Z34エンジンオイルクーラーネタ、その51

本日は、愛知県からK木様がお越し下さいました。

大変お待たせしてしまいました。

弊社EGオイルクーラーとPSFクーラー、そして弊社サスペンション、
そしてデフオイルクーラーのメニューです。

特に、弊社のサスペンションキットはおかげさまで、バックオーダーを
多数抱えてしまっています。

もともとK木様は山梨にお住まいで富士のライセンスをお持ちです。

お仕事の都合で名古屋にお引っ越しとなりました。

名古屋のお客様、ここんところ多いです。

サーキットを楽しく走るためのご提言、何回かさせて頂いております。

ストリートでは起こらないことがサーキットでは起きます。

だからこその対策です。

まず、EGオイルクーラーですが、無いとハナシになりません。

あればイイってモンでもないんです。

4年前くらいは弊社EGオイルクーラーのこだわりをかなり書きました。

製品ページで、ちゃんと復活させなければ、です。

ざっくり弊社EGオイルクーラーのアドバンテージを列挙してみます。

1.サイドマウントなので、水温やエアコンに影響を与えない

2.超軽量 現物をスーパーオートバックスさんのイベントで展示予定です

3.自慢の3Dインテークシュラウド、アウトレットシュラウド
これが付いている一般販売されている製品って、弊社製だけです。

4.#12ホース 一般に使われている#10よりずっと太いです
粘性抵抗をずっと低減することができます

もっとあるんですけど、今日はそのネタではありません。

K木様は、実は既にEGオイルクーラーは付いています。

そっから先はヤめておこう・・・・。

またまた今日も画像がアップできない・・・。

冷却系におカネを投資しないと、富士や鈴鹿を走れません。

と言うワケで、K木様も冷却系に多大な投資をされています。

ラジエターまで交換されています。

もったいない・・・・。

弊社の製品は、一見イニシャルコストは高めです。

でも、トータルでは必ず安く上がります。

ソコソコのモノをソコソコのお値段でお取り付けて、そのあとに、も一回
交換することほどムダなことは無いんではないか? と弊社は考えます。

弊社のサイドマウントEGオイルクーラーなら、ラジエターなんか
390RSでも、全くモンダイありません。

その開発理念、全ての弊社製品に脈打っています。

Z34,V36サスペンションキットネタ、その44

配線作って、電工ペンチで圧着するだけでなく全部ハンダ付けして、
熱収縮チューブで絶縁して、コルゲートチューブ巻いて断熱して・・。

ヂミ~~な作業を半日続けて指がツリました。

wiringharness

で、夕方には、弊社サスペンションキットをご装着のM越様の車両を
高精度アライメント調整をして無事、納車となりました。

毎回ここで書くのも憚られますが、弊社サスペンション、やっぱりイイです。

自画自賛ネタなんか書いても、反感買うだけなので客観的事実だけ羅列します。

M越様の車両も、バリバリの某ショップさんスペック。

デモカーじゃね?ってくらいの外観です。

だから、画像はナシです。

外観はお客様の好みがあります。

別に弊社製じゃない製品が取り付けてあっても、それはお客様の選択です。

ところがです。

最初のご相談内容は、高速で怖くてスピードを出せません、との事でした。

△00Km/hオーバーなんて自殺行為とのことでした。

ヘタすりゃクラウンにアオられる始末だったとのことです。

で、まず車両を拝見させて頂くことになりました。

もう、弊社は200台以上のZ34の経験があります。

見た瞬間わかります。

まっすぐ走らない

わだちに取られまくり

ブレーキ踏んだら右や左へふらふら

そんなお客様の車両、何十台も解決させて頂きましたから。

原因はイロイロあります。

毎回しつこいようですが

ちゃんとやっているショップさんもいっぱいあります

でも、この車両は良く無かった。

1.伸び側と縮み側のストロークバランスがメチャクチャ

2.スプリング柔らか過ぎ

3.バンプラバー無し

4.トーイン付け過ぎ

細かく見ていくと、もっとありそげでしたが時間が無いのでヤめました。

で、弊社のサスペンションキットに交換して精密に調律して、納車して
無事にM越様は帰途につかれました。

気持ちイイので飛ばしすぎには気をつけて下さいね~~~

ってお別れしました。

先ほどお電話を頂戴致しました。

コレ、ヤバいっす

どんだけハードル上げてもイイですよ、って言われてたからメチャクチャ
期待しましたけど、ハードル足りないっすね

メーター読みで、△20Km/hまで出せましたけど、まだイケますね

