日別アーカイブ: 2016年5月6日

調律と言う名のチューニングネタ、ECU編、その1

病床でA賀様の女王蜂にバンデージを巻こうとイロイロ準備していたら、
ま、まさかのナースストップ。

qeenbee

ダメです!!

しょうがないので、膨大なECUデータのダンプリストを研究していました。

イロイロと気が付いちゃいました。

まず、以前からず~~っと気になっていたスロットル開度マップ。

純正には、なぜか2枚のマップがあります。

もっとあるかもしれません。

どういう条件でどっちを読むのか?

お客様の車両を200台以上もお預かりすると、イロイロと気が付きます。

他社さんのECUもたくさん経験させて頂きました。

こっから先はマズいな・・・・。

ところで、純正のスロットル開度マップはさすがにダルいです。

でも、ほとんどのショップさんは初期をガバっと開ける傾向があります。

ショップさんにはショップさんのお考えがあります。

弊社は、そこを敢えて抑え気味にしています。

初期を開け気味にすると、アクセルを踏んだのと同じ効果です。

だから、速くなったような気がします。

ただ、渋滞で少しピーキーになります。

もう一つ、アクセルコントロールがしづらくなります。

少しだけアクセルコントロールをしようと思っても、ガバっと開くので
スピンしやすくなる領域があるのは否めません。

ハイ、ここで

スロットル開度マップ ストリートバージョン

スロットル開度マップ サーキットバージョン

2つを用意させて頂くことにしました。

こういう表現だと、サーキットverがストリートverより優れている
と言う印象を与えかねないので、ココは詳細な説明が必要だと思いました。

サーキットverでは、全域でコントロール性重視です。

ストリートverでは、常用域、特に2,000RPM~4,000RPM
その辺の楽しさを重視してサーキットverより、少し開け気味にしました。

ほんの少しだけです。

弊社の一貫した理念、

乗りやすさ

は、必ず踏襲されます。

調律と言う名のチューニング

を、ECUでも高度に実践しています。