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スーパーライトウエイトへの道、ネタ

本日、無事、お客様の車両の記載変更も済ませて今週末のイベントでの
レギュレーションに適合させることができました。

ik34

もう、一見してCircuitConcept仕様です。

何かとロックオンされる立場です。

走りが悪かったり性能が大したこと無くて糾弾されるならまだしも、
モノの良さには充分ご納得して下さったにも関わらず、手続きで
ケチが付いてしまったら、お客様にとってもイイんだか悪いんだか?
そんな気持ちになってしまうと思います。

自虐的なことを言うと、弊社の製品は要らないモノが多いです。

Z34の純正ボンネット、アルミ製で9.4Kgです。

鉄のボンネットと比較すれば軽いモノが最初から付いています。

ドライカーボンのタワーバーなんて、30万も出す意味あんの?

至極尤も、素朴でアタリマエの疑問です。

それでも弊社を信じてキヨブタの覚悟でお買い上げ下さいます。

今回は、ピロアームの記載変更に加えて軽量化メニューでした。

ボンネット、極限まで攻めたヒンジ、最軽量ボルトで純正比7Kgの軽量化

ドライカーボンタワーバー、最軽量のボルトで純正比5Kgの軽量化

リチウムイオンバッテリー、軽量バッテリートレイで15Kgの軽量化

トータルでフロントセクションだけで、27Kgの軽量化を達成しました。

これだけやって下さると、ハンドリングもかなり変わります。

クルマが軽くなります。

街中でもそヒラリヒラリ感は充分に享受できます。

さらに、乗り心地も良くなるというオマケ付きです。

もっと言うと、燃費も良くなります。

敢えて欠点を挙げるなら、エアコンが効き過ぎるんです。

それでも弊社は必要の無いモノを販売しているって認識はあります。

Z34やV36に限りませんが、適切に手を入れてあげるとクルマは
ドンドン楽しくなって行きます。

適切に

と言うのが大切です。

間違っちゃった方向だと、ドンドン乗りにくくなって楽しくなくなります。

そうならないための律速段階や費用対効果を提示させて頂いております。

何回かご案内させて頂きましたが、適切にカスタマイズされたクルマは
ツルシが到底到達できない領域に

お客様はもちろん、それを期待します。

いや、それ以上を期待します。

もちろんお客様には趣味趣向がありますし、それは弊社も尊重します。

性能の向上を求めて、チョコチョコとくだらないモノを何個も取り付けて、
結果、ただ重くなっただけ、何か良くなった? ってモノは弊社は無縁です。

そんなの弊社が出したら思いっきりフクロです。

それどころか、イイ物だって認めつつもバッシングしてくる輩もいます。

確かにお客様の今回のメニューは、相応のコストはかかりました。

でも、このハンドリングを手に入れるためには、それ相応の投資は必要です。

シツコいようですが、適切な投資でないとお客様がご期待したような
ヒラリヒラリ感は得ることができません。

まだ打ち上げ花火も付いたままですし、ウォッシャータンクも純正のままです。

次には弊社のフロントバンパー改をお考えです。

リインフォースや何やらで、さらに20Kgの軽量化が実現できます。

もうこうなると、Z34の動きでは無くなります。

もちろんお客様は、それを期待します。

弊社はそれ以上で必ず応えます。

お、早速、お客様からショートメール。

report

千里の道もホントに一歩からなんですね、ネタ

何回もご紹介させて頂きましたが、Einstein のお言葉です。

何かを成し遂げようと言うのに、自ら経験する以上の方法は無い

まさに身をもって体験する日々です。

ピロアームを作って、仕様変更して、一般販売にまでこぎつけました。

お客様にも喜んで下さいまして、性能も発揮できてやっと一安心。

も、束の間。

弊社を懇意にして下さっているとあるディーラーさんの担当者。

書類は?

