弊社にとってはチタンは軽い方ではありません、ネタ

富士の本コースのラジアルで分切り、お客様にとって一つの目標です。

単純計算はできませんが、ざっくりと筑波なら3秒、鈴鹿なら28秒くらい?

弊社の1号機で58秒を出したのはもう4年も前です。

クルマもキッチリとバランス良く作らなくてはなりませんし、お客様も
それ相応の努力と練習も必要となってきますが、大事なことは

楽しく走ること

です。

繰り返しになりますが、修行みたいなドライビングでは続かないと思います。

弊社のお得意様をサーキットサポートをさせて頂きますと、今のところですが
皆様、口を揃えて

次はいつ?

ってお聞きになって下さると、弊社の安堵の瞬間です。

お客様が走る姿をコカコーラと100R出口、ヘアピンで見させて頂きました。

気が付くことがいくつかありました。

ヘアピンの脱出はずっと良くなりました。

お客様も、

わざと振ってみたけどリアが安定してブレークしなくなった

と、インプレッションを頂戴致しました。

弊社製ダイアグブレースバーの恩恵が実を結んだ瞬間です。

先日に袖ヶ浦の動画でご紹介させて頂きましたが、リアがブレークすると
かなりタイムに影響してきます。

積極的に踏んでいける車体作り、ゴールが見えにくい永遠のテーマです。

弊社自身も含めて、走る度に感じることですが

さらなるフロントセクションの軽量化

が、もっともっと必要です。

そうは言っても、かなり限界に近い所まで来ていると思っていました。

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

もっと上を目指さないとCircuitConceptではありません。

やったろーじゃん

おカネ無いのに (T_T)

まずは、弊社にとってはもはや軽い素材には入らないチタンの見直しです。

やっぱり究極はハニカム構造プリプレグドライカーボンしかありません。

弊社のフロントタワーバーやボンネット、NISMOの執行役員様にも
その世界最高峰品質にお墨付きを頂戴致しました。

それでいくつかの部材を見直します。

そうは言っても、そこは

費用対効果

と言う壮大な壁が立ちはだかります。

で、ちやんとしたチタンで作ると、とても高くなってしまうコストを下げて
できるだけ剛性と軽量化を両立するために弊社が選んだ素材、それは

Magnesium

です。

ドライカーボンマグネシウムハイブリッド

で、コストを下げて軽量化を実現します。

おカネ無いのに (T_T)

まずはフロントリインフォースからです。

純正は年式やグレードにもよりますが、5.4~6Kg。

現在の弊社ステンレス製 3.8Kg

チタン製  2Kg

ドライカーボンマグネシウムハイブリッド目標値 980g

純正比で5Kg弱の軽量化です

しかもフロントセクションの一番先っぽ。

これは効くはずです。

こんなことやってんの世界中でCircuitConceptだけです。

たぶん。

チタンのリインフォースをご成約下さったお客様、ちゃんと交換します。

無償で。

浮き草の底力を充分に堪能して下さい。

お客様のクルマ一台一台に、ネタ

今年の初富士です。

fuji

とは言っても、弊社の試乗車はまだ走れないのでお客様のサポートです。

お客様も久しぶりなので、リハビリを兼ねての本コースでした。

弊社の目的は、もちろん弊社製品のテスト、検証です。

1.390RSのECUデータアップデート

2.アシの仕様変更

3.ダイアグブレースバーのお客様インプレッション

ECUに関しましては、また詳細に報告させて頂きたいと考えておりますが、
やはりCircuitConceptとしてのこだわりを盛り込んで
自信を持ってお客様にご呈示できるために、サーキットでの実走テスト
弊社では積極的に実施させて頂いております。

