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困った時の友こそ真の友、そんなことわざがあったな・・・・ネタ

この忙しいときに、また余計な仕事が増えた。

世界的に中小企業をイヂめることがトレンドの様です。

弊社がいつも大変お世話になっているとある海外のショップさんに
現地政府からの税務調査が入ったとのことです。

弊社がそこからいっぱい買っているので、弊社からの多額の入金に
白羽の矢が立ったらしいです。

クルマのパーツって、関税がグレーなところが多いですから。

いつもいつもいつもいつも弊社のことを助けてくれるからこそ、
こんな時に今度は弊社が力になる番です。

それにしても余計な書類仕事・・・・・。

寝る間を惜しんでやるとするか・・・・。

甘く見てはイケナイ温度管理ネタ、その2

そうなると、やっぱり

何度までならだいじょぶなの (・・;)?

ってハナシが出てきます。

適正値が存在することは確実ですが、何度までって明確な答を出せないことが
少しもどかしいです。

特に、どんなサーキットをどのくらい走るかによっても変わります。

真夏の外気温が35度なんて日に走る猛者はなかなかいないと思います。

10月くらいから今がシーズンまっただ中で、だいたいGW空けから
梅雨入りくらいまでが相場と考えてみます。

高速サーキットや中低速サーキットによっても、風の当たり方が変わるので
一概に数値を出すことが難しいですが、高いとモンダイがあることは確実です。

昨日のオーバーヒートによるガスケット抜けの症状を見ていますと、
目標とする油温は、最高値で100度くらいに収めたいです。

こんな書き方をすると、不安になってしまう人も出てきます。

サーキットで110度120度なんてザラですから。

弊社でEGを手がけて下さると、

コレ、以前にもご紹介させて頂いた走行40,000Km程度の
M田様のヘッドです。

genuinehead

それをこんなカンジで磨き上げます。

machinedhead

その意図は、純正の面粗度ってのをできるだけ平滑化するんです。

わかりやすくデフォルメしてみますとこんなカンジです。

gasket1

所詮はメーカーの量産EGです。

そんなにコストをかけられません。

それを弊社ではココまでマシニングで平滑にするんです。

gasket2

飽くまでもイメージですよ。

面粗度をできるだけ平滑にすることで、ガスケット抜けの可能性を
下げることができるんです。

削っちゃった分、ヘッドもブロックもコンマ数ミリ縮んじゃいます。

それを補うために純正よりもちょっとだけ厚いガスケットも作りました。

もちろんコストはかかりますが、1ランクも2ランクも上のエンジンには
必要なことだと弊社は判断しました。

甘く見てはイケナイ温度管理ネタ、その1

コレ、90,000キロオーバーのS森様のZ34のEGをバラして
各部の点検をしていたらオイルパンがこんなんなっていました。

oilpan

このまんまの状態でスペシャリストに見てもらいましたら、

EGオイルの乳化

との回答でした。

直接的な原因は水が回ったそうです。

本来ならば回っちゃいけません。

じゃ何で水が回っちゃったか?

その原因を探るために、スペシャリストはヘッドガスケットを送るようにと
弊社に指示をしました。

で、回答が来ました。

予想通りガスケットが抜けている

Z34のエンジンを何十機って組み上げる程の経験は弊社にはまだ無いので、
スペシャリストとイロイロとケーススタディをしてみました。

どうもオーバーヒート気味らしい。

オーバーヒートしてアルミヘッドがゆがんでガスケットが抜けたとの見解。

で、水が回ったとのことです。

なぜ、ほぼ純正のZ34がオーバーヒート? を検証しなければなりません。

S森様の車両は、verNISMO初期型で純正バンパーです。

で、EGオイルクーラーは他社さんのが付いています。

以前はサーキットは年に2,3回で、最近になって弊社の練習会に
ご参加下さるようになりましたが、EGオイル温度は高めでして、
10月の袖ヶ浦の時には、125度くらいになっていました。

水温計は付いていませんか、純正のバンパー、特にverNISMOは
ラジエターに風があたりにくい構造なので、水温も高めと推測できます。

水温だって油温だって適正値がありますが、キチンとできたレース車両では
無いので、そんなに厳格な温度管理ってできません。

な~んとなく 油温チョイ高め で何年も経過した結果のようです。

今回発覚したときにはまだ軽微な状態でしたが、このまま進行すると
もっと水が回って、いわゆるウォーターハンマーってヤツを起こします。

そうなるとEGは全損になりますね。

EG単体で80万オーバーなので、脱着工賃や油脂類を含めて、
100万オーバーの出費となる公算が大きかったです。

S森様、ある意味かなりラッキーです。

定期的にサーキットの弊社練習会にご参加下さって、10万キロのお得意様
何名かいらっしゃいます。

EGオイル

MTオイル

ATフルード

デフオイル

PSフルード

キチンと管理された車両は状態もイイです。

経験上、相対的にオーバークールの方がまだイイと思います。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタ、その6