これが2年前くらいのハナシです。

そうだった・・・・・

で、こっからシャカリキになって調べました。

該当法令と然るべき◯号様式書類、強度検討書に構造図。

とりま最低これだけは必要でした。

強度検討書なんて、ひな型があるワケでも無く教えてくれる人もいません。

あるトコにはあるんでしょうが、当然、相応のコストがかかります。

コストをかけちゃうと、製品の価格にはね返ってきます。

性能や品質ならまだしも、ソコにカネかけても・・・

だから、チョットは時間がかかってもコツコツやりました。

東京陸運局の品川本局に何回も何回も何回も何回も行きました。

担当者だって、手取り足取り教えてくれるワケでもありません。

書類不備です

って、何回言われたか忘れました。

その都度ちゃんと書類を作り直しては、また提出です。

今年の3月にやっと受理されることになっていました。

3月に忙し過ぎで、4月のアタマに行きました。

4月の人事移動で、担当者変わっていました。

で、また書類不備。

え~~~、◯◯さんはこれでイイって言いましたよ~~

って言っても軽く返り討ち

ここは役所なんで~~

弊社の試乗車で申請する分にはOKだったんだそうです。

広く北は北海道から南は九州まで、地元の陸運局で車検に通るためには、
複数台申請ってのが必要らしいんです。

で、複数台申請書に

Z34全部

って書いたら、鼻であしらわれました。

ここは役所なんで~~

これまた調べてみると、Z34全部の型式指定、類別を申請する必要がある。

該当する諸元表も含めて、最終的にはかなりの書類の量となりました。

おかげでメッチャ詳しくなりました。

document

代行業者さんが、それ相応の費用を請求してくるのもうなづけます。

次はマフラーだな・・・・

1ランク上のリアのトラクションを目指してネタ、その3

現実にはもっと複雑なことが起きています。

そもそも、毎回フルバンプするワケではありません。

パーシャル領域や過渡領域だって存在します。

昨日の計算では、その中間域のセットを出すことができません。

rearspringrate1

現実にはこうなります。

rearspringrate2

またまたエラそうなことを書いておりますが、これまた受け売りです。

ってゆーか、純正もそうなっています。

現実には、こんなプログレッシブレートのスプリングで、レート、自由長、
非線形のカーブを指定して作ることができないからです。

だからシングルレートで妥協するんです。

ところがです。

サーキットのことだけ考えてレートを選定すると、エラいことになります。

最近ビビり気味なので、どうエラいことになっちゃってるのかヤめときます。

で、上記のプログレッシブレートスプリングが低速から高速コーナーまで、
1ランク上のトラクションを生み出すことにつながるんです。

さらには乗り心地も良くなるという大きなオマケ付き。

ここで弊社のお得意様からアンチまで一つのギモンが出てきます。

サーキットコンセプトはどうやってこの曲線を出すの?

