日別アーカイブ: 2016年11月21日

一般販売には、あと少しのテストが必要です、ネタ

H山様の車両を無事納めさせて頂きまして、弊社クラッチラインの調子も
とても良好でして、もれなくダイレクト感もオマケに付いて来ました。

来週はS永様の車両と、M田様、D井様の車両にもお取り付け予定でして、
弊社の試乗車で月末には富士での最終テストも控えております。

取り立てて問題らしい問題は全て解決したつもりですが、

不測の事態

出ないとも限りません。

特にサーキットではストリートでは出なかったことも出ることが多々あります。

仕様変更を何回も繰り返した理由は、

取り付けの作業効率と取り付け後のエア抜きの作業性

です。

性能自体は何ら変わりません。

ただ、一般製品版は試作と違いまして、ずっとイイ部品を使っています。

純正のCSCに直接取り付ける部分

clutchline1

コイツですが、Concave 形状でなくてはなりません。

clutchline2

ちょっとググっても、やっぱりいっぱいヒットするのは有名通販屋です。

鉄のユニクロメッキ製しか手に入らないようです。

そんなんでも1個1000円以上するみたいです。

弊社がそんなん使うと、またツッ込み所を自分で作ってしまいます。

コレ、ステンレスのフォージ、つまり鍛造です。

clutchline3

日本では見たこと無いようですが、1個8,000円くらいはしそげです。

で、ブレーキラインに使うのと同じテフロンホースと、その耐熱カバーです。

clutchline4

耐熱温度は1000度以上らしいので、いくら触媒がチンチンになっても
ビクともしないパフォーマンスがあるので、安心の品質です。

画像は-08のホースですが、実際はもっと細いです。

世界最高峰品質を維持し続けることはタイヘンですが楽しいです。

その理念に賛同して下さったお客様に、納期はだいぶ遅れてしまいましたが、
一つ一つ納めて感動して頂きたい、ただただ、その気持ち一つです。