病床でA賀様の女王蜂にバンデージを巻こうとイロイロ準備していたら、
ま、まさかのナースストップ。
ダメです!!
しょうがないので、膨大なECUデータのダンプリストを研究していました。
イロイロと気が付いちゃいました。
まず、以前からず~~っと気になっていたスロットル開度マップ。
純正には、なぜか2枚のマップがあります。
もっとあるかもしれません。
どういう条件でどっちを読むのか?
お客様の車両を200台以上もお預かりすると、イロイロと気が付きます。
他社さんのECUもたくさん経験させて頂きました。
こっから先はマズいな・・・・。
ところで、純正のスロットル開度マップはさすがにダルいです。
でも、ほとんどのショップさんは初期をガバっと開ける傾向があります。
ショップさんにはショップさんのお考えがあります。
弊社は、そこを敢えて抑え気味にしています。
初期を開け気味にすると、アクセルを踏んだのと同じ効果です。
だから、速くなったような気がします。
ただ、渋滞で少しピーキーになります。
もう一つ、アクセルコントロールがしづらくなります。
少しだけアクセルコントロールをしようと思っても、ガバっと開くので
スピンしやすくなる領域があるのは否めません。
ハイ、ここで
スロットル開度マップ ストリートバージョン
スロットル開度マップ サーキットバージョン
2つを用意させて頂くことにしました。
こういう表現だと、サーキットverがストリートverより優れている
と言う印象を与えかねないので、ココは詳細な説明が必要だと思いました。
サーキットverでは、全域でコントロール性重視です。
ストリートverでは、常用域、特に2,000RPM~4,000RPM
その辺の楽しさを重視してサーキットverより、少し開け気味にしました。
ほんの少しだけです。
弊社の一貫した理念、
乗りやすさ
は、必ず踏襲されます。
調律と言う名のチューニング
を、ECUでも高度に実践しています。