ふっふっふっふ

す、すいません、取り乱しました。

こう言う曲線を線形で組み合わせるためにあるのが

Fourier変換です

こういうの考える人って、真の天才です。

矩形波ですら三角関数の組み合わせで解析できますから。

1ランク上のリアのトラクションを目指してネタ、その2

どうもオカシイと思ったら、あっちゃこっちゃの鯖が攻撃されてるそうな。

10日前のメールがさっき届きました。

お客様、メールの返信バッくれてんな、って思ってんでしょうね。

もちろんちゃんと全て返信致します。

さて、リアの1ランク上のトラクションのおハナシです。

弊社のアプローチは工学的知見です。

それしか方法を知らないだけです。

横Gが最大かかって、そこでアクセルオンしてさらにリアが沈みます。

ハナシを単純にするために、外側のタイヤが5cm沈んで内側のタイヤが
5cm伸びると仮定します。

シツコイようですが、ハナシをカンタンにするための仮定です。

実際にはもっと複雑です。

で、左右の高低差が10cm。

リアのトレッド+α で1,800mm。

arctan(10/180)=3.179 約3.2度です。

アッパーアームの有効半径は30cm。

upper

先端が5cm変位したとすると、

arcsin(5/30)=9.59 約9.6度です。

ロワーアームの有効半径は45cm。

lower

arcsin(5/45)=6.379 約6.4度。

この差が、フルバンプ時の対地キャンバー角を生み出すんです。

そういう風に元から設計されています。

エラそうに書きましたが、Mercedesが考えた機構です。

さすがですね。

かなり前になりますが、このリアのマルチリンクの機構を発表したときに
とても興味深く文献を読んだ覚えがあります。

最後にMercedesの技術者が、

タイヤはサスペンションで喰わすんだよ

って言ってたのも痛烈に憶えています。

さ、こっからが弊社の領域です。

ロワーリンク、レバー比が45対27つまり5:3です。

これが2乗で効いてくるハナシをかなり前に図解付きで書きました。

リアの軸荷重が680Kgなので、片輪340Kg

静荷重状態でも、944Kgがこのお皿にかかる計算です。

ここからは弊社の研究成果ですので、一般公開はもうちよい先です。

最大横Gから、動荷重が計算できます。

その時に、タイヤのトレッド面が最も効率良く接地する角度を逆算します。

上でやった計算の逆をやればイイんです。

で、こでやっと適正なバネレートが算出できます。

飽くまでも理論値です。

実戦での検証は欠かせませんが、フロントは理論値が一番正しかったです。

ここからがタイヘンなんです。

シングルレートならこれでキマリなんですが、弊社が追求するのは

プログレッシブレート

ですから。

1ランク上のリアのトラクションを目指して、ネタ

何回もご紹介させておりますが、アシと言うのはとても奥が深いです。

ショップさんの数だけ仕様があるのもうなずけます。

キット物をポン付けするだけのお客様は、弊社を訪れません。

これも繰り返しになりますが、お客様の要求もお客様の数だけあります。

コレで結果出てるんだから乗れないキミが悪いんだよ

そんなことは弊社は絶対に言わないですし、言うつもりもありません。

例えば、アンダーステア一つ取っても原因はいっぱいあります。

ザックリ大きく2つに分けて、車体側のモンダイとドライバーのモンダイ。

車体側のモンダイが大きければ、ドライバーがいくら努力を積んでも
結果に繋がるには、矯正に時間もおカネもかかっちゃいます。

車体がちゃんとできていれば、ドライバー側の調整はずっとラクなんです。

M田様、H野様、I町様が達成して下さったおハナシを何回かご紹介しました。

ご経験の豊富なM田様やI町様から、ドが付く位の初心者だったH野様まで、
弊社がご呈示させて頂くことは同じです。

まずは、乗りやすく安心して踏めるクルマ作りからです。

何回も聞いたよ   ┐(-。ー;)┌

まぁそうおっしゃらずにお付き合い下さい。

他社さんとは違った情報発信に努めていきます。

とあるコーナーをトッププロが100Km/hで回れるとします。

つまり、101Km/hならタイヤが滑り出すと言う仮定です。

タイヤが滑ると、タイムにとって大きなロスであることは去年に
動画でご案内させて頂いた事があります。

100Km/hでトッププロが回れるコーナーをフツーのお客様なら
いったい何Km/hで回っているのか?

100Km/hに近づけるためにはどうすればイイのか?

これが王道のアプローチだとすれば、弊社はやはり違うアプローチです。

真のトッププロは毎回毎回100Km/hで回れます。

ランクが落ちるドライバーだと100Km/hで回れるときもあれば、
98Km/hの時も増えてきます。

弊社のアプローチは?

100Km/hを目指しましょう

とは言いません。

そんなことできりゃ、弊社を訪れて下さることはありません。

お客様によっては95Km/hの時もあれば、ビビリミッターが入って
90Km/hの時だってあります。

そりゃそうです。

プロじゃないんだから。

モンダイは次です。

105Km/hでコーナーに入っちゃうことがあります。

クルマのセットアップやドライバーのリカバリー能力にもよりますが、
フロントが逃げてコースアウトをすることもあれば、リアがブレークして
スピンすることだってあります。

