Z34、V36、Z33、デフマウントネタ、その29

で、

なんでそんなに時間かかんの (#`Д´)凸

と、お怒りのメールをたくさん頂戴してしまいました。

まるで自爆ネタだった・・・・。

さ、ドン引きのお時間です。

三角関数に、こんな数式があります。

sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβ

sin(α-β)=sinαcosβ-cosαsinβ

ここでα+β=A、α-β=Bと置換してみます。

するとα=(A+B)/2 β=(A-B)/2 と、なります。

従ってsinA+sinB=2sinA+B)/2*cos(A-B)/2

が、導かれます。

2つの正弦波を合成するとどんな波形になるか? と言うハナシです。

振動や不快な雑音の元は、正弦波のFourier級数で表現されます。

カメハメ波~~でもイイです。

イイのかそれで・・・。

マジメにやります。

これ以上Fourier級数を書くと、さすがに苦情でサンドバッグ状態です。

ハナシをカンタンに視覚化してみます。

こんな音源があったとします。

sincurve1

画に描いたような正弦波です。

黒い音源と、青い音源が同じ周波数、同じ位相だったとします。

sincurve2

すると、2つの波が合成されてこうなります。

sincurve3

そんな都合良くなんの?

ってツッ込みをご説明するための数式だったんですが、余計わからんくなった・・。

ま、サラっと流して下さい。

じゃ、都合良くこんな2つの音源があったら???

sincurve4

こうなんの? ってハナシです。

sincurve5

実は、都合良くなるんです。

ノイズキャンセリングの考え方です。

これもBOSEのアイデアです。

すんごいですね~~~~。

弊社は、ただパクってるだけです。

リクツは上の数式です。

こんなことを、たかがマウント類に適応させているからタイヘンなんです。

先日のハナシですが、故本田宗一郎氏の言葉にもありました。

数式通りに作っても、うまく行くとは限らないんです。

理論値と実践値の高度な融合、それが弊社です。

デフマウントリアピース、仕様変更が現在4回目です。

世界最高峰品質とはそう言うことだと考えています。