先日の第一回目でご一緒した他車種さんの走りを観察してイロイロと
学ぶことがありました。
1台は中排気量の大型のターボ車でした。
直線ではウェイストゲートからグエェェェェェって大きな音を立てて
ストレートはとても速くて500馬力くらいは出ているようなカンジ。
ところがです。
決して否定するワケではありませんが裏のインフィールドはナメるような
コーナリングになっていました。
あのクルマでトータルでタイムを考えるとああ言う走りになってしまうのは
選択の余地がないんですね。
一方、コンパクトFRスポーツカーしかもNA。
富士のショートでは水を得たように縦横無尽です。
パワーが低いってこともあるんですがアクセル開度も全体的に高く
FRスポーツカーを自由自在に操っているってことが伝わってきます。
H野さんがボソっとあれが曲がるブレーキってヤツなんですね。
正しい走りのイメージを掴むことはとても重要だと弊社では感じています。
弊社も数々のドンガラのスーパーハイパワー車を過去に経験してきた結果
やはり制御しきれるパワーとコントロールできる車体のコンビネーションが
乗っていてイチバン楽しいしナント言っても弊社がず~~~っと提唱する
楽しく走って運転技術の向上って目標には最も適していると感じます。
1ランク上のステージに上るために今シーズンの目標の一つとしては
コーナーでのアクセル開度に着目していこうと考えています。
やはりコーナーをナメるように我慢しているんでは楽しくありませんし
そのままでは技術の向上は見られないと弊社では考えています。
いつもよりちょっとアクセルを開けるということはリスクを伴います。
いかに安全に練習できるか? と言うメソッドを考案することが弊社に
かかっていますし、今シーズンをどう過ごすかにもかかっています。