ほとんどのショップさんが、計測器の上でブーンって回して終わりです。

弊社が他社さんと同じ事をやっても・・・・・。

時間はかかりますが、テマを惜しまず一つ一つテスト検証を重ねて行くことしか
イイ物はできないと考えておりますから。

で、2.アシの仕様変更 と 3.ダイアグブレースバーです。

弊社がいつもここで提唱させて頂いていること、それは

クルマはトータルバランスです

お客様がご自身でステアリングを握って、ご自身で楽しくドライブする。

こんなごくアタリマエのことが、実はとても難しかったりするんです。

純正はそれなりですが良くも悪くもある程度のバランスが取れています。

法定速度+αで、そこいらを走る分にはそれでイイんでしょう。

それをスポーツドライビングに照準を変えると、途端に純正は馬脚を現します。

お客様によって、車両の状態は様々です。

1.パワー

2.サスペンション剛性も含めてのアシ

3.デフ

4.軽量化の程度

5.空力

6.ブレーキ

この6つは、一つ変えただけでも乗り味が変わってきます。

遠方のお客様からご相談やアドバイスを求められたときに、

あ、それなら次はこうした方がイイです

って理論的に明確な引き出しをキチンと構築していくこと、それも弊社の
とても大事な仕事です。

で、肝心のお客様の富士でのインプレッション。

とても喜んで下さいました。

でも、さらに上を目指してヤルことはまだあります。

 

メールの返信、遅れてすいませんネタ

弊社は本当に良いお客様に支えられています。

価格を安く設定したとは言え、現物を見ないでご予約を頂戴したお客様、
大変ありがとうございます。

新年のご挨拶のメールも含めて、凄まじいことになっちゃっていますので、
返信が遅れるとは思いますが、必ずご連絡差し上げます。

新年早々、しっちゃかめっちゃかです。

以前にしたためたネタをご紹介させて下さい。

見る人が見れば、すぐわかると思います。

oilleak

あ~あ、やっちまったな~

このテの製品にあまりご経験が無いだろーなと推察できます。

確かに#12と言うフィッティング、見たことも無いというショップさんも
少なくは無いとは思います。

シールテープって、どんだけ巻くの?

わからなかったっら水道屋に聞いて下さい、とも言えないですし・・・

弊社ではいろんな製品を開発して、おかげさまで多くのお客様に
ご支持を賜るようになりました。

でも、東京近県のお客様は相対的に少ないです。

首都圏にはショップさんも多いですから。

遠方のお客様が弊社の製品を地元でお取り付けのパターンも多いです。

最近は弊社扱いのGOODRIDGEクラッチラインキットをお求めで、
地元のショップさんでのお取り付け時に、ハマるパターンがあります。

エアがちゃんと抜けない

そう言ったクレームもどきの対応に苦慮しています。

その技術レベルなら、ムリです

って言っちゃえば弊社的にはラクなんですけど、そうも言えません。

そんなパターンに限って、

どこが世界最高峰品質だよ (#`Д´)凸

って、叩かれます。

何回も書かせて頂いておりますが、弊社もやらかすことはあります。

やらかした分、引き出しもたくさん増えました。

上記のフィッティングからのオイル漏れ、見る人が見れば原因は明白です。

でも、やってしまった当事者は

モノが悪いから

って逃げる場合がほとんどです。

コレ~、トラブル多いよ

ってお客様がメカニックに目の前で言われりゃ、お客様も

やっぱりあんな浮き草ダメじゃん

ってなってしまうモンです。

どんな優れた道具だって、使い方を誤ると性能は発揮されません。

適切に装着された弊社の製品は、ちゃんと性能を発揮してくれます。

先日のクラッチラインの断熱材のハナシですが、弊社が採用している

FireSleeve

付くようにしか付かないし、誰がやっても間違えようの無い断熱材です。

そもそも、元からちゃんと組み付けての発送です。

こう言うアフターマーケットの製品を開発、販売するメーカーとして、
ちょっとひと工夫すれば、もっとトラブルを回避できるんでは無いかと。

弊社で取り付けをさせて頂いた30例近いクラッチライン、今までに
トラブルは1例もありません。

お客様は皆様、とても喜んで下さいまして、クラッチペダルのトラブルを
未然に回避できるだけでなく、クラッチ操作感がダイレクトになって、
しかも、今までにゴムホースを膨らますのに使われてただろう踏力が
膨らまないテフロンメッシュホースになったので、踏力も軽くなります。

それが性能が発揮されたことになります。

でも、40例目で初めてトラブルかもしれません。

そこは慢心する事が無いように、もっとイロイロと創意工夫をしなくては。

そんな事を感じました。

軽量高剛性ダイアグブレースバーネタ、その3

じゃあですね、何を具体的にやればイイ結果が得られたのか?