最悪、ブツけてしまいます。

弊社がアシに要求する最大のポイントが、この領域の扱いやすさです。

一言で書くとカンタンそうですが、

そんなとをやってるショップさんは無くはないでしょうが、圧倒的に
少ないと思います、ってゆーか今のところ弊社は知らないです。

105Km/hで入っちゃってもタイヘンなことになりにくく作ってあります。

だからお客様は、安心して100Km/hを目指してツッ込みます。

それが結果に繋がってきました。

それでも弊社的には、まだ道半ばです。

アメリカでお願いしてあった、とある試作を今回やっと手に入れました。

すいません、画像はナシです。

ノウハウだけ横取りする輩が後を絶たないからです。

そうは言っても、この開発日記をお楽しみ下さるお客様のために、
ちゃんと情報発信はして行きたいです。

以前にもご紹介させて頂いたコイツです。

dualrate

これを進化させています。

弊社はメーカーとして、そして技術者として、現状で100Km/hが
限界だったコーナーを105Km/hで曲がれるようにするんです。

そうしなければ、弊社を盲信して下さるお得意様もガッカリです。

もっともっと進化させます。

ちなみにですが、リアだけの単体販売は予定しておりません。

決してお高く停まっているワケではありません。

クルマはトータルバランス

その姿勢がブレ無いだけのハナシです。

お待ち下さるお客様お一人お一人確実に、ネタ

最近、アメリカで気になったことがあります。

TESRA

って電気自動車、かなり売れています。

tesra1

tesra2

郊外にもデッかくて立派なディーラーが増えています。

日本にも導入されていますが、年に1台見るか見ないか、です。

以前はプリウスがホントにウジャウジャ走っていました。

新型になってから、かなり勢いは無くなっています。

価格帯は違いますが、かなりTESRAに移ったんでしょうね。

電気自動車か~~~。

VWが、本腰入れて電気自動車の開発に着手しましたね。

きっとVWにやられます。

今回もたくさん調達しました。

まずはコイツです。

hyperco

これだけあると、かなり重いです。

弊社のサスペンションキット、フロントは、ほぼ完成形です。

ほぼって何だよ、不完全なモノ売ってンのか?

って、ツッ込みが来る前に釈明しておきます。

アシには終わりがありません。

いろんなアイデアを投入して、効果が大きいモノを商品化しています。

弊社が費用対効果が低いと判断したモノは、お蔵入りです。

お客様は投資に見合った結果を希望します。

そりゃそうです。

前述に「フロントは、ほぼ完成形」と書いたのには、もちろん根拠があります。

Z34でサーキットに行って走ってみると、最初に思い知らされることが

冷却系対策

です。

何度も何度も書かせて頂きましたが、

EGオイル

PSフルード

ATF(MTは適正なオイルでだいじょぶ)

デフオイル

このあたりをしっかりと対策しないと、すぐに思い知らされます。

で、冷却系対策をしっかりやって再度チャレンジすると今度は、

ブレーキ

アシ

の不満爆発です。

ブレーキはパッドである程度にはなりますが、ある程度です。ソコソコです。

純正のアシはと言いますと、日本車に共通していますが

アンダーオーバー

です。

曲がらないから切り足してって、ステアリングアングルがかなり付いて
車速が落ちてきたところで今度はかなりのオーバー、最悪スピンです。

これでブツけちゃった人、かなりいるんです。

まずはそうならない対策をシッカリと施して、弊社のアシが入ったお客様も
コーナーで安心して踏めるようになって、タイムが上がってくると、今度は

リアのトラクション

と言うアシにとって最後の大きなテーマが立ちはだかります。

これまたブレーキ同様に、定期的にご相談を受けるテーマです。

リアのトラクションで悩んでいるんです

って、ザックリ過ぎるご相談ですが、お気持ちは良くわかります。

リアのスプリングを堅くしたり、デュアルレートやプログレッシブレートに
してみたり、ピロにしてみたりキャンバーやトーを付けてみたりします。

良くはなるでしょうが、お客様が期待したような変化にはほど遠いです。

アシはホントにホントに伝えることが難しいので、試乗車をお試し下さったり
サーキットをご一緒したりします。

するとすぐにわかります。

なんでFederalなんてタイヤでコーナーで離されるの?

なんでベースグレードのブレーキに、突っ込みで刺されちゃうの?

お客様が一律、驚いて下さるポイントです。

どうすりゃこうなるの?

ってハナシです。

そりゃ弊社のアシをお買い求め下さい、ってなります。

そのために、テスト、検証を重ねてきています。

それがお客様の結果につながってきています。

タイヤの空気圧にも神経を配りましょう。

タイヤモニタリングシステムが理想ですが、コイツは半額です。

intercomp

ご成約分以外に、あと2セット在庫できます。

でも、すぐに売れちゃうと思いますので興味がある方は早めにご連絡下さい。

さ、もう帰ります。

タイヤ買いに来ました、ネタ

励ましやご指導のメールを下さったお客様、ありがとうございます。

ナニを言われようと、弊社はお客様第一で考えます。

もう日本は朝の7時か。

眠い~~~~~。

タイヤだけじゃないので、またネタは報告させてください。

ハナシが全く変わりますが、10年以上前にアメリカに行ったときに
完全な偶然ですが、T&Eの上野社長と席が隣でした。

上野社長、大変ご無沙汰しております m(_ _)m

その時に上野社長がさりげなく専用ケースから取り出したヘッドホンが
とてもカッコ良かったのを憶えています。

BOSE QUIETCONFORTでした。

ノイズキャンセリングヘッドホンの先駆けですね。

使いこなす上野社長がカッコ良くて、食費を切り詰めて新型を買いました。

BOSE QUIETCONFORT3

さすがに高いモノは違いました。

特に機内でのノイズキャンセリング効果はてきめんでした。

3年くらい使いましたが、アメリカでスられました (T_T)

