ビフォアアフターでもアップしておこう。
もちろんビフォア。
で、コレがアフター。
もうコレだけでも俄然に調子が良くなる気しかしません。
Z34の時にも散々書きましたがNAチューンって過給器チューンには無い
難しさがたくさんあります。
ほとんどの人は馬力は大きい方がエラいみたいな認識があると思います。
間違っちゃあいないですけど必ずしも正しくも無いんですね。
コレまた以前にも書きましたがS2000がビッグマイナーでHONDAが
馬力を下げてきたってハナシ。
AP1からAP2になって馬力が下がったんです。
狙いは馬力を下げる代わりに排気量とトルクを上げました。
その結果、乗りやすくなったしトータルでは速くもなりました。
コレまたいつも書いていますがトータルバランスなんですね。
1カ所だけ突出させたところで結果的には乗りにくくなってしまう、そんなクルマ
自分でも何台か経験してきました。
その経験があるからこその今、なんですけどね。
難しいですよ。
特にNAチューンだと下のトルクを増やして乗りやすくして上までカーーーンって
回るEGを作り上げるはとても多くの階段があります。
しかもその階段を見誤れば、おカネをかけた割には・・・・ってEGを作って
しまうでしょう。
そのケーススタディとしてNCは過去の経験上、サイコーです。
ソコでンまく行ったこと、効果が大きいことをZ34、RZ34にフィードバック
していくんです。
2.1LのEGは、急遽、鈴鹿支部長のNC2に載せることになっちゃったので
弊社のNC1にはもう2.4Lを搭載予定です。
コレでまた予定が先に延びちゃうんですがもちろんお客さまが優先です。
2.1Lと2.4Lの違いはかなり多いです。
ってゆ~~~かナニひとつ共通点が無いくらいです。
ピストンはこないだMAHLEの技術者と打ち合わせ済みです。
ボアは純正がφ87.5に対してせいぜいφ89くらいにしか拡げられません。
2.1LのEGではソコまでなのに対して2.4LのEGでは同じφ89でもショート
ピンヘッド化をMAHLEにお願いしてあります。
狙いはコンロッドの長さをできるだけ長く取りたいんです。
コンロッドを長くするメリットは大きいです。
それはまたをいをい書いていきます。
で、2.4Lの最大の特徴がクランクシャフトです。
2.1LのEGではコンロッドもクランクシャフトも純正を使いますが2.4Lでは
両方ともイチから作っています。
コレが最大の特徴ですね。
さて、スロットルのおハナシです。
もうココまで来れば純正のスロットルだけでは無くエアフロの容量も律速段階
として引っかかってくると考えられます。