まず、車体を横から見てみます。

rearmember1

昨日ご紹介させて頂いたリアのメンバーってこんなカンジで車体につきます。

rearmember2

柔らかいゴム4箇所で留まっているんですが、全てメンバーの上部です。

コレ見ただけでも気付きそうな事があります。

メンバーが上部だけで、しかも柔らかく留まっているので、そこを中心に
下部が振り子のようにプラプラ動くんでは無いかと。

4箇所で留まっているので、変位はせいぜい1センチ程度でしょうが、
その1センチが、どれだけ悪さをするのかを検証してみました。

このリアのメンバーに対する入力は、主にアームから来るものですが、
メンバー単体でも25Kgくらいありそげですし、デフも吊っていますので
コーナーリング時やフルブレーキング時の慣性質量も、かなり大きいです。

アッパーアームの取り付け2箇所、ロワーリンク、コントロールリンク、
で、計5箇所の入力で左右で10箇所です。

その10箇所の入力が、メンバーを留めている4箇所のゴムブッシュに
真っ直ぐ入るワケでは無いんです。

アッパーアームの取り付け部で10センチ、ロワーリンクの取り付け部で
15センチ程度オフセットされています。

これがモーメントとなって、ゴムブッシュに直接入力される力よりも
大きな力となって作用してしまいます。

入力部をわかりやすく表示してみました。

rearmember3

つまり、ゴムブッシュには常にかなり大きな力がかかっているワケでして、
前後左右だけでなく、上下にも動いてしまう事がわかります。

そうなると、ゴムブッシュの動きを止めてやりたいと誰でも考えます。

ところがです。

昨日のネタの繰り返しになりますが、固めりゃイイってモンでも無いんです。

ある程度の逃げを作っておかないと、どっかに応力集中を起こして、
クラックが入るか、最悪のケースで割れてしまうか。

FDでは有名なハナシですが、デフマウントをアルミリジッドにしてしまうと
パワープラントフレームが割れてしまいます。

ロータリーのプロショップなら、必ず強化PPFを販売しています。

闇雲に固めるとリスクが大きくて、効果は???で、乗りにくなります。

だから弊社では、ダメだったら一旦ノーマルに戻して再検証をしています。

そんなこんなで、付けちゃあ走って純正に戻してまた走っての繰り返し。

うーむ、この4つのゴムブッシュって強化にしてもダメなんちゃう?

と言う結論に達してから、全く違ったアプローチを模索していました所、
軽量高剛性ダイアグブレースバーを作ったら、今までハマってきたことが
ウソみたいに解消しちゃいました。