ブレーキをガツンと踏んでも沈み込むように止まります

コレはヤバイっす

そんなカンジのお電話でした。

弊社のフロントバンパーなら、もっと高速安定感があったんですけどね。

きっとM越様、外装もフルサーキットコンセプトスペックになると思います。

Z34デフオイルクーラーネタ、その41

自分で言うのも何ですけど、意地になって作っちまったい。

このシュラウドが、ツインコアの奥まで、ず~~っと伸びています。

diffoilcoolershroud1

もちろん、最低地上高はちゃんと確保してあります。

diffoilcoolershroud2

デフオイルクーラー、タイヘンだ・・・・。

明日中に電動ファンを付けて、配線を終わらせて、月曜日に納める予定です。

Z34、V36、Z33、デフマウントネタ、その31

と言うワケでですね、グラフの説明を考えました。

コップをスプーンかなんかで

キン

って叩いてみます。

思いっきり叩くと割れます。

そのキンが固有振動数です。

コップに水を入れて、また、

キン

ってやってみると、音が変わりますね。

固有振動数は、材質や条件によって変わります。

で、水を捨てましてもう一回です。

今度は2個、同じコップをまとめて

キン

ってやってみます。

音が大きくなりますね。

これが1/31の3つめのグラフの話です。

3個同じコップだと、もっと音は大きくなります。

純正というのは、デフから発せられるシャリシャリ音や振動は
3つのデフマウントとメンバーゴムブッシュで消し去られます。

物理的には、消すのではなく減衰しただけの話です。

お客様にとってはどっちでもイイんです。

純正のZ34やV36は、とても上質なスポーツカーもどきです。

もどき、と言うのは純正状態ではスポーツカーと言うには少し憚られます。

で、スポーツマインドを吹き込むためにお客様はパーツを購入します。

それによって、失ってしまうモノが大きいパーツも多く存在します。

菅生を走られていらっしゃるM黒様から、とあるパーツを入れたんだけど
とてもじゃないけどマトモに走っていられないから何とかして!!

ってご連絡を頂戴してからかなり経ってしまいました。

この手の製品って、実際に入れてみないとわかりません。

弊社の競技用のEGマウントよりも、はるかに大きな振動と騒音。

入れて初めて、まいったな~~~、になります。

気にならないお客様もいらっしゃるでしょう。

ほとんどのお客様はダメだと思います。

そんな罰ゲームみたいなパーツでガマンをしなくても、ちゃんと
振動減衰や共鳴を探求して、理論的に作られた製品であれば
ずっと快適にスポーツマインドを吹き込むことができるんです。

ショップさんやメーカーさんにはイロイロとお考えがあると思います。

タイムのためにゃ女房も泣かす

と言う硬派なお客様もいるとは思います。

硬派なのかな~~~

弊社が追求する方向性は

乗りやすさ

です。

乗っていて楽しいクルマ

です。

そこには、妥協は大きな障害です。

だからこそ、4回も5回も作り直しています。

一番初期型でもいっぱい売れたと思います。

でも、弊社はその安易な道を選ば無いだけのハナシです。

Z34、V36、Z33、デフマウントネタ、その30

何のハナシかさっぱりわからん ┐(-。ー;)┌

こんなメール、たくさん頂戴してしまいました。

さらには、

これじゃ自己満ブログですよ (#`Д´)凸

と言う手厳しいご叱責まで。

3年くらい前には、こんなモン付けるからこうなる、ってダイレクトに
表現して、そりゃあ怒られたのなんのって。

現在、7台のZ34とV36を弊社でお預かりしています。

1月末には納めさせて頂く予定だったんですが・・・。

ぜ~~~んぶのアフターパーツが弊社製のお客様もいらっしゃれば、
いろんなメーカーさんの製品が付いたお客様もいらっしゃいます。

おかげさまで、いろんなパーツを経験させて頂くことができます。

もう、これ以上はここで書けないんですね。

だからこその試乗車です。

弊社がここで書けなくなった「コレ以上」をお客様自身で体感して
お客様自身に直接判断して欲しいからです。

性能やフィーリングって、言葉では伝わりにくいです。

お客様が期待に胸を膨らませて、安くは無いパーツを購入します。

え~~、こんなハズじゃあ・・・

それでは次が無くなります。

先ほど、弊社お得意様のY原様からご連絡がありました。

来月のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントで、女王蜂を
お考えとのことで、ご相談を頂戴致しました。

