだけのお客様は、弊社を訪れません。

これも繰り返しになりますが、お客様の要求もお客様の数だけあります。

コレで結果出てるんだから乗れないキミが悪いんだよ

そんなことは弊社は絶対に言わないですし、言うつもりもありません。

例えば、アンダーステア一つ取っても原因はいっぱいあります。

ザックリ大きく2つに分けて、車体側のモンダイとドライバーのモンダイ。

車体側のモンダイが大きければ、ドライバーがいくら努力を積んでも
結果に繋がるには、矯正に時間もおカネもかかっちゃいます。

車体がちゃんとできていれば、ドライバー側の調整はずっとラクなんです。

M田様、H野様、I町様が達成して下さったおハナシを何回かご紹介しました。

ご経験の豊富なM田様やI町様から、ドが付く位の初心者だったH野様まで、
弊社がご呈示させて頂くことは同じです。

まずは、乗りやすく安心して踏めるクルマ作りからです。

何回も聞いたよ   ┐(-。ー;)┌

まぁそうおっしゃらずにお付き合い下さい。

他社さんとは違った情報発信に努めていきます。

とあるコーナーをトッププロが100Km/hで回れるとします。

つまり、101Km/hならタイヤが滑り出すと言う仮定です。

タイヤが滑ると、タイムにとって大きなロスであることは去年に
動画でご案内させて頂いた事があります。

100Km/hでトッププロが回れるコーナーをフツーのお客様なら
いったい何Km/hで回っているのか?

100Km/hに近づけるためにはどうすればイイのか?

これが王道のアプローチだとすれば、弊社はやはり違うアプローチです。

真のトッププロは毎回毎回100Km/hで回れます。

ランクが落ちるドライバーだと100Km/hで回れるときもあれば、
98Km/hの時も増えてきます。

弊社のアプローチは?

100Km/hを目指しましょう

とは言いません。

そんなことできりゃ、弊社を訪れて下さることはありません。

お客様によっては95Km/hの時もあれば、ビビリミッターが入って
90Km/hの時だってあります。

そりゃそうです。

プロじゃないんだから。

モンダイは次です。

105Km/hでコーナーに入っちゃうことがあります。

クルマのセットアップやドライバーのリカバリー能力にもよりますが、
フロントが逃げてコースアウトをすることもあれば、リアがブレークして
スピンすることだってあります。

最悪、ブツけてしまいます。

弊社がアシに要求する最大のポイントが、この領域の扱いやすさです。

一言で書くとカンタンそうですが、

そんなとをやってるショップさんは無くはないでしょうが、圧倒的に
少ないと思います、ってゆーか今のところ弊社は知らないです。

105Km/hで入っちゃってもタイヘンなことになりにくく作ってあります。

だからお客様は、安心して100Km/hを目指してツッ込みます。

それが結果に繋がってきました。

それでも弊社的には、まだ道半ばです。

アメリカでお願いしてあった、とある試作を今回やっと手に入れました。

すいません、画像はナシです。

ノウハウだけ横取りする輩が後を絶たないからです。

そうは言っても、この開発日記をお楽しみ下さるお客様のために、
ちゃんと情報発信はして行きたいです。

以前にもご紹介させて頂いたコイツです。

dualrate

これを進化させています。

弊社はメーカーとして、そして技術者として、現状で100Km/hが
限界だったコーナーを105Km/hで曲がれるようにするんです。

そうしなければ、弊社を盲信して下さるお得意様もガッカリです。

もっともっと進化させます。

ちなみにですが、リアだけの単体販売は予定しておりません。

決してお高く停まっているワケではありません。

クルマはトータルバランス

その姿勢がブレ無いだけのハナシです。

お待ち下さるお客様お一人お一人確実に、ネタ

最近、アメリカで気になったことがあります。

TESRA

って電気自動車、かなり売れています。

tesra1

tesra2

郊外にもデッかくて立派なディーラーが増えています。

日本にも導入されていますが、年に1台見るか見ないか、です。

以前はプリウスがホントにウジャウジャ走っていました。

新型になってから、かなり勢いは無くなっています。

価格帯は違いますが、かなりTESRAに移ったんでしょうね。

電気自動車か~~~。

VWが、本腰入れて電気自動車の開発に着手しましたね。

きっとVWにやられます。

今回もたくさん調達しました。

まずはコイツです。

hyperco

これだけあると、かなり重いです。

弊社のサスペンションキット、フロントは、ほぼ完成形です。

ほぼって何だよ、不完全なモノ売ってンのか?

って、ツッ込みが来る前に釈明しておきます。

アシには終わりがありません。

いろんなアイデアを投入して、効果が大きいモノを商品化しています。

弊社が費用対効果が低いと判断したモノは、お蔵入りです。

お客様は投資に見合った結果を希望します。

そりゃそうです。

前述に「フロントは、ほぼ完成形」と書いたのには、もちろん根拠があります。

Z34でサーキットに行って走ってみると、最初に思い知らされることが

冷却系対策

です。

何度も何度も書かせて頂きましたが、

EGオイル

PSフルード

ATF(MTは適正なオイルでだいじょぶ)

デフオイル

このあたりをしっかりと対策しないと、すぐに思い知らされます。

で、冷却系対策をしっかりやって再度チャレンジすると今度は、

ブレーキ

アシ

の不満爆発です。

ブレーキはパッドである程度にはなりますが、ある程度です。ソコソコです。

純正のアシはと言いますと、日本車に共通していますが

アンダーオーバー

です。

曲がらないから切り足してって、ステアリングアングルがかなり付いて
車速が落ちてきたところで今度はかなりのオーバー、最悪スピンです。

これでブツけちゃった人、かなりいるんです。

まずはそうならない対策をシッカリと施して、弊社のアシが入ったお客様も
コーナーで安心して踏めるようになって、タイムが上がってくると、今度は

リアのトラクション

と言うアシにとって最後の大きなテーマが立ちはだかります。

これまたブレーキ同様に、定期的にご相談を受けるテーマです。

リアのトラクションで悩んでいるんです

って、ザックリ過ぎるご相談ですが、お気持ちは良くわかります。

リアのスプリングを堅くしたり、デュアルレートやプログレッシブレートに
してみたり、ピロにしてみたりキャンバーやトーを付けてみたりします。

良くはなるでしょうが、お客様が期待したような変化にはほど遠いです。

アシはホントにホントに伝えることが難しいので、試乗車をお試し下さったり
サーキットをご一緒したりします。

するとすぐにわかります。

なんでFederalなんてタイヤでコーナーで離されるの?

なんでベースグレードのブレーキに、突っ込みで刺されちゃうの?

お客様が一律、驚いて下さるポイントです。

どうすりゃこうなるの?

ってハナシです。

そりゃ弊社のアシをお買い求め下さい、ってなります。

そのために、テスト、検証を重ねてきています。

それがお客様の結果につながってきています。

タイヤの空気圧にも神経を配りましょう。

タイヤモニタリングシステムが理想ですが、コイツは半額です。

intercomp

ご成約分以外に、あと2セット在庫できます。

でも、すぐに売れちゃうと思いますので興味がある方は早めにご連絡下さい。

さ、もう帰ります。