タイヤウォーマーのお問い合わせ、いっぱい来ちゃいました。

当面はお得意様のデリバリーからですね。

無いなら無いなりにタイヤを温めるんですが、何回もご紹介しているように
路面温度がとても低いこのシーズンでは、適正温度まで上げることが
思いのほか時間がかかることがあります。

グリグリとクルマを左右に振って、タイヤの温度を上げて行きます。

これも一つの経験だし貴重な引き出しになるんですが、どのくらい
振ればイイのかも最初はわからないと思います。

冷間でタイヤが喰わないからクルマを左右に振ってタイヤを温めるのに、
いきなり滑ってコンクリート壁にアタっちゃった人を見た事があります。

絵に描いたような本末転倒ですね。

冷間時ににはタイヤが喰わない って経験も引き出しとして必要です

そんな事は言われなくてもわかってるよ って経験者。

ベストラップが出せるほどに充分に温めるのにどのくらい必要なのか?

タイヤによっても違いますし、外気温によっても変わってきます。

実はブレーキシステムによっても変わるんですね。

それはいずれ詳細をご報告します。

もちろん弊社のブレーキキットがイチバンですよ。

そういう風に作ってありますから。

で、そんなメンドーなことを排除してくれるのがタイヤウォーマーです。

あらかじめじっくり温めて、イイ状態でコースインできます。

最初のグリグリの何周かが必要なくなります。

路面温度が極低温だと、ピットロードで下がっちゃうこともありますが、
それでも無いよりかはタイヤの使い勝手がイイです。

今シーズンには間に合わないでしょうが、来シーズンに向けてまずは
弊社でテスト、検証を重ね無いといけませんね。

トラブったり思うように動作しなくても、そりゃそれで使いものにならないし
1年保証くらいはつけさせて頂きたいとも思います。

それでいてお安くご提供したいな、なんて考えているんですから。

やっとタイヤウォーマーについて考えてみるネタ、その5

ちょっと良くなったからって、ムリして重作業をしようとしたら
ブリ返してしまいました。

いてててててててててててて

こりゃあ当分ダメだな、重作業は。

今日は、タイヤウォーマーのハナシを始めてみよう。

ググってみるとバイク用ばっか出てきます。

バイク用ですがこんなんです。

tirewarmer

サーキットに行くと、2輪と4輪の走行枠が時間差で設定されていることが
多くて、休憩時間に隣のピットのバイクのメインテナンスを観察していると
タイヤウォーマーの使用率って9割くらいです。

使っていない人の方が圧倒的に少ないです。

だから、バイクがコース上でグリグリとタイヤを温めているシーンは
4輪ほど見かけないですし、真冬の路面温度が極低温の条件でも
早くからアタックできていることがわかります。

今ココで弊社が提唱しているタイやウォーマーは、時間効率の追求です。

極寒時にタイヤを温めるだけのあまり有益とは思えない数周を省略して、
できるだけ早い段階でアタックに持ち込めると言う大きなメリットです。

で、価格です。

Z34のタイヤサイズでは、弊社が履くのはせいぜい275/40R18。

弊社のお得意様にお貸し出しすることも想定すると、295/35R19。

このあたりまで入るタイヤウォーマーって、Porsche屋さんが
世界中でラインアップしていることがわかります。

だいたい20万からです。

高いブランドモノは30万はします。

ちょっとそんなのは弊社的にはダメですね。

弊社が現在交渉中のところは、1セット14万くらいです。

こういう右から左のモノって、弊社はお安くご提供したいです。

それにしても、イタイイタイイタイイタイ。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタのはずなんですが、その4

で、タイヤモニターを装着してみるといろんなことに気がつきます。

温めやすいタイヤ、温めにくいタイヤ。

同じことをやっても温度が上がりにくいと、グリップまでの時間を要します。

例え同じ温度域だとしても、割と低温から使えるタイヤもありますし
低温では神経を使うタイヤもあります。

コースによっても4輪同じように温度が上昇するワケではありません。

これはもう経験です。

場数です。

やってみて経験して身につく事です。

じゃあ弊社はナニを提唱しているのかと言いますと、先日の繰り返しですが

時間効率

のハナシです。

確たる目的意識を持たないで、漫然とサル走りを何回も何回も続けるよりも
キチンと目標を持って、一つ一つデータを蓄積したサル走りでは、
1年後のドライビングスキルにかなりの違いが出ます。