イベントの度に、一つ一つ弊社製品をお買い上げ下さっています。

納期のモンダイで多大なご迷惑をお掛けしているにも関わらず、
着実に弊社製品をお買い上げ下さっています。

Y原様、いつもいつもありがとうございます。

1発目が、こんなハズじゃあ・・・ だったら、次は無かったんです。

結局、女王蜂とEGマウントをご成約下さいました。

きっと3/5が待ち遠しいことだと思います。

多分、7月のスーパーオートバックス神戸さんのイベントでも、もう既に
数名のお客様からご予約を頂戴しております。

試乗車を楽しみにお待ちの、九州や島根のお客様もいらっしゃいます。

もっとわかりやすい説明を心がけなくてはいけませんね。

昨日の三角関数の加法定理から、今日はフーリエ展開の予定でした。

ヤめました。

どういう設計思想で、どんな製品を作っているのか?

お客様が弊社に求めていることを適切に伝えなければ、でした。

デフマウントなんか、もう数社から出ています。

サーキツトコンセプトの製品は、やっぱり違うね

って感じて下さらなければ、浮き草ショップは沈んでしまいます。

浮いてんだか沈んでんだかハッキリしろ

ってツッ込まれます。

どうしてデフマウントごときに、熟成や仕様変更や必要なのか?

数式に頼らないわかりやすいご説明を考えます。

Z34、V36、Z33、デフマウントネタ、その29

で、

なんでそんなに時間かかんの (#`Д´)凸

と、お怒りのメールをたくさん頂戴してしまいました。

まるで自爆ネタだった・・・・。

さ、ドン引きのお時間です。

三角関数に、こんな数式があります。

sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβ

sin(α-β)=sinαcosβ-cosαsinβ

ここでα+β=A、α-β=Bと置換してみます。

するとα=(A+B)/2 β=(A-B)/2 と、なります。

従ってsinA+sinB=2sinA+B)/2*cos(A-B)/2

が、導かれます。

2つの正弦波を合成するとどんな波形になるか? と言うハナシです。

振動や不快な雑音の元は、正弦波のFourier級数で表現されます。

カメハメ波~~でもイイです。

イイのかそれで・・・。

マジメにやります。

これ以上Fourier級数を書くと、さすがに苦情でサンドバッグ状態です。

ハナシをカンタンに視覚化してみます。

こんな音源があったとします。

sincurve1

画に描いたような正弦波です。

黒い音源と、青い音源が同じ周波数、同じ位相だったとします。

sincurve2

すると、2つの波が合成されてこうなります。

sincurve3

そんな都合良くなんの?

ってツッ込みをご説明するための数式だったんですが、余計わからんくなった・・。

ま、サラっと流して下さい。

じゃ、都合良くこんな2つの音源があったら???

sincurve4

こうなんの? ってハナシです。

sincurve5

実は、都合良くなるんです。

ノイズキャンセリングの考え方です。

これもBOSEのアイデアです。

すんごいですね~~~~。

弊社は、ただパクってるだけです。

リクツは上の数式です。

こんなことを、たかがマウント類に適応させているからタイヘンなんです。

先日のハナシですが、故本田宗一郎氏の言葉にもありました。

数式通りに作っても、うまく行くとは限らないんです。

理論値と実践値の高度な融合、それが弊社です。

デフマウントリアピース、仕様変更が現在4回目です。

世界最高峰品質とはそう言うことだと考えています。

Z34、V36、Z33、デフマウントネタ、その28だった

日産車の純正ゴムマウント系が、トヨタやホンダやマツダと比較して
柔らかい設定であることは否めないです。

全ての車両を試したワケではありませんが、弊社で経験させて頂いた
お客様の車両を手がけてイロイロとわかりました。

日産はメーカーとしてナニを考えているのか?

