ちょっくら行ってきます。
こんなコロナ渦とは言え文句の一つも言わずにず~~~~っと
お待ち下さったW部様に弊社感動パックのお取り付けです。
ネタはいっぱいあるんですけど搭乗の時間です・
ちょっくら行ってきます。
こんなコロナ渦とは言え文句の一つも言わずにず~~~~っと
お待ち下さったW部様に弊社感動パックのお取り付けです。
ネタはいっぱいあるんですけど搭乗の時間です・
2009年に登場したZ34、もはや11歳です。
その間に何回かマイナーチェンジしたり40th 、50th のアニバーサリー
モデルが登場したりと仕様変更する機会はいくらでもあったのにZ34の
ステアリングは基本的には同じです。
前にも書きましたが現行の日産キャラバンよりもデカいんです。
ヒマなら調べてみたいくらいですけど世界中の現行スポーツカーで
ひょっとしたらイチバンデカいかも? です。
ストリートでさえあのデカさは気になりますがサーキットだとなおさらです。
運転技術レベルが上ってきてコーナーコーナーでリアが流れるようになると
修正舵つまりカウンターをあてるようになればもっと気になるとは思います。
ハナシが変わるようですがやっと今月に中国に行けそげです。
マフラーを始め数々の製品を取って来れると思います。
その中にず〜〜っと前に一回だけご紹介したスポーツナックルってのが
あるんです。
ストリートでも交差点を曲がる時にステアリングを切る角度が少なくなるし
もちろんサーキットでもかなり有効だと思います。
もう既に6名のお得意様からご予約を頂戴しています。
価格は未定ですがかなり高価になることは確実です。
そりゃそうです。
あんだけデカいフロントナックルを7075インゴットから削るんです。
もちろんワンピースです。
強度が必要ですからね。
もうやってるトコありますよ。
でも弊社的には・・・・・・・ヤめとこう。
ソコはやっぱりCircuitConceptです。
もちろん弊社製は精度はピカイチ、頑丈でさらにはずっと軽くなります。
バネ下ですよ。
そのハンドリングへの効果は計り知れません。
そしてステアリングがクイックになる、と。
最強ですね。
ハナシが思いっきりそれちゃったようですがポイントはステアリング操作です。
ま、ご興味のある人は弊社2号機に試乗して体感して欲しいと考えています。
ただ、覚悟は必要です。
シートとステアリングって昨日書きました。
純正シートじゃ30分サル走りはムリとも書きましたが忘れていたワケでは
ありませんがその前に立ちはだかるのがブレーキなんですが、ブレーキに
ついては散々語ってきたのでまた改めて違った角度から書いてみます。
で、シートです。
弊社の狭い倉庫に某社のフルバケが現在4脚あります。
写真なんかアップできるワケ無いじゃないですか。
何で?? ってハナシですね。
弊社でドイツ製RECAROに交換して下さって元から付いていた
某社さんのフルバケです。
特に遠方のお客様だと送料がバカになりませんからネットオークションで
売却してお客様にご返金予定なんですけど・・・溜まっちゃいました。
キチンと走りに集中して練習をするためにはドイツ製RECAROの
とりあえずはSP-Gをオススメしています。
高いから・・・・って理由で敬遠したお客様も結局は買い換えることになる
様を拝見しているとホントにもったいないですね。
別にドイツ製RECAROじゃなきゃダメだって言ってないですよ。
言ってるか・・・。
後々になって買い換えるくらいなら・・・・ってことです。
ちなみに銘器中の銘器として30年以上も君臨してきたSP-Aは生産中止と
なってしまいました。
やっぱSP-Aがイイってなってももはや手に入りません。
あと2脚くらい買っとくんだったな~~~~。
ドイツ製RECAROってナニがイイの?? ってハナシなんですが
もう座らなきゃわかりませんとしか言いようが無いです。
そもそも弊社からお買い上げ下さるお客様って弊社が代車でお貸し出しした
車両に装着してあるドイツ製RECAROにやっぱコレイイわ~~~って
なって下さるんです。
弊社はドイツ製RECAROを販売したからってメリットがあるワケでは
ありません。
しょうがないからコレを1脚買ってみました。
SP-Aよりも高いです。
シーズンが始まって今シーズンからチームメンバーとなり弊社練習会に
ご参加下さるお得意様も増えてきました。
とにかく楽しく走って欲しい ただただそれだけです。
おカネかけて時間を費やして楽しくないってのは悲惨です。
楽しければ次の課題も見えてきますし目標も立てやすいですから。