もうフツーのヘッドホンには戻れなくなっちゃったので、また食費を削って
当時、新型が出ていまして、

BOSE QUIETCONFORT15

これも3年くらい使いましたが、パリでスられました (T_T)

ナニしてんねん

って思うでしょ。

2回ともホンの一瞬でしたよ。

BOSEを2回使ったので、毛色の違うモノにしてみたかったです。

秋葉原に行って、聞きまくってみました。

BOSEは良い言い方をすれば、オーディオ用語でHiFiderity、
つまり原音忠実性がとても高いです。

悪い言い方をすると、面白みに欠けます。

ヘッドホン一つ取っても、メーカーの味付けだったり脚色だったりがあります。

ビートが効いていたり、艶やかだったり、ボーカルが美しく聞こえたり、
結構おもしろいので、サウンドがお好きな方はお試しになってください。

想像以上に差があります。

で、 BOSEは脚色ナシのド真ん中を狙っているようで、全てが中立です。

聞きまくった結果、Klipschってメーカーにしてみました。

これはこれで正解で、とても気に入って使っていました。

やはり3年くらい使いましたが、今度は自分の不注意で無くしてしまいました。

ちゃんとしたヘッドホン無しでは生きていけないカラダになってしまいました。

次はB&WのP7ってヤツにしようと画策していましたが、残念なことに
ノイズキャンセリングが無いんです。

これはイタい。

機内で使うことが多いので、やはりノイズキャンセリングは必須です。

BOSEから新作が出ている・・・・・。

しかもワイヤレス。

ちょうどタイミング良く(株)日本航空さんからのお届け物。

fivestars

こんなに大判振る舞いでイイの?

って、心配しちゃいます。

さっそく頂戴したJAL商品券を使って機内で手に入れました。

qc35

(株)日本航空さん、いつもいつもありがとうございます。

機内は消費税がかからないんですね。

で、早速使ってみると、ノイズキャンセリングの性能がずっと進化している。

離陸時の轟音さえもほとんど聞こえません。

それでいて、もちろんしっかりと音楽はピュアに聞こえます。

恐るべき進化でした。

タイヤ関係無いやん。

う~~~~~~~~~~ん、ネタ

イロイロと世界情勢は知っておく必要があるので、ニュースはいつも見ます。

それ以外はあんまりテレビを見ません。

ドラマなんて「下町ロケット」以来、ずっと興味が無いです。

その前に見たTVドラマが何だったか思い出せません。

NHKの大河とか連ドラも全く見ないので、タマに話しについて行けません。

じゃ、ナニを見てんのかと言いますと、今は

マツコの知らない世界

しくじり先生

くらいです。

しくじり先生、おもしろいですね。

人間の弱いところを赤裸々に語ってくれます。

冷静になって後で考えると誰でもわかりそうな事を、当事者は気がつきません。

特に売れてる時やノってる時って、なおさらです。

よ~~くTVに出ていた脳科学者、そ言えば最近見ないと思ったら
しくじってたんですね。

オマエがTVのナニを知ってンだ

って言われれば、返す言葉もありませんが、視聴率が取れる有識者だと、
TV局も各局こぞって使いたがるようです。

いずれ飽きられるのをみんな知っていますから、旬な内に集中して使います。

当のご本人は、

オレって売れてんじゃね?

って勘違いしてしまうのも、人間の弱さです。

そんな時にこそ、足下をすくおうと狙っているヤツ、いるモンです。

だからこそツッ込み所を作っちゃいけないのに、自らエサを撒いたんですね。

先日のネタ、やっぱり怒られました。

そのくだり、消しました。

弊社だけならイイんですけど、弊社のお世話になっている関係者にまで
影響を及ぼして巻き込んじゃうから、弊社はただ謝罪するだけです。

素直に長いものには巻かれます。

初期の頃からのお客様なら、

そんなにヤバいネタあった?