それはやはり快適性だったり乗り心地だったり、そのあたりだと思います。

Z34はV36やスカイラインクロスオーバーやFUGAと部品を
共有しているモノが多いです。

どうしても最大公約数的なことを考えなければならないでしょうね。

もう一つ重要なことがコストです。

FDやロードスターのマツダ純正部品なんか、ビックリするほど高いです。

そう言う点では、全てに於いて日産のスタンスが我々に不利だという
ワケでは無いことは伝わってきます。

ただ、我々のようにキモチ良いスポーツドライビングを享受したい側には
ちょっと面白くありませんね。

日産だって、メーカーとしてその気になれば素晴らしいモノができるんだと
R35verNISMO2015で証明してしまいました。

アレはさすがにいろんなモノがスゴいです。

エンジンよりも、車体のデキに感服してしまいました。

アレをZ34verNISMOでやられたら、弊社は完敗です。

メーカーがホンキになった時の底力をまざまざと見せつけられました。

ただ、R35verNISMO2015、1500万以上します。

それだけのコストがかかったと言うことです。

ゴムマウント一つで、何でこんなに前置きが長いのか? と言いますと、

弊社がエンジンマウントを開発するにあたって、まず第一の目標が
当然、高剛性なゴムレートです。

純正のEGマウント、MTマウント、デフマウント、とても柔らかいです。

エンジンを始動する時に、エンジンルームを見てみれば良くわかります。

こんなに動くんだ

富士や鈴鹿ではもっと動きますね。

前後にもかなり動きます。

だから、弊社製のマウントじゃなくても強化マウントに交換すれば、
それなりの効果は期待できます。

ところがです。

ノーガキを多く語るよりも、交換してみればすぐにわかります。

弊社が5年前にEGマウントを開発するにあたって、参考にさせて頂いた
いくつかの製品がありました。

Z33用のNISMOさんの強化EGマウントも経験させて頂きました。

弊社のEGマウント、MTマウント、おかげさまでトータルで
200セット以上販売させて頂いております。

Z33用のNISMOさんの強化EGマウントを弊社がリリースしていたら
恐らく5セットくらいしか売れなかったと思います。

イベントで試乗してみるなら、恐らく1個も売れなかったと思います。

ただ固めるだけならカンタンなんです。

安易な道を選択しているようでは

世界最高峰品質

のカンバンは降ろさなくてはなりません。

日産がR35を販売してからverNISMO2015まで9年近く、
それほどの熟成期間を必要としてきました。

デフマウント、プロトタイプが完成したのは3年前です。

熟成に3年かかりました。

diffmount

その間、ボーってしていたワケではありません。

何でそんなにテマがかかるのか?

イヤ、テマをかけるのか?

は、また報告させて下さい。

弊社にご期待を寄せて下さる全てのお客様のために。

ひっさびさのエンジンオイルクーラーネタ、その50くらいかな???