ただ、楽しい楽しいだけでもイイんですがせっかくですから運転技術の
向上も達成できればもっと楽しくなりますしストリートでさえもとても
有効だと想いますし安全性だって向上すると弊社は考えています。
純正、または純正状態に近いZ34V36は残念ながら楽しく練習するには
不向きなんですね。
実際に走ってみればおわかりになります、って何回も書いてきましたが
先日、弊社お得意様に言われたことがあります。
ダメなことが多分2つも3つもあると思いますが区別が付きません
な~~~~~るほど
なるほど、そりゃそうですね。
こうやってエラそうに書いていますが弊社だって思い返してみると何回も何回も失敗していますから。
失敗が無いとその先の成功は無いって弊社では何度も経験してきました。
じゃあやっぱりその程度のレベルなのかなって感じてしまいます。
それではいつもと逆のアプローチで探って行きたいと思います。
冷却系をフルにやったんだけどそれだけって仮想Z34でコースインしたと
バーチャルを想定してみたいと思います。
やっぱりわかりやすい富士ショートですね。
富士や鈴鹿や筑波の本コースよりもモンダイ点をあぶり出すのがカンタンです。
タイヤもアシもブレーキもパワーも冷却系以外は全て純正装着品を仮想します。
コースインしてまずは1,2周はタイヤを温めます。
これからの時期は特に重要です。
これを忘れてしまって1,2周目で散ってしまったチームメンバー様が
3名いらっしゃいます。
大事な大事な儀式だと思って下さい。
ま、そのためのタイヤモニターなんですけどね。
で、タイヤが温ったまったところで探りながら8割くらいで攻めてみます。
するとまず最初に感じることは 曲がんない です。
ココ
ココ
ココ
ココ
ワザとリアを出すような走りをしないとホントに曲がりません。
一言で書くとこの時点で楽しく無いんです。
楽しく無いどころかコーナーコーナーでクルマの向きが変わってくれるのを
待たなきゃ行けないような走りになっちゃうからとてもじゃ無いですけど
運転技術の向上とは行かないと弊社では考えております。
それでは仮想Z34の次の段階です。
弊社のアシ、スタビ、理想を書くとフロントだけでもピロを入れたいです。
少なくとも以前よりはずっと楽しく走れるようにはなります。
ストリートでも高速で安定し、ちょっとした峠道だってとても楽しくなります。
さて、そうなると富士のショートではどうなるのか? ですね。
コーナーで向きが変わるのを待つ必要が無くなりますのでテンポが早くなって
かなりせわしなくなります。
タイムだって自然と縮まってきます。
そうなると痛感してくるのがシートとステアリングです。
ストリートをちょっとフッ飛ばすくらいなら横Gだって大して出ませんし
ステアリング操作だってそんなに忙しく無いでしょう。
それが富士のショートだと骨身に浸みます。
特に純正シートじゃ30分全開はムリだと思います。
40歳を超えてくると腰を痛めてしまいます。
ストンと気温が落ちてアチコチから初走行の便りが届いてきます。
改めて今シーズンを無事に走り切るために注意喚起と言いますか
あ~~~やっときゃ良かったって後悔をしないためにもシーズン突入で
敢えてのご提言をさせて頂きたいと想いました。
ま、ナントカなるっしょ って楽観論はこの世界では致命的です。
先日の富士ショートの練習会でもT中様の車両の走行前点検を終わらせて
いざスタートってなったんですがその時のデフオイルの温度が26度。
デフオイルは特に低温だと粘性が高いのでポンプに負担をかけてしまうから
最初は作動させないで行きましょう ってご進言したんですが、ナント!!
20分くらいしてT中さんがピットインしたときにはすでに150度を
超えていました。w|;゚ロ゚|w
30分サル走りをしていたらデフを壊していたかもしれなかったです。
タマタマ別の箇所にトラブルが出て走行中断になったんですがホントに
あのままだったらって考えるとゾっとしてしまいますね。
弊社のお得意様に限らず多くの人はEGオイルには注意を払います。
まだだいじょぶですよってサイクルで交換する人も少なくないです。
放置ってお客様はあんまりいないですケド特に今シーズンにサーキットを
楽しみたいってお考えでしたら事前に油脂類は交換することを強く強く
推奨させて下さい。
今シーズン無事に走り切るために予め交換しておきましょう。
交換しなかったからと言ってすぐにトラブルわけではありません。
でも一箇所でもトラブったら当然ですが走行不能になります。
むしろEGがイチバン壊れないかな??