こう言うのを、瓢箪からコマって言うんでしょうね。

タマにはこんなラッキーな事があったってイイじゃん、って勝手に納得して、
更なる進化のために、もっともっと知恵を絞り出します。

お問い合わせが多く、先行販売をすることにしました。

circuitconcept@gmail.com

まで、お問い合わせください。

一般販売前には画像はアップしませんが、

価格は、当面は29,800円です。

取り付けはチョー簡単です。

ジャッキアップして馬を掛けている状態なら、器用なお客様だったら、
15~20分でできそげだと思います。

今週いっぱい先行販売を受け付けまして、そっから量産をかけますので、
納期は1ヶ月くらいは見ておいてください。

ついでにクラッチライン、ブレーキラインの納期は2月の中旬くらいです。

軽量高剛性ダイアグブレースバーネタ、その2

まずコイツを見て下さい。

rearmember

言わずと知れたリアメンバーです。

矢印はこのリアメンバーを車体に取り付けるゴムブッシュです。

開発は5年も前からやっていますが、サーキットコンセプトとして自信を持って
リリースできるような結果に結びつかなかったので、何回もやり直しました。

弊社がゴムブッシュにこだわる理由、それは大きく2つあります。

まずは

快適性を失いたくないこと

です。

弊社の試乗車にお乗り下さった全てのお客様が

乗りやすい

と絶賛して下さる理由は、快適性を確保してあることも大きく寄与しています。

不快な振動や音は、長距離を乗ると必ずカラダを蝕んでいきます。

もう一つの大きな理由は性能面です。

動かすべき所は、ある程度の逃げが必要

イロイロやってきた経験があると、実にコイツの大切さを痛感します。

某大手メーカーのD1マシンの1号機を製作したエンジニアと意見交換させて
頂いた事がありまして、その時の

車体は固めすぎてはいけなかった

で、1号機では数万発のスポットを2号機で数千に減らしたことによって、
とても良い結果につながったと言うことを印象強く記憶しております。

ボディ補強はとても難しいです。

特にリア廻りの軽量化と補強は、あんまりイイ結果を生まないことが多いです。

一つやってダメなら元に戻す、気のせいレベルでもいったん純正に戻してみる、
そんなことをやり続けているからとにかく時間がかかります。

上の図にあるメンバーのゴムブッシュ、年式やグレードにもよるとは思いますが
ゴム硬度って、ビッカース指標で35~40です。

ブニャブニャです。

で、4年くらい前にゴム硬度75で作ったことがあります。

失敗でした。

振動や音が室内で暴れる割には、トラクションが良くなったワケでも無い。

そのまま売っても売れたでしょうね。

トラクションを良くするためにはココを固めると、プラスよりもマイナスの方が
どんどんアタマをもたげてくると言う良い経験をしました。

これが開発の難しさです。

で、考えをイチからリセットして全く違うアプローチを試みたら、

大正解

でした。

リアのバタつきが収まってトラクションが良くなって、しかも5Kgの軽量化。

しかも工賃込みのコストは、ずっとずっと安いです。

そんなウマいハナシがあんのか???

って誰もが感じます。

とりあえず弊社のお得意様のM田様が富士で、S永様がオートポリスで、
M岡様が鈴鹿で検証をして下さいます。

どんな製品化はもうチョイお待ち下さい。

あけおめことよろかぴぱら・・・・・新年早々軽いな・・・ネタ

今年も

アッ

っと言う間に終わるんだろうな、きっと。

チタコンが出来てきたら、やっとエンジンに手がつきます。

やっぱりNAならではの鋭い吹け上がりが390RSの真骨頂です。

6連スロットルのセッティングも、きっとハマるでしょうね。

でも、ハマらなきゃイイ物はできないんですよ。

新年早々、タマにゃあ毛色の変わったおハナシです。

去年の初めにもちょっと触れましたが、コイツです。

builtyellow

かなり汚れてきました。

365日、海外に行く時もいつも一緒ですから。

途中で4、5回くらいは洗った記憶があります。

それなりにはキレイにはなりますが、もうそろそろいっかな。

このBUILTNYのバッグ、もう10年以上使っています。

ともかく軽くて丈夫だし、スティッチもほつれる事がほとんどありません。

10年以上前に、初めはNYの本店でブラックを買いました。

その後NYに行く事が無くなったので、毎年、BUILTNYのネット直販で
GPPさんに届けてもらっていました。

ここ数年で、商品ラインアップや色のバリエーションも急激に増えました。

で、去年もご紹介させて頂きましたが、やっちまったのオーダーミス。

黄色

新品時はそりゃあビビッドな黄色で、完全に

盗んできたのか? (- -;)

状態でした。

次にアメリカに行ったら黒を買い直そう、って思っていました。

ところがです。

これまた珍しい想定外が起きました。

初めて会うお客様が、この鮮やかな黄色のバッグで弊社を見つけられると言う、
へ~~、そんなこともあるんだと言う意外な展開。

すっかり調子に乗ってしまい今度はピンクでも買ったろー、と画策しました。

今度はさらにマサカの展開。

身内から、

気持ち悪いからヤめて

野良犬に吠えられるからヤめて

ヘビが来るからヤめて

と、そこまで言うかの大ブーイング。

すっかりシッポ巻いて諦めました。

そうは言っても一度目覚めてしまったファッションセンス、収めてしまうのも

負け

を自ら認めてしまうようなもの。

ささやかな抵抗を試みました。

と言うワケで、今年はこんなんなりました。

builtdot

もう黄色は探さないで下さい。

今年を振り返って、来年につなげる、ネタ

今年も

アッ

っと言う間に終わってしまった。

早い。

早すぎる。

お客様にとっては、

何でこんなに時間がかかるの?