オイルブロックです。

結局、イチから削りで作りました。

oilblock2

別に Earl’s の#2178 でも良かったんです。

安い方の鋳物は、見るからにダメですけど削りの方は品質はイイです。

ただ、ナニがモンダイだったかと言いますと、

まずは入手性です。

Earl’sですので、アメリカに行く時に取ってくるように段取りします。

このオイルブロックだけって売ってくれないんです。

作りの悪いセンターポストとオイルブロックをどっかに取り付ける
ゴッツいブラケットが一緒に付いてきます。

センターポストもゴッツいブラケットも捨てちゃっています。

もったいないですね。

それも価格に含まれちゃっているんですから。

センターポスト何回がご紹介させて頂きましたが、ちゃんとSUS304で
これまたイチから削りで作りました。

日産純正のオイルフィルター、取り付け部はM20XP1.5です。

Earl’sの付属のセンターポストはインチです。

やっぱり、オイルフィルターは純正が付けられないとマズいです。

このEarl’sの削りオイルブロック、日本での定価は8400円でした。

でした、と言うのは、もう日本では流通していないようです。

さらに、センターポストをイチから作ってブラケットも作って・・・。

そこそこコストかかります。

このEarl’sの削りオイルブロックよりイイ物が見あたらなかったので、
もう、20年以上使っていました。

トラブルも全く無いし、実績もありました。

お客様の

油圧のセンサー付けて

と言うご要望が多いんです。

で、油圧のセンサー用の穴を開けます。

メーカーによって違いますが、規格が2種類あります。

1/8 PTと言う日本の規格と1/8 NPTと言う海外の規格です。

お客様のセンサーをお預かりして、対応するセンサー用の穴を開けます。

オイルラインを外してオイルブロックの脱着とセンサー用の穴開け。

おカネかかっちゃいます。

だから、どうせイチから作るなら油圧のセンサー用の穴を開けました。

1/8 PTと言う日本の規格と1/8 NPTと言う海外の規格。

20個ずつ作りました。

oilblock1

弊社エンジンオイルクーラーキットに標準装備です。

人様の心配しているバヤイではないんですけど、ネタ

ニュースで例の号泣議員の公判のハナシをいっぱいやっていました。

ご覧になった人も多いのではないかと思います。

あまりにも世間をナメ腐っていますね。

あの裁判にだって、多額の税金は投入されています。

もう一つ、もうすっかり世間から忘れられかけたS細胞の元リケジョ。

何で今さら自分から蒸し返しているのか???

手記だって・・・・。

初版5万部で、700万以上の印税が入るらしい・・・。

それが目的か・・・。

あれだけわかりやすいと、誰が見てもほぼ同じ心証だと思います。

ま、人様の心配しているバヤイでは無いです。

先日も書かせて頂きましたが、なぜか同じ作業やご注文が集中します。

エキマニ、デフ旋風が一段落したら、弊社サスペンションとマウントです。

今日だけでマウント類、多くのご発注を頂戴致しました。

相変わらず送り手責任不足ですね。

ストリート用と競技用ってどう違うの?

競技用って車検通らないの?

詳細なページを作っている最中です。

是非、参照してみて下さい。

http://circuitconcept.jp/progreratemount.html

で、ドコに頼みゃエエねん

っておハナシです。

circuitconcept@gmail.com

まで何なりとご用命下さい。

Z34,V36ピロアームネタ、その42

数名のお客様から、こないだのE Torxに続いてまたまた貴重な情報を
惜しみなく頂戴致しました。

こんなゲージがあるんですって。

prcisiongauge

画像だけでなく、販売元や価格等までご指導下さいました。

ノウハウを惜しみなくご指導下さる器の大きい人っていらっしゃるんですね。

残念ながら、弊社を妨害、誹謗をしかけてくる人の方が圧倒的に多いです。

人間って、そんなモンっぽいです。

弊社のことを支援して下さる人には、トコトンお返しをさせて欲しいです。

妨害、誹謗をしかけてくる人、基本はスルーです。

かかわっているヒマも無いのと、そのエネルギーを開発に投入した方が
ずっとずっと建設的だからです。

お選び下さるのは、お客様ですから。

ところで、ナニを計測するゲージかと言いますと、寸法公差です。

ピロのインナーレースやアウターレースを製作するときに、どのくらい
キツキツなのか? どのくらいユルユルなのか? ってハナシです。

ちゃんとJISで決まっています。

文献を調べればいくらでもあります。

コイツが弊社が採用しているドイツ製のモータースポーツ用のピロです。

FluroBearing

ドイツ製なので、とても精度が高いです。

4年くらい前にも書かせて頂いたことがあります。

HONDAの創業者、故本田宗一郎氏の講義を学生時代に直接、
受けたことがあります。

もっとマジメに聴いておくんだったな~~~。

とても痛切に記憶している言葉があります。

諸君がいくら優秀でも、計算通りに作ると必ず壊れます

理論値にどれだけの係数を盛り込むかが、技術者としての力量なんだ

当時は、この言葉のありがたみが良くわからなかったです。

でも、今は骨身に浸みています。

ピロカラーをユルユルに作ると、外れてしまう危険性があります。

だからといって、キツキツに作ると今度はピロが動かなくなります。

もちろん、このメーカーのサイトに推奨の寸法公差は出ています。

それをベースに、前後±1ランクの寸法公差は最低でも試してみたいです。