MTは入らなくなります。
末期になるとMT交換になります。
2名いらっしゃいました。
ATは滑ってきます。
こうなると自然治癒はしないのでAT本体交換です。
70~80くらいかかります。
PS周りもギィギィ音がしてくるとポンプ、ステアリングラック、配管、
全交換となります。
クラッチについてはココで書くまでもありませんね。
デフ、弊社にもう使えなくなったデフが通算で8個ありました。
もちろん1個だけ残して捨てました。
その1個はお客様に説明するために取ってあります。
こうなりますよ、って。
1シーズン楽しく走る前にやはりやるべきことって重要だと感じています。
先日の第一回目でご一緒した他車種さんの走りを観察してイロイロと
学ぶことがありました。
1台は中排気量の大型のターボ車でした。
直線ではウェイストゲートからグエェェェェェって大きな音を立てて
ストレートはとても速くて500馬力くらいは出ているようなカンジ。
ところがです。
決して否定するワケではありませんが裏のインフィールドはナメるような
コーナリングになっていました。
あのクルマでトータルでタイムを考えるとああ言う走りになってしまうのは
選択の余地がないんですね。
一方、コンパクトFRスポーツカーしかもNA。
富士のショートでは水を得たように縦横無尽です。
パワーが低いってこともあるんですがアクセル開度も全体的に高く
FRスポーツカーを自由自在に操っているってことが伝わってきます。
H野さんがボソっとあれが曲がるブレーキってヤツなんですね。
正しい走りのイメージを掴むことはとても重要だと弊社では感じています。
弊社も数々のドンガラのスーパーハイパワー車を過去に経験してきた結果
やはり制御しきれるパワーとコントロールできる車体のコンビネーションが
乗っていてイチバン楽しいしナント言っても弊社がず~~~っと提唱する
楽しく走って運転技術の向上って目標には最も適していると感じます。
1ランク上のステージに上るために今シーズンの目標の一つとしては
コーナーでのアクセル開度に着目していこうと考えています。
やはりコーナーをナメるように我慢しているんでは楽しくありませんし
そのままでは技術の向上は見られないと弊社では考えています。
いつもよりちょっとアクセルを開けるということはリスクを伴います。
いかに安全に練習できるか? と言うメソッドを考案することが弊社に
かかっていますし、今シーズンをどう過ごすかにもかかっています。
某ドイツ製コンパクトスポーツカーのアシとブレーキを弊社で開発させて
頂くことになったハナシの続きと言いますか補足と言いますか。
やはりNBロードスターでの実験はNBだけでなくもちろんZ34V36や
コンパクトスポーツカーにも応用が充分に効くんです。
つまり基本を抑えるってことです。
経験だけは弊社同様にムダに長いC君もこのアシはタイム出てるからって
たったそれだけの理由でススめられた数多くの後悔をイヤと言うほど
経験しているようですし、もうブレーキに関しては弊社製以外には
選択肢が見つからないとのことです。
アシもブレーキもやるべきことはわかっています。
いつもココで書いてきましたが買って楽しむのはお客様です。
どんなお客様がお乗りになるのかわからなくても懐が深く乗りやすい
セットだと結果的にガンガンに踏めて楽しいクルマになるんです。
弊社1号機を富士の本コースでテストした時にNEOVAで1.2Gを
叩き出したハナシは何回もさせて頂きました。
まずは1.3Gを出すために安易にタイヤのグレードを上げてはいけません。
そりゃそうです。
タイヤの摩擦係数、つまりグリップ力で減速Gが上がっただけのハナシで
弊社のテクノロジーつまり技術的になんら上がったワケではありません。
NEOVA同等のラジアルタイヤで1.3Gいやもっと上を目指すためには
やるべきことはわかってきました。
フロントはコレ以上の容量アップは無意味です。
ABSのタイミングが早くなるだけのハナシです。
ポイントはリアなんですがそれ以上に大事と言いますか効果的なことも
NBの実験で確信に変わりました。
リアのブレーキ容量を闇雲に上げたってダメですよ。
それこそABSの誤動作を誘発するだけのハナシですから。
チームサーキットコンセプトメンバーを始め一般の弊社のお客様が
ドッカ~~ンってブレーキを踏んでもギュッって止まるイメージを
具現化するためにあることを導入しています。
何も考えずに蹴っ飛ばすようにバカ~~ンてブレーキを踏んでも
予想以上にスッと止まるようなブレーキのシステムとセット、
もう少しです。
H野様、T中様お疲れさまでした。
写真取れなかったとです (T_T)
っつ~~のにはちょいと理由があります。
詳細は今度ゆっくり書きますが早くも来シーズンの課題が見えました。
シーズンオフにキチンとマシンメインテナンスは必須です
なんかこう書くとアタリマエのようですがなかなかできないですね。
