Z34,V36ピロアームネタ、その42

数名のお客様から、こないだのE Torxに続いてまたまた貴重な情報を
惜しみなく頂戴致しました。

こんなゲージがあるんですって。

prcisiongauge

画像だけでなく、販売元や価格等までご指導下さいました。

ノウハウを惜しみなくご指導下さる器の大きい人っていらっしゃるんですね。

残念ながら、弊社を妨害、誹謗をしかけてくる人の方が圧倒的に多いです。

人間って、そんなモンっぽいです。

弊社のことを支援して下さる人には、トコトンお返しをさせて欲しいです。

妨害、誹謗をしかけてくる人、基本はスルーです。

かかわっているヒマも無いのと、そのエネルギーを開発に投入した方が
ずっとずっと建設的だからです。

お選び下さるのは、お客様ですから。

ところで、ナニを計測するゲージかと言いますと、寸法公差です。

ピロのインナーレースやアウターレースを製作するときに、どのくらい
キツキツなのか? どのくらいユルユルなのか? ってハナシです。

ちゃんとJISで決まっています。

文献を調べればいくらでもあります。

コイツが弊社が採用しているドイツ製のモータースポーツ用のピロです。

FluroBearing

ドイツ製なので、とても精度が高いです。

4年くらい前にも書かせて頂いたことがあります。

HONDAの創業者、故本田宗一郎氏の講義を学生時代に直接、
受けたことがあります。

もっとマジメに聴いておくんだったな~~~。

とても痛切に記憶している言葉があります。

諸君がいくら優秀でも、計算通りに作ると必ず壊れます

理論値にどれだけの係数を盛り込むかが、技術者としての力量なんだ

当時は、この言葉のありがたみが良くわからなかったです。

でも、今は骨身に浸みています。

ピロカラーをユルユルに作ると、外れてしまう危険性があります。

だからといって、キツキツに作ると今度はピロが動かなくなります。

もちろん、このメーカーのサイトに推奨の寸法公差は出ています。

それをベースに、前後±1ランクの寸法公差は最低でも試してみたいです。