弊社のチームサーキットコンセプトでは、練習会でお得意様お一人お一人に、
現状における次の課題を、明確にご提示させて頂いております。

以前にもご案内差し上げたことがありますが、コース外からの動画撮影も
タマにやります。

課題を提示されてもイマイチわからなかったり、ピンとこなかったり
せっかくの課題も徒労に終わらないように、動画映像は効果的です。

車載動画で次の課題が見えてくる人は、やはりそれなりに経験がある人で
ドライバーと同じ目線の車載動画は、初級者には課題を見つけにくいです。

積極的に弊社の練習会にご参加下さる遠方の弊社のお得意様は、地元では
もうずっとアタマ撃ちだったのに、弊社練習会で一皮も二皮も剥けて
秒単位で上達するパターンが多いからです。

安くはない製品をお買い上げくださったからには、もっと活用して欲しい、
もっと堪能して欲しいと言う弊社の願いがあります。

お客様の車両も様々ですが、弊社のアシをお買い上げのお得意様には、
お一人お一人個別にセットアップさせて頂いております。

ドライビングにも個人差があります。

アンダーを出しがちな人もいれば、オーバーを誘発している人もいますし、
経験を積んだ人でも気がつかないことも多いです。

そんな時にこそ弊社のアシをご装着のお得意様には、現場で車高バランスや
ストロークバランスを変えてみると言ったハード面と、ステアリングの切り方、
ブレーキの残し方、アクセルを開けるポイントなどのソフト面の両方から
サポートさせて頂いております。

その結果、地元のサーキットでアタマ撃ちだったのが、弊社の練習会で
秒単位で速くなるお得意様がほとんどです。

そうじゃなきゃ、遠くから来てくれませんって。

中にはやはり、サーキットコンセプトの言ってることちょっと違くね?

ってお客様がいらっしゃることも事実です。

宗教じゃ無いんだから、ひたすらに盲信を強要することはありません。

お客様の自主性も尊重して、あとはお客様にお任せします。

プレッシャーなのが、全部弊社に任せっきりのパターン。

こんなん作ってます

って公開すると、製品を見ることなくお買い上げ下さるチャレンジャーな
お得意様が数名いらっしゃいます。

そんなお得意様には、全責任を弊社が負わなければなりませんし、
ご期待下さるパフォーマンスが足りなかったら必ずアップグレードし、
結果につながるまで、ハード、ソフトの両面でサポートします。

しかも 無償 です。

で、タイヤのハナシです。

練習会では、ハイエストグリップタイヤを弊社は勧めておりません。

雑誌やDVDの影響で、どうしてもタイムが先行してしまいます。

決してタイム命を否定するワケではありません。

出さないよりも出した方がエラいに決まっています。

ただ、通常のセオリーみたいなそのアプローチに弊社は懐疑的です。

△△秒、スゴいっすね

それよりも、車載動画を見てくれた人や、一緒にコースを走った他人様から

運転ウマいっすね~~~

って評価されるような弊社のお得意様を目指しております。

運転がウマいと、ドコに行ってもナニに乗っても速く走れますし、
一般公道の危険回避能力だってずっと上がります。

モノに頼るのはカンタンです。

おカネ出せば手に入ります。

理論に裏付けされた技術を身につけること はずっとずっとタイヘンです。

タイヘンなだけチャレンジングスピリットに掻き立てられますし、達成した時の
高揚感は、モノに頼って達成した満足感とは比較になりません。

モノに頼るな、って書いていてタイヤウォーマーのハナシか・・・・・・。

なかなか伝わんないでしょうね、弊社の想い。

言ってることとやってることがチグハグだって叩かれるんだろうな。

なかなかタイヤウォーマーのハナシに行きつかないから、明日のネタは
タイヤウォーマーから始めようっと。

NISMOさんのロングハブボルトにも、弊社の魂を吹き込むネタ

閑話休題ってワケではありませんが、チト毛色の違うおハナシです。

左腕が動かなくなって1週間、少~しずつ少しずつですが、薬物のおかげで
回復しつつあります。

失って初めて気付く健康ですね。

回復したら、今度は予防の方策も実施しなくてはなりません。

皆さんも気をつけて下さいね~~

オメーに言われたくネェよ  (」`o´)」

そりゃごもっともなんですが、甘く見ているといずれなりますよ~~。

クルマの運転を自粛していますので、電車での加工屋まわりがとても
時間的にムダです。

今日はタイヤウォーマーのハナシを一旦休んで開発ネタです。

以前にもちょろっと書いたロングハブボルトガイドです。

純正よりも20mmも長いNISMOさんのロングハブボルトを
フツーに圧入すると、先端がコンマ数ミリもズレるハナシです。

アルミホイールはそんな精度がないのでモンダイにはなりませんが、
弊社の高精度マグネシウムスペーサーは、センターハブリングも含め
0.1ミリの精度で作っていますので、ボルトの先端がブレてしまうと
入らなくなっちゃうんですね。