と言うのは、今年も解消されたとは言えなかったです。

何回か言い訳じみた説明はさせてきて頂いております。

イロイロと開発をしていると、

あ~コレ、もうちょっとこうした方がイイな

コイツは、期待しただけの効果が無かったな

ってのが、必ず出てきます。

出てこなきゃ本来はいけないんです。

弊社の

世界最高峰品質

に、ご期待を寄せて下さって、長いお付き合いとさせて頂いているお客様、
少しずつではありますが、確実に増えてきています。

来年には、弊社で登録させて頂いているお客様、250名は超えると思います。

アシはA社

エアロはB社

ECUはC社

排気系はD社

お客様のお気に入りをセレクトして、車両を作っていくパターンもあれば、
エアロ、インテリア、アシ、排気系、ブレーキ、冷却系、エンジン、デフ、
全て弊社製品というとてもありがたいお客様まで、様々です。

やはり、弊社製で揃えて下さるお客様には、格別の思い入れはあります。

クルマはトータルバランスの賜物ということは、繰り返しとなってしまいますが
弊社で全てを揃えて下さったお客様は、弊社が全責任を負います。

ちゃんとした正確な情報に基づいて、バランス良く順序を踏まえて
正しいパーツを付けてちゃんとセットアップをする、こんな事が
お客様にとっては実に困難な事なんだと言う事を思い知りました。

これだけの高度情報社会ですが、情報が氾濫してどれが正しい情報なのか
お客様にも見極めなくてはならない審美眼が要求されてきています。

先日の亞狄車房の趙社長のおハナシですが、最初から弊社を盲信したワケでは
ありません。

何回もモメた事もありますし、2年くらい絶縁状態にもなったこともあります。

その間、お互いに成長もしましたし、以前は見えなかった事も見えてきました。

先日も、弊社のお客様から

弊社のショックアブゾーバーが、オイル漏れしてる

別のお客様からは、

エンジンルームから、変な匂いがする、何か漏れてんちゃう?

さらに別のお客様は、

クルマが真っ直ぐ走らない、アライメントおかしいんちゃう?

弊社で手がけさせて頂いたお客様です

必ず点検には行かせて頂いております。

全て、お客様の勘違いでした。

クルマがフラつくのは、タイヤの空気圧が4輪メチャクチャだったからです。

カンベンしてよ~~お客さ~~ん

なんて、みじんも思いません。

弊社を信頼して、頼って来て下さるワケですから。

Z34、V36でせっかくできたご縁です。

大事にしていきたいと考えております。

さ、今日も作業作業です。

作業だって最高峰品質を目指しています、ネタ

作業が停滞しちゃってたので、これまた先日のネタです。

弊社のクラッチラインキット、とても好評です。

お客様が、クラッチペダルが戻らなくなることがちょくちょく起こるとの事で、
弊社クラッチラインキットに交換しましたが、外した純正改を見て思いました。

他社さんで断熱処理をしたんですが、弊社に言わせればやっつけ仕事です。

stockclutchline1

ここがムキ出しなので、当然、ここから熱を拾って効果は期待されません。

stockclutchline2

Z34やV36に造詣が深く手がけた台数や経験も豊富なショップさん、
確かにあるとは思いますが、そんなにたくさん存在するとは思えないです。

そもそも、クラッチペダルが戻らなくなっちゃっただけでMT降ろすなんて、
お客様にとっては釈然としないこともあるとは思います。

工賃に、比較にならないほどの差が生じますから。

走行距離が行ってたり、年数が経っていればソコはしょうがありません。

CSCの中身のシールはゴムですから、それなりの経年劣化を起こします。

クラッチマスターシリンダーだって、劣化の対象です。

症状から、何が原因かを特定するにはかなりの経験を要すると思います。

いきなりペダルが戻らなくなることって、そうそうありません。

全く無いワケでは無いとは思いますが、弊社では今のところ経験がありません。

弊社クラッチラインキット、取り付け実績が30例を超えました。

明日、月内の出荷を済ませれば発送も含めてトータルで50例です。

弊社での取り付けをさせて頂く時に、もちろん問診から始まります。

現状

いつから?

頻度

この3つは最低限必要です。

かなり前からご案内させて頂いておりますが、ディーラーさん等で
クラッチフルードのエア抜きを立ち会わせてもらうことを推奨します。

リザーバーの中のフルードの状態を目視するのとは、全く違う状態の液体が
デロデロになって出てくることが、多々あります。

日産がやらかしちゃった所です。

なぜ触媒のすぐそばに、上向きにループさせた鉄の配管を使うの?