シーズンインにトラブルが発覚するとやっぱりココから1、2ヶ月も
棒に振ってしまうことになります。
やっぱりココは弊社が率先してチームメンバーの車両コンディションや
メインテナンス状況のデータベースを作ることは必要だと痛感しました。
コレについてはじっくりネタとしてアップさせて頂きたいと思います。
さて、ハナシはカキーンと変わります。
富士ついでに御殿場某所に寄って来ました。
それこそ30年近くになる旧知の走り仲間から連絡がありまして以前は
埼玉県の拠点を御殿場に移したということで連絡がありました。
始まりは私がBNR32でC君は964turboだったっけかな? で
箱根や首都高や富士の本コースをそれはそれはとても良く一緒に走った
仲間です。
ず~~~~っとPorsche一本でやってきたC君でしたが御殿場に
拠点を移して新しいProjectを始めるってんで、その製品開発を
お手伝いすることになりました。
って言われそうですね。
始まりは6、7年前だったかな? C君のお客様のM3のブレーキを
弊社で作ったことでした。
M3のブレーキなんていくらでも手に入ると思いますがやはりC君も
百戦錬磨のサーキット経験者です。
で、弊社がプロデュースしたブレーキに感動してくれての今回の新しい
プロジェクトです。
そのうち詳細を書きますがこの某外車コンパクトカーが富士ショートで
ご一緒できる日も近いです。
まずはブレーキとアシですね。
以前とは比較にならないほど成長した弊社のテクノロジーを製品で感じて
驚いてもらおうと企んでいます。
チームサーキットコンセプトメンバーT井様の車両にデフクーラーを
取り付けているんですが電動ファンの配線を作っています。
デフオイルクーラーも何回も何回も仕様変更してはやっとのことで
この電動ファンバージョンで決着となりました。
外気温を引き込むシュラウドってのも何個か作りましたが結局は
電動ファンの方が良かったです。
ナニが良かったかってそりゃ安定して冷えるんです。
特に富士ショートのような小さなサーキットだと車速は低めですから
電動ファンの優位性は際立ちます。
もっと大きな利点はピットに入ってきた時にわかります。
EGオイルクーラーだってラジエターだって3Dシュラウドを作りました。
デフオイルクーラーだって3Dシュラウドをいくつか作りましたが
いくら凝ったシュラウドでも風がアタラなければ全くの無力です。
で、ピットに入ってきた後にじわりじわりと温度が上がる様子を見て
電動ファンに仕様変更したんですがこれがドンピシャでした。
ま~~~~~温度が下がる下がる。
なんですが作る方としてはま~~~メンド臭い。
配線って当然ですがキチンと処理しないと危険です。
振動で外れることだってありますからメンド臭がらずにひとつひとつ
丁寧にハンダ付けして耐熱コルゲートチューブで覆ってさらには
固定していきます。
弊社のデフオイルクーラー高いですよ。
でも胸を張って世界最高峰品質を掲げるためには一切の妥協を排して
できることは全部盛り込みます。
ちなみに富士の本コース、ショートを30分サル走りすると運転技術や
デフの仕様にもよりますが180度くらいになることもあります。
何回も書いてきたように沸点の高い吹かないデフオイルを入れることが
正解ではありません。
デフオイルが吹かないだけでデフには大きなダメージを与えます。
弊社デフオイルクーラーだと100~110度で安定しています。
昨日は久々の快晴で爽やかでした。
9時の時点で八王子は22度、富士はきっと18度くらいです。
オレのクルマは~~~~?ってお客様がいっぱいいらっしゃいます。
コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ
確実にこなしています。
シーズン前で多いのはやはり走りの準備ですね。
ココんトコ多いのはデフオイルクーラーとピロアームです。
由緒正しいドイツ製モータースポーツ用のピロがとうとう完売となりました。
コレ、チームサーキットコンセプトチームメーンバーBさんとN須さんの
ピロで最後ってなりました。
次回は11月にドイツに行って調達してくる予定ですがきっとですが
すぐに無くなると思います。
早めのご予約をお待ちしております。
以前にも書きましたが純正ってココがゴムで焼けてるんですね。
精度にトコトン追求しているCircuitConceptでは
ちゃんと磨き上げます。
やってもやらなくてもぶっちゃけ大して変わらないとは思いますよ。
でも三重県からわざわざ弊社にご依頼下さったBさんのことをアタマに浮かべて
愛情を持って丁寧に丁寧に組み付けます。
するとですね、贔屓の引き倒しって言っちゃえばそれまでなんですが
完成して試乗してみるとやっぱり想うんです。
って。
真っ直ぐ走るしフラれ無いし安定するし。
一言で書くとキモチ良いんです。
さ、来月にはその真価を鈴鹿でお試し下さると思います。