フツーはどうするかって言うと、そんな精度を追求しないである程度
ガバガバに作ります。

いつもここで書かせて頂いておりますが、他社さんと同じ事をやっても
誰も弊社を訪れて下さることはありません。

だからこそ、ナニか特別なことをしなくてはなりません。

5本の長いNISMOさんのロングハブボルトを正確に直角に入れるために
こんなガイドを作りました。

hubboltguide1

NISMOさんのロングハブボルトの外径が11.8mm。

で、なんとこのガイドの穴径が11.9mm。

つまり先端のブレは横方向に5/1000mm。

そんなの必要ネェよ ┐(-。ー;)┌

って言われちゃえばそれまでです。

でも、弊社の高精度Mg削り出しスペーサーと一緒に使って下されば、
その威力はカンタンにご笑覧くださると思います。

hubboltguide2

で、無事に圧入を済ませたS永様のフロントハブ。

nismobolts

次にはV36のY田様、そして2017verNISMOのK島様。

せっかく弊社とのご縁です。

愛情を持って魂を込めてボルトを圧入します。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタだと思う、その3

こっからがやっとタイヤウォーマーのハナシなんですが、あいかわらず
前置きが長げぇ~~です。

先日も書きましたが、弊社はタイヤウォーマーは否定的です。

モータースポーツの裾野を広げたい って言う想いを維持していきたいです。

なかんでもかんでも高いモノに頼ることが弊社には推奨したくありません。

高価な製品が多いオマエが言うな

って言われてしまえばそれまでですけど、弊社とお付き合いのあるお得意様は
あることに気がつくと思います。

ソレ、いらないです

って弊社から進言されることが多いからです。

なんだ? いらないモン売ってんのか?

ってなります。

基本理念は、やはり楽しんで欲しい その一言です。

楽しみ方って、十人十色です。

走りよりもともかく外装をカッコ良くしたい ってお得意様も多いです。

楽しく走りたいって場合には、費用対効果と律速段階をお得意様に合わせて
キメ細かくご提示させて頂いております。

その流れで ソレ今はいらないです ってなるんです。

耳タコのハナシで申し訳ない気持ちはありますが、走るならまず冷却系です。

対策をしなかったために避けられたトラブルでムダな出費を抑えられれば、
1ランクも2ランクも上のパフォーマンスパーツが手に入ります。

次には圧倒的にアシです。

アシをキメないと、行っても楽しくないですからね。

現に、弊社の試乗車(2号機)は、オトナの事情もあるんですが、エキマニや
触媒や、マフラーが今のところですが全て純正です。

純正の背圧に合わせて点火時期も落としているので、弊社ECUが入っていても
イイトコ310~315馬力です。

それでもそれ相応に楽しめます。

アジアンタイヤとの組み合わせでも、富士ショート35秒、本コース5秒で
周回できれば、充分に楽しめるはずです。

もちろんパワーがある方がずっと楽しいのはわかりきっています。

ここは弊社のお得意様に、ウデのチューニングを強く推奨しています。

運転が上手くなるってステキじゃないですか。

一般道でも危険回避能力が上がるので、ムダに接触事故をしなくなります。

それにはやはり、限界を超えたところのコントロールを知る必要がありますし、
その経験が大きくモノを言うことは間違いありません。

タイヤとの対話

シャレじゃありません。

一般公道でも、クローズドでもタイヤが示す挙動は同じです。

それがクローズドだと、わかりやすいんです。

一般公道では、あ、このことだったのか って身をもって体験できるまでに
長期間を要するようなハナシでも、タイヤモニターをクローズドで経験すれば
わずか数回で事が足りてしまいます。

F1やsuperGTで、スタート前に一斉にグリグリと蛇行する映像って
必ず見かける光景ですね。

あのステージのドライバーは、必ず知っていることです。

で、ウデのチューニングには避けて通れないタイヤとの対話を弊社らしく
理論的にご案内していきたいと思います。

あ、やっぱり今日も前置きで終わってしまった。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタだと思う、その2