って感じるようなハナシです。

最近思います。

世界最高峰品質を作ったはイイが、お客様にどうやって正確に伝えられるの?

弊社が世界最高峰品質とココで書いても、

ま~~たホザきやがって

ってアンチが絶えないので、客観的事実が必要なんです。

最高の素材で作っています

って弊社が書けば、

オレのってナニでできてんだろ?

って感じるのも人情です。

弊社の製品がイチバン軽くて頑丈です

って書けば、

オレのって何Kg?

って知りたくなるのも人情です。

で、メーカーさんやショップさんに尋ねるワケです。

そうなると聞かれた方は、

あの浮き草、余計なこと書きやがって

ってなることもあります。

だからと言って、あたりさわりの無いことだけしか書かないと、開発日記を
楽しみにして下さっているたくさんの人たちをガッカリさせてしまいます。

情報発信の難しさに、日々、直面しております。

今日はホントはデフマウントのおハナシでした。

スーパーオートバックス神戸さんのイベントで、正式販売を目指して、
現在、弊社のお得意様を中心にテストさせて頂いております。

弊社の製品がどれだけ優れているのかをどうやって正確に伝えるのか?

ダメな物はダメって書いちゃいけない環境で、どうやって伝えるのか?

より一層、難しくなってきました。

世界最高峰品質以外に必要なモノ、ネタ

弊社ブレーキキット、あと九州地区で3名様です。

フツーはですね、お取り付けになんか行きません。

ってゆーか、行けません。

フツーは、です。

お客様が弊社の製品を悩みに悩んでやっとご購入です。

さ、納期はかかりそげだけど待っておこう。

今回は納期のかかり方が尋常じゃなかった。

弊社扱いのCP5555ってキャリパー、ググればフツーにヒットします。

弊社が扱っているCP5555は、ちょっと違うんですね。

ココのワッシャー一つ取っても、辛酸を舐めた経験があります。

CP5555

AP Racing社に特注です。

ナニが違うかはお買い上げ下さったお客様の特典です。

AP Racing社が受けてくれるだけで感謝です。

特注の分だけ時間はかかります。

通常3ヶ月です。

でも今回は半年かかりました。

何でだかわかりませんが半年かかりました。

で、やっと来たキャリパー、間違っていました(T_T)

なんだかんだでやっと準備できましたが、そのままタダ発送するには
弊社的には忍びなかったって事です。

何回かココで書かせて頂きましたが、弊社のブレーキキット

純正配管準拠です

全てのブレーキキットを知っているワケではありませんが、弊社が
経験させて頂いた製品で、純正配管準拠なモノはありませんでした。

別に純正配管がエラいワケではありません。

もっと優れた配管だってリクツの上では考えられます。

弊社が純正配管を採用した理由は、

完全車検対応

安上がり

この2つです。

安上がりというのは、純正のブラケットを利用すれば余計なコストは
かからないし、純正は重くてもそれなりに信頼性は高いです。

このブラケットをイチから作って、価格が上がってしまうなら、

ココは純正で良くね?

