一般販売には、あと少しのテストが必要です、ネタ

H山様の車両を無事納めさせて頂きまして、弊社クラッチラインの調子も
とても良好でして、もれなくダイレクト感もオマケに付いて来ました。

来週はS永様の車両と、M田様、D井様の車両にもお取り付け予定でして、
弊社の試乗車で月末には富士での最終テストも控えております。

取り立てて問題らしい問題は全て解決したつもりですが、

不測の事態

出ないとも限りません。

特にサーキットではストリートでは出なかったことも出ることが多々あります。

仕様変更を何回も繰り返した理由は、

取り付けの作業効率と取り付け後のエア抜きの作業性

です。

性能自体は何ら変わりません。

ただ、一般製品版は試作と違いまして、ずっとイイ部品を使っています。

純正のCSCに直接取り付ける部分

clutchline1

コイツですが、Concave 形状でなくてはなりません。

clutchline2

ちょっとググっても、やっぱりいっぱいヒットするのは有名通販屋です。

鉄のユニクロメッキ製しか手に入らないようです。

そんなんでも1個1000円以上するみたいです。

弊社がそんなん使うと、またツッ込み所を自分で作ってしまいます。

コレ、ステンレスのフォージ、つまり鍛造です。

clutchline3

日本では見たこと無いようですが、1個8,000円くらいはしそげです。

で、ブレーキラインに使うのと同じテフロンホースと、その耐熱カバーです。

clutchline4

耐熱温度は1000度以上らしいので、いくら触媒がチンチンになっても
ビクともしないパフォーマンスがあるので、安心の品質です。

画像は-08のホースですが、実際はもっと細いです。

世界最高峰品質を維持し続けることはタイヘンですが楽しいです。

その理念に賛同して下さったお客様に、納期はだいぶ遅れてしまいましたが、
一つ一つ納めて感動して頂きたい、ただただ、その気持ち一つです。