コレ、以前にもご紹介させて頂きましたが、タイヤモニターです。

tiretemp1

空気圧と温度です。

上の2つの温度計は左がデフオイルの温度で、右がMTオイルの温度です。

真冬の朝に5分くらい暖気をした時で、MTオイルはEGの熱を拾って
少しだけ高い数値を示しますが、冷間は4度くらいです。

冷間時にタイヤの空気圧を2.3くらいにしてあります。

で、一般道を30分くらいフツーに走ったらこうなります。

tiretemp2

タイヤの温度が10度チョイ上がっただけで、空気圧は0.2上昇します。

コレがちょっとした山道なら、20度くらい上がって0.4くらい上昇します。

実際にサーキットで何周目に何度くらいになるのかって、かなりの経験を
要しますし、タイヤによってもかなり違ってきます。

だから弊社ではこのタイヤモニターを推奨しています。

そんなに高いモンでも無いですし、費用対効果はかなりイイです。

また、4月のAMPA(台湾自動車部品見本市) で新作を物色してきますので、
さらに進化したモノを20個くらいは手配してきます。

で、このシステムを導入するとグリップが良くなる温度域、空気圧、そして
グリップが抜けてくる温度域、空気圧がとてもカンタンにわかります。

そしたら次には、そのデータに向けてタイヤを暖っためたり
同じ30分のサル走りでも、内容が濃くなります。

このシステム導入以前の走りよりも、明確な目的が一個増えます。

低いタイヤ温度や高過ぎる空気圧で走り続けても、効率が悪いことに
気が付くと思います。

これは費用対効果と言うよりも、時間効率 のモンダイす。

同じ30分のサル走りでも、得るモノが1ランク上になると思います。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタ、その1

タイヤウォーマーなんて必要か?

そもそも論です。

弊社はそんなモノには否定的です。

イイのはわかりきっていますが、モータースポーツの裾野をZ34,V36を
通して広げたいという弊社の基本理念に齟齬を生じることにもなります。

難しいです。

で、

ストリートではいらないですよ。

そもそもストリートで使っている人を見たこと無いです。

いらないです。

じゃ、サーキットでは?

外気温が0度くらいの今の富士の本コースを想定してみます。

タイヤの温度も0~5度で、タイヤにもよりますが、一般ラジアルなら
空気圧を2.0~2.2くらいでコースインします。

フツーなら3、4周もすると、タイヤの温度は40~50度くらいで
空気圧も2.5~2.7くらいになります。

そこでいったんピットインして空気圧を調整します。

これまたタイヤにもよりますし、4輪同じようには温度が上がらないので
2.2~2.3くらいにして、またコースイン。

アウトラップでタイヤのグリップを確認しながらフルアタック開始。

ここからサル走りですよ。

弊社の推奨する冷却系を施して下さったお得意様の車両は、30分間の
走行枠をフルに走りきれますが、5~6周でタイヤの温度も60~70度で
空気圧もまた2.7くらいになっちゃいます。

タイヤの銘柄やサイズによっても違いますが、タイヤが最もグリップする
温度と空気圧の最適値ってのが必ず存在します。

もちろんソコを外せばベストラップを叩き出すことは困難になりますし、
むしろもったいない徒労を繰り返すことにもなりません。

だからタイヤの温度管理、空気圧管理はとても重要になります

タイヤの中の空気は温度で膨張しますし、水分が含まれているので
高温域になると、水分の気化も始まってさらに圧が上昇します。

今日はベストを出すぞ!!

って意気込んで走るときには、特にこの空気圧、温度管理が重要です。

そうなると、現実には30分の走行枠で最低3回はピットインが必要です。

ベストタイム狙いのプロや上級者は30分もサル走りをしません。

でも、弊社とご一緒してサル走りをしたお得意様、どんどん上達するんです。

ウデのチューニングってヤツです。

どんどん上達して下さるお得意様を客観的に観察させて頂きますと、
次にナニが必要かと言うことを、弊社から理論的にご呈示する必要が
とても差し迫った段階に来ています。

まず、空気圧管理、温度管理の重要性をもっと啓発していかなければ
ならないと考えております。

最低でもコイツです。

Intercomp

以前にもご案内差し上げましたが、フルスイープで(振り切って)4Kg
これがとてもイイから、弊社ではコイツを推奨しています。

現場ではコイツがとても見やすいんです。

弊社ではもう10年以上も使っていまして、校正もしました。

もちろん弊社でお買い上げ下さると、校正もお安くご提示できます。

次にアメリカに行くときに、10個持って帰る予定です。

興味のある方は、お気軽にメールして下さい。

circuitconcept@gmail.com

え~~と、そんなハナシじゃ無かったな。

高精度なモータースポーツ用のエアゲージは最低限、ってハナシでした。

さ、次です。