あの常にチンチン状態のFDでも、そんな症状は出ませんでした。

NA,NBロードスターだってだいじょぶでしたし、S2000もヘーキでした。

それから判断すると、やっぱり日産がやらかしちゃったんだろうと思います。

純正のイイ所はそのままに、やらかしちゃった所を改善する

それが弊社の開発理念の一つでもあります。

ムダなおカネを使っちゃいけません。

ホントにしつこくてすいません。

ちゃんとやってるショップさんもあります。

でも、そこのお客様は弊社に来ることが無いだけのハナシです。

で、イロイロあって、弊社を訪れて下さるお客様の車両を拝見させて頂くと、

そりゃ、なるわな・・・・・

と言うパターンに遭遇する事もあります。

これまたホントにしつこくてすいません。

弊社もやらかす事ありますよ。

言い訳をするワケではありませんが開発をしていれば不測の事態は付き物です。

やらかしてしまえば、もちろん謙虚に対応させて頂いております。

お客様には、なかなかわからないことですから。

やらかしちゃったら謙虚に認めて、もちろん善後策をご提示させて頂きます。

同じ事をやらかさないように、弊社の糧となります。

弊社よりも優れたメカニックなんて、掃いて捨てるほど存在するでしょう。

でも、そこは人間です。

やらかしてしまったら素直に認めて欲しいとは思いますケド、ムリでしょうね。

弊社が下手に出て、伺いをたてても、

ウチがそんな事やるワケねェだろ

って、門前払い状態となります。

ま、お客様は一部始終を観察していますけどね。

ここんトコすっかりサーキットモードです、ネタ

先日、台湾からお客様がいらっしゃいました。

弊社と20年近い親交のある亞狄車房と言うショップのお客様です。

ちなみに、そのお客様の車両ラインアップです

nsx

ある所にはあるモンですね~~。

3台の総額、5,000万くらいですから。

ちなみに真ん中の赤い車両、弊社所有のデモカーでした。

で、そのお客様が台南のサーキットを本格的に走られたいと言うことで、
亞狄車房の趙社長からのご相談でした。

お客様はサーキットのご経験は割と豊富なんですが、台湾でトップランカーには
届かないので、トップ集団に追いつきたい追い越したいで、弊社に相談です。

趙社長は、全面的に弊社を信用して下さいます。

クルマ作りに関しまして、弊社はもう10年以上も情報を提供しています。

それで数々の結果を出して来ましたので、弊社の言う事なら何でも信用します。

この壺、1,000万で買えばトップタイムが得られるぞ

って言ったら、きっと買ってくれそげです。

だからこそ、髪の毛1本分のゴマカシや欺瞞はやってはいけません。

やるつもりもありませんし。

そもそも、台南サーキットのトップランカー10人のうち5、6人は

MP4-12 GT-1

今回、相手にとって不足の無いようなスペシャルをご用意させて頂きました。

MP4-12 GT-1、やっつけられます。

ところで、スーパーマシンを手に入れたからと言って、すぐに乗りこなせるほど
甘くはありませんと言うか、むしろ車両が亡くなっちゃう確率も高いです。

そうならないように、これからがタイヘンです。

弊社がボロ儲けするようなハナシでは無いので、通常ならお断りします。

お待ち下さっている弊社のお客様はいっぱいいらっしゃいますし。

でも、趙社長は弊社が世界中で最もお世話になっているお取引先の一人です。

今まで、数々の助けてもらったことをお返しするイイ機会です。

台南のサーキットって、こんなんです。

tainancircuit

筑波と富士の間くらいで、レイアウトはオートポリスっぽいです。

テクニカルな要素が多い割には、ストレートは800mあります。

現地に行って、ある程度はセットアップをしなくてはならないでしょうね。

路面もガソリンも違うでしょうから。

さ~、久しぶりにレーシングカーに乗るぞ~。

カラダ鍛えなくっちゃ。

病床で想ったネタ

薬物って効きますね・・・・

今時、こう言う書き方をするとフツーは物議を醸します。

まあ、点滴ってヤツです。

自分の免疫がかなりチョロいモンで、侵入者にヤラれっぱなしでした。

でも、インフルエンザじゃなくて良かった。