と、今のところは判断しております。

大事なことは、世界最高峰品質に費用対効果です。

車体から、長~いホースがプラプラ出ていて、キャリパーに留まっている、
それはダメなんですね。

オレのはだいじょぶだよ

いえいえいえいえいえいえいえいえ

検査官が気が付かないだけです。

車検って、何か強化月間ってのがあって、ココんところは警告灯です。

checklamp

いわゆるチェックランプってヤツです。

今年の2月から、キビしくなりました。

チェックランプが点灯しているままだと、車検はダメです。

ちょっと前なら、メーターバラして面実装のランプにテープを貼りました。

それで全然オッケーだったんです。

強化月間中はダメです。

ACC,IGとちゃんと点灯することもチェックされます。

以前はシートレールでした。

RECAROのステッカーもちゃんと確認されました。

ブレーキホースも、厳密にはちゃんと留まっていないとダメです。

タイラップ留め、ダメです。

現状ではソコまでキビしくありませんが、それだってわかりません。

来月が強化月間になるかも知れません。

完全に純正配管準拠なら、ドコに出してもオッケーです。

東京地区限定ですけど、辰巳SA、大黒PA、海ほたるでタマ~~にですが
陸自検査官立ち会いの違法改造車狩りをやることがあります。

ニュースにもなります。

下廻りを高解像度でバッチリ撮影するスグレモンがあります。

ハイビジョンのモニターで検査官がチェックする所が、スポーツ触媒と
ブレーキホースらしいです。

弊社のお客様がナニも知らずにそこで切符を切られたら、

何なんだよあの浮き草

に、なっちゃいます。

とかくアンチの多い弊社は、ツッ込み所を作ってはいけません。

モンダイが一つ。

この純正のブラケット、純正のホース、種類がいくつかあるんです。

先日の小倉の作業でも、現車のブラケットが違いました。

だから、新品で全部組み込んでのエアー取り付けが欠かせません。

bracket

合わなきゃ合うモノでごっそり交換です。

タイヘンで遠回りなようですが、九州まで行って取り付けできなくて
シッポ巻いて帰ってくる方が、ずっとマズいですから。

弊社のお客様が、長く楽しく乗り続けて下さるように、ネタ

搭乗前にラウンジでニュースを見ていたら、興味深いことをやっていました。

神社庁ってのがあるんだそうな。

そこが数年前に作った6万枚のポスターが、今さら物議を醸しているらしい。

若い女性が、

日本人に生まれて良かった

みたいなことを言ってるポスターなんだそうです。

京都を奈良を中心に、いっぱい貼ってあるらしい。

で、ナニがニュースなのかと言いますと、日本人で良かったって言ってる
ポスターに写っているモデルの女性が、実は中国人なんだそうです。

絵に描いたようなやっちまった話です。

中国人だからダメだって言うわけでは決してありませんよ。

このポスター制作を引き受けた会社が、

いくらなんでも

って、止めるヤツはいなかったんだろうか?

多分ですが、現場の若いヤツだったりカメラマンだったり、いたと思います。

マズく無いっすか~~?

で、上から

イイんだよ余計なこと言わなくて

言われたことを黙ってやってりゃイイんだよ

どの業界にもあるんでしょうね、こんなハナシ。

そんなことを考えてしまいました。

2、3ヶ月に一度、割とコンスタントにブレーキのご相談を受けます。

お客様には、適正価格なんて知る由もありません。

パフォーマンスをご期待して購入を決断します。

で、胸を膨らまして完成するのを待つんです。

あっちは膨らましちゃいけません。

どっちだ

納車してからすぐに気がついたんだそうです。

アレ? なんか違うんですけど~~

お客様は、きっと安くは無いモノをキヨブタの覚悟でご購入でしょう。

ガマンし続けながら乗り続ける人もいます。

取り付けが終わって、若きメカニックが試乗に行って、

あ、コレ、ヤバいパターンだ

って気がついても前述のポスターの件と同じことがおきることがあります。

見なかったことにすれば若きメカニックは済んじゃいます。

とりあえずは

そんなモンだよ

お客さんが選んだんでしょ

で終了。

チューニングなんてするんじゃ無かったのかな~~

安くてイイ物なんかできっこありません。

かと言って、高くてもダメなモノもいっぱいあります。

これを世間一般に

授業料

って表現します。

そもそも弊社から敢えて言わせて貰えば、

ホンモノ以外は全てニセ物

またコレ書くと怒られるんですよ。

一見アタリマエのことが

ジュラルミンやチタン合金も、何回もここでご紹介させて頂いておりますが、
ホントにピンからキリまで存在しますが、お客様には判別はまずムリです。

剛性不足でブレたりジャダーが出たりして初めて

キリの方だったのか~~

ってなることが多々あります。

弊社を全面的にご信頼下さったお客様には、ご期待以上でお返しします。

そのため、また九州です。

ご成約下さってから、時間がかかりました。

弊社が全面的に悪いんでは無くても、お客様はサーキットコンセプトに
ご依頼下さるんです。

外注先やサプライヤーがやらかしても、弊社の責任で必ず対応します。

それを一つ一つ確実にやらないと、信頼なんか構築できませんから。

少なくとも弊社はそう考えて行動します。

取り付けてから、

そんなモンですよ

とは、絶対に言いません。

やりなおしてムダな出費を重ねるくらいなら、最初から弊社で手がけさせて
頂ければ・・・と、感じてしまいます。