インフルエンザだっら、年明けくらいまで作業はダメでしょうから、
出荷発送も含めて10名以上のお客様にご迷惑をおかけしてしまいます。

病床でネットを見ていたら、とある記事に目が留まりました。

きっと、スポーツカーに懐疑的なモータースポーツジャーナリストが
なんも考えずに書いちゃった記事だと思います。

全部載せるとヤバそげなので、必要最低限だけ抽出しました。

370z

バカな記事ですね~~~。

若者のクルマ離れが取りざたされて久しいですが、コレを読んだ親御さんで

あんなのヤメろ!

ってなっちゃう可能性が増えました。

じゃあ、安全なクルマってナニ?

ってなりますわな。

事故らないことが安全なのか? それとも事故った時に身を守れることが
安全につながるというハナシなのか? と言う議論は残ります。

事故った時の安全性を謳うならHammerII でしょ。

2tトラックくらいなら、ブツかったってビクともしませんよ。

でも、そういうモンダイか?

そのリクツだと、軽自動車やNDロードスターなんて売っちゃいけないの?

同じ運転同じ速度域なら、間違いなくちゃんとしたスポーツカーは安全です。

ブレーキは効くし、ステアリングのムリはSUVなんかより圧倒的に優位です。

あ~~~ヤベヤベ

って時に、ちゃんとしたスポーツカーはアタらずに済むんです。

そもそも論になりますが、スポーツカーを買う層が同じ速度域では走らない、
そこに行き着いちゃうハナシになっちゃうんです。

PRIUS,AQUA,VITZ,FIT,デミオのような燃費重視の車両と
370ZやR35のような車両では、運転自体が同じ土俵で語れません。

こういう軽率な記事をポータルサイトにアップしてしまうような思慮が浅い
モータージャーナリストのせいで、スポーツカーはますます肩身が狭いです。

お父様と息子さんでZ34をお楽しみになっていらっしゃる弊社のお客様は
何名かいらっしゃいます。

安全じゃないから

と言う理由でスポーツカーが糾弾されてしまうなら、次世代、次々世代の
クルマって、画一的で没個性のただの移動手段になってしまうでしょう。

弊社のこの開発日記の

スポーツカーで感動したい

に、3年前に表題を変更しました。

サーキットって興味があるんだけど、敷居が高くて・・・・

と言うお客様に、弊社では正しく安全に道を開かせて頂いております。

先日、お父様とご子息様でZ34をお楽しみになっていらっしゃるお客様の
ECUを弊社製に上書きさせて頂きまた。

いったん、完全に純正に戻さないとダメなヤツだったので大変でした。

サーキットでは結果が出ているというECUだったらしいのですが、
親子でそのECUの乗りにくさにとてもとても辟易としておりまして、
Z34を売却してしまう、と言うハナシまで出ていました。

コレ以上書くと、お客様にも波及しそげなハナシなのでヤめときますが、
乗りにくさの原因、手に取るようにわかりました。

弊社製ECUにアップデートさせて頂きまして、先日、すぐにお父様から
メールを頂戴致しました。

**********************************

こんにちは、☆☆です。
昨日は、体調がよろしくないなか、何度も足を運んで頂きありがとう
ございました。
早速、夜に息子が試乗して帰って来ると、顔がにんまり
一言 スゲー良いよって言っていました。
今日も朝からゴルフに出掛けましたので、また良い報告があると思います。

**********************************

弊社が標榜する

スポーツカーで感動したい

その理念を、ひとつひとつ具現化できた瞬間です。

弊社にとってのチューニングは、お客様が感動して下さる車両作りです。

それ以上でも、それ以下でもありません。

タイム命

と言う車両を作るショップさんはいくらでもあります。

実績のあるショップさんもいっぱいあります。

弊社が他社さんと同じ事をやっても・・・・って、常日頃から標榜しています。

いくらタイムって言われても、息子さんが安くは無い投資を繰り返して、
どんどん悪くなっていく車両を、やっぱりお父様は黙っていられません。

こう言う声にも、弊社は耳を傾けていきます